昨年の秋、夏以降に採卵した稚魚と育ちが悪くて稚魚水槽に残ってしまったメダカ達が
このままでは屋外で越冬出来ないかもしれないと思い購入したプラ舟ジャンボ400。
その名の通り400リットルも入る巨大容器です。
1リットルに対し1匹と考えても400匹は飼える。
これなら水温の変化も水質の変化も激しくならないだろうからと考え購入しました。
真冬はより水温が下がらないように、こんな感じにしてみました。
効果は期待通り!
減った水を足すだけで、あとは放ったらかし。楽々飼育で冬を越す事が出来ました。
春には、少し成長した稚魚や幼魚達が餌に群がり至福の時を与えてくれました。
そして夏を迎え、連日35℃を越す暑い日が続きました。
水温が心配になり1日で一番暑くなるだろう2時から3時に確認してみました。
真夏の暑さの中でもこの巨大水槽の水温は水面こそぬるくなっていましたが
少し中に手を入れてみると中はひんやりしています。
やはり巨大水槽の効果は絶大だと感じました。
減った水の水足しと朝1回の餌やりだけで、あとは自然任せ。
1年を通して楽々飼育も可能なのでは?と思わせるほどでした。
そんなある日、水槽の角にメダカが妙に集まってるのを発見しました。
何故?何かあった?
1・2匹の★を発見しましたが300匹以上入っているので、心配するほどではないし
水の臭いを確認しても問題は無さそう。水温も問題ない。
そこには何か良い物でもある?とさえ考えました。
少し気にはなりましたが、私はいつものように20リットル程度の水足しをし
様子をみることにしました。
しかし次ぐ日も、その次ぐ日も同じように角に集まっていました。
やはり何匹かの★は発見するものの、他のメダカ達は元気に泳いでいます。
底の水も吸い出してみましたが、以外に綺麗でした。
ん~ 分からない。
そんなある日、結構強い雨が1日中降り続きました。
これで、水質だとしても改善されるだろうと思いました。
メダカ達も喜んでいるように見えました。
屋外水槽は全て溢れて、孵化水槽の産まれたての仔魚はかなり流されてしまいましたが
成魚達にとっては水槽の水質が浄化されて良かったと思いました。
確かに幾つかの水槽では水が透き通ってさえいました。
特にこの巨大水槽ではそうそう水替えなんて出来ません。1/4でも100リットルですから。
そもそも、これだけ大きければ水質の急変は考えにくいし、雨が降れば水質は浄化される。
水替えしなくて済むのでは?とさえ考えていました。
その雨を境に、猛暑がやってきました。連日37℃オーバーです。
38℃を超える日さえありました。
全ての水槽の水温を確認してありましたから、水温が高くなる水槽には日よけをしました。
メダカ達は以外に元気にしていました。
しかし、
ある朝、巨大水槽で20匹以上の大量死を発見しました。
あわてていつもより沢山の水を投入し、少しは改善してくれ!と願いながら会社へ。
帰宅後、もっと沢山の★を発見することになってしまいました。
水温が高くなっているので急に水を入れ替えることも出来ず。
次ぐ日は休日だったので、少し水を投入して様子をみました。
しかし、1度★になりだしたら簡単には改善されませんでした。
メダカを飼育しだして2年になりますが、最悪の日になりました。
油断がありました。
過信がありました。
我が侭がありました。
100% 私のせいです。
ごめんなさい。
この経験を決して無駄にはしません。
巨大水槽は今、底砂を増量してバクテリアが増えてきたみたいで安定しています。
睡蓮とナガバオモダカも投入しました。
残ったメダカ達が元気を取り戻してくれています。
金魚水槽も危険を感じたのでリセット中で、こちらに合流しました。
私の心も少し癒されて来ています。