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マーケット・ディーラー ~日本株、為替、穀物、石油他~

ヘッジファンド・ディーラー歴15年の運営者が送るマーケット・リポート。

東京株式市場 大引け概況 日経平均続伸 前日比265円20銭高

2007-12-06 16:15:47 | Weblog
 6日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比265円20銭(1.69%)高の1万5874円08銭で今日の取引を終了した。

 前日のNY市場では、ADP11月全米雇用リポートが市場予想を大幅に上回る内容だった事から、雇用情勢の堅調さを背景に景気減速懸念が後退すると共に、7日発表の11月米雇用統計への期待感が高まった事などから、NY株は急反発する展開となった。また、世界的なコンピューター需要の高まりを背景に、ハイテク関連銘柄が全般的に買われ、相場全体を押し上げた。

 今日の東京市場では、雇用情勢の堅調さを背景に米景気減速懸念が後退すると共に、円相場が円安方向へとシフトしている事を好感し、日経平均は主力株などを中心に買い注文が広がり、寄り付き後には上げ幅が200円を超え1万5800円台を回復した。その後も高値圏で推移するものの、1万5900円に接近すると戻り売りに押し戻され、やや伸び悩む展開となった。

 午後に入ると、手掛かり難に加え、午前の取引での上値の重さを嫌気し、先物への売りが重石となると日経平均は伸び悩む展開となった。やはり来週にかけての重要イベントを控え、上値追いには慎重な向きも多く、それらの内容を見極めたいとの思惑が強かった様だ。しかし、終盤に金融セクターが一段高となって相場を押し上げると、大引けにかけてじり高となり、この日の高値圏で取引を終えた。

 東証1部の売買代金は概算で2兆7007億円、売買高は19億378万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1069、値下がりは506、変わらずは143だった。

 個別銘柄では、金融・不動産セクターなどの内需関連銘柄が総じて高い。また資源・海運セクターやハイテク・機械株も高い。その他には、信越化、BS、トヨタ、NTTなどが高かった。一方、医薬品・鉄道株のようなディフェンシブ株がさえない。その他には、JT、カシオ、スズキ、ソフトバンク、JR西日本などが安かった。

 大証の日経平均先物12月物も続伸し、前日比280円高の1万5930円で今日の取引を終了した。一方、シンガポール市場の日経平均先物12月物は、前日の清算値と比べ260円高の1万5910円で今日の取引を終了した。

 前日のNY市場が、雇用情勢の底堅さを背景に米景気減速懸念が後退した事で急反発し、それに伴い主要通貨に対しドルのショートカバーが膨らんだ事で、円相場が大きく円安方向へ振れた事などを好感し、日経225先物も買いが先行して始まった。その後は1万5800円台で底堅く推移するものの、1万5900円が上値抵抗線となって伸び悩んだ。

 午後に入ると、手掛かり難に加え、今夜の欧州の金融政策の動向や明日の米雇用統計の発表を控え、模様眺めムードが強まった事で、利益確定の売りなどから伸び悩む展開となった。ただ、取引終盤にかけて金融セクターやハイテク株が主導し日経平均が一段高となると、先物へもショートカバーの動きが再び強まり、大引けにかけ1万5900円台を回復し、この日の高値で取引を終えた。TOPIX先物12月物も続伸し、前日比24.0ポイント高の1555.5で取引を終えた。日経平均オプション12月物はコールのロングが優勢。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで膠着感を強め、15時時点では前日の17時時点に比べて42銭円安・ドル高の1ドル=110円90―95銭前後で推移している。

 前日の海外市場では、ADP発表の11月全米雇用リポートが市場予想を大幅に上回る内容で、雇用情勢の堅調さを背景に米景気減速懸念が後退した事で、主要通貨に対してドルのショートカバーが出る一方、NY株の急反発を受けリスク志向の回復から、円キャリー圧力による円売り・ドル買いの流れが優勢となった。

