帰ってきた赤城山の熊さん

恥ずかしながら、帰って参りました!(^_^ゞ

武田信玄は…鍋物が好き?(^_^)高崎市天竜護国寺

2016-07-23 11:29:00 | 日記

高崎市の天竜護国寺。コチラには、アノ武田信玄公ゆかりの物があるそうで…拝見にやって来ました(^_^ゞ

こじんまりとしたお寺だと思ったら…その昔は僧坊が300!もあった、関東一の大霊場だったンだそうで( ̄O ̄)
いまはワタシの他に誰も見えないけど…

本堂の正面に架かっているのは、勅額というンだそうで…小野東風(おののとうふう)サンの真筆だそうです。

ハテ( ・◇・)?小野東風サンて聞いたことあるけど…と思って、チョッと調べたらビックリ!花札で、雨に傘をさした貴族の絵柄がありますよネ。派手な衣を着て、黒いサボテンみたいのが垂れ下がってて…アレはサボテンじゃなく柳の木なンだそうです。
小野東風は平安時代の書家。ある時、スランプに陥って、自分には才能がないのだ!もう書道はやめよう!と思いながら、雨の道を歩いていると…道端の柳の木の枝に、一匹の蛙が飛びつこうとしているのを見つけます。何度も何度も蛙はジャンプしますが届きません。バカなやつだ!無駄な努力をして…と思って見ていると、一陣の風が吹いて枝が揺れた拍子に、蛙が見事に飛び移ったではありませんか!それを見た小野東風はハッとして、バカは自分だ…努力すれば自分にも必ずできる!そう決意して精進し、歴史に名を残す書家になったという…あの小さな花札に、そんな物語があったとは知らなかったなぁ(*^^*)でもコレを見に来たンじゃない…
このお寺には、アノ武田信玄公が煮炊きをした「信玄の鍋かけ石」なるモノがあるはず…本堂のまわりをグルリと回ってみたけれど、それらしき石は見当たらない。境内は手入れが行き届いてないようで、クモの巣は腕にくっ付くワ、蚊には刺されるワ…掃除くらいしとかんかい!(`へ´*)ノと言いたくなる。
どうしても見つからないので、住職のお住まいに声をかけて、教えていただいた(掃除のことは…言えなかった)(^o^;)

コレが…この落ち葉とクモの巣だらけの汚い石が…

確かに鍋は置けそうだけど…(ーー;)
こんな石?でも、もう少しキレイにして案内板の一枚でも設置したら、観光客が来るかもしれないのに…
ところで信玄公が、この辺りまで攻め込んできたとして、戦場で食べた鍋の中身は何だったンだろう?と調べてみたら、干した米をお湯にもどした雑炊に、焼いた味噌と芋の茎なンかを入れた程度だったらしい。鍋物が好きなワケじゃなかったンだ…
粗食で戦った戦国武将たちを思えば、たとえ貧しい食事でもオクサンに感謝しなくちゃ…( ̄~ ̄;)
ということで帰ろうとしたら…コレはチョッとブキミ…(゜゜;)

仏様の顔が赤い布でグルグル巻きに覆われてる…台座には女人講とある。

たしか赤い布は魔除けになるという…なンだか怖~い感じ(>_<)
お腹も空いたし、サッサと帰ろう~!(* ̄∇ ̄)ノ今夜も…美味しい雑炊かな?

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