 今日の東京市場ではこうした流れを受け、朝方から円売り・ドル買いが先行して始まった。その後も、日経平均が堅調に推移している事から、円キャリー再開への安心感が広がって一段の円売り・ドル買いを誘い、昼前にかけて円は111円19銭まで下げる場面もあった。

 午後に入ると、午前までの円売り・ドル買いが一巡し、実需筋による円買い・ドル売りの動きから110円台後半まで下げ渋ると、その後は今夜のイングランド銀行の金融政策決定会合やECB理事会の動向を見極めたいとの思惑から、手控えムードが強まり動意に乏しい展開となった。

 円は対ユーロでも小動きとなっており、15時時点では前日の17時時点と比べて83銭円高・ユーロ安の1ユーロ=162円04―06銭前後で推移している。

 前日の海外市場では、欧米の株式市場が大幅高となった事で円キャリートレード再開による円売り・ユーロ買いが出る一方、予想以上に米労働市場が堅調だった事を背景に、来週のFOMCでの大幅利下げ観測が後退し、ドルが対ユーロで急速に買い戻された事から、対円でも次第にユーロは売りが優勢となっていった。

 今日の東京市場でも海外市場の流れを引き継ぎ、円買い・ユーロ売りが先行して始まった。しかし、その後は日経平均が堅調な動きを見せた事で円の売り戻し圧力が強まり、円は昼にかけて伸び悩む展開となり、162円48銭まで上げ幅を縮小する場面もあった。

 午後に入ると、午前の円売りも一巡し、ポジション調整から円が162円付近まで戻した後は、今夜のイングランド銀行とECBの金融政策の行方を見極めたいとの思惑から、見送りムードが強まり小動きとなっている。

東京株式市場 寄り付き概況 日経平均続伸 前日比173円52銭高

2007-12-06 09:24:11 | Weblog
 6日の東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、前日比173円52銭高の1万5782円40銭で寄り付いた。

 前日のNY市場では、ADP11月全米雇用リポートが市場予想を大幅に上回る内容だった事から、雇用情勢の堅調さを背景に景気減速懸念が後退すると共に、7日発表の11月米雇用統計への期待感が高まった事などから、NY株は急反発する展開となった。また、世界的なコンピューター需要の高まりを背景に、ハイテク関連銘柄が全般的に買われ、相場全体を押し上げた。

 今日の東京市場では、雇用情勢の堅調さを背景に米景気減速懸念が後退すると共に、円相場が円安方向へとシフトしている事を好感し、日経平均は主力株などを中心に買い注文が広がり、寄り付き後には上げ幅が200円を超え1万5800円台を回復した。

 大証の日経平均先物12月物も続伸して始まり、前日比210円高の1万5860円で寄り付いた。一方、シンガポール市場の日経平均先物12月物は、前日の清算値と比べ215円高の1万5865円で寄り付いている。なお、シカゴ市場の日経平均先物12月物の清算値は1万5860円であった。

 前日のNY市場が、雇用情勢の底堅さを背景に米景気減速懸念が後退した事で急反発し、それに伴い主要通貨に対しドルのショートカバーが膨らんだ事で、円相場が大きく円安方向へ振れた事などを好感し、日経225先物も買いが先行して始まっている。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで続落して始まり、9時時点では前日の17時時点に比べて36銭円安・ドル高の1ドル=110円88―90銭前後で推移している。

 前日の海外市場では、ADP発表の11月全米雇用リポートが市場予想を大幅に上回る内容で、雇用情勢の堅調さを背景に米景気減速懸念が後退した事で、主要通貨に対してドルのショートカバーが出る一方、NY株の急反発を受けリスク志向の回復から、円キャリー圧力による円売り・ドル買いの流れが優勢となった。

 今日の東京市場ではこうした流れを受け、朝方から円売り・ドル買いが先行して始まっている。

 円は対ユーロで反発して始まり、9時時点では前日の17時時点と比べて99銭円高・ユーロ安の1ユーロ=161円88―92銭前後で推移している。

 前日の海外市場では、欧米の株式市場が大幅高となった事で円キャリートレード再開による円売り・ユーロ買いが出る一方、予想以上に米労働市場が堅調だった事を背景に、来週のFOMCでの大幅利下げ観測が後退し、ドルが対ユーロで急速に買い戻された事から、対円でも次第にユーロは売りが優勢となっていった。

 今日の東京市場でも海外市場の流れを引き継ぎ、円買い・ユーロ売りが先行して始まっている。

NYマーケットの動向 NY株急反発 雇用情勢堅調

2007-12-06 08:10:40 | Weblog
 5日のNY株式市場は急反発し、NYダウは前日比196ドル23セント高の1万3444ドル96セント、S&P 500は22.22ポイント高の1485.01、ナスダックは46.53ポイント高の2666.36で取引を終えた。

 米景気減速への懸念が強まりつつある中、この日発表されたADP11月全米雇用リポートが、市場予想を大幅に上回る内容だった事から、雇用情勢の堅調さを背景に景気減速懸念が後退すると共に、7日発表の11月米雇用統計への期待感が高まった事などから、NY株は急反発する展開となった。

 一方で、この日の株価上昇を牽引したのがハイテク株で、世界的なコンピューター需要の高まりを背景に、半導体最大手のインテルの投資判断引き上げや、ソフトウェア大手のオラクル株が買い推奨リストに挙げられた事から、ハイテク関連銘柄が全般的に買われ、相場全体を押し上げた。

 なお、シカゴ市場の日経平均先物12月物の清算値は1万5860円で、大証終値1万5650円を210円上回って終了した。

 一方、NY外国為替市場で円は対ドルで反落し、前日比1円05銭円安・ドル高の1ドル=110円90―95銭で取引を終えた。

 ADP発表の11月全米雇用リポートが市場予想を大幅に上回る内容で、雇用情勢の堅調さを背景に米景気減速懸念が後退した事で、主要通貨に対してドルのショートカバーが出る一方、NY株の急反発を受けリスク志向の回復から、円キャリー圧力による円売り・ドル買いの流れが優勢となった。

 円は対ユーロで反発し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=162円00―05銭で取引を終えた。

 欧米の株式市場が大幅高となった事による円キャリートレード再開で円売り・ユーロ買いが出る一方、予想以上に米労働市場が堅調だった事を背景に、来週のFOMCでの大幅利下げ観測が後退し、ドルが対ユーロで急速に買い戻された事から、対円でも次第にユーロは売りが優勢となっていった。

株式投資の実例

2007-12-05 19:30:38 | Weblog
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東京株式市場 大引け概況 日経平均反発 前日比128円69銭高

2007-12-05 18:35:25 | Weblog
 5日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比128円69銭(0.83%)高の1万5608円88銭で今日の取引を終了した。

 前日のNY市場では、ドイツ銀行に引き続きJPモルガン・チェースが、サブプライム問題に端を発する信用市場の混乱による損失の拡大や、それに伴うM&Aの減速などを背景に、証券大手4社の2008年の利益見通しを引き下げた事が嫌気され、金融セクター全般が売られた事が重石となり、終日軟調な展開となった。

 今日の東京市場では、前日のNY株の下げに加え、円相場が109円台まで上昇している事を嫌気し、日経平均は売りが先行して始まり、寄り付き後には下げ幅が100円を超え1万5400円を割り込んだ。その後は一時下げ渋る場面もあったが、総じて商いは低調な中を1万5400円を挟み一進一退を繰り返した。信用不安や米景気減速懸念から上値は重いが、イベントリスクが意識され下値を売る展開とはならず、見送りムードが強かった。

 午後に入ると、信用市場での取引で巨額の損失を出している英ノーザン・ロックが国有化される可能性があるとの報道により、信用不安への懸念が後退するとの期待感から、円相場が急速に円安方向へと振れると、先物主導でショートカバーの動きが強まると日経平均は上げに転じた。その後もハイテク株などが牽引する形で、じり高となり、引けにかけては1万5600円台を回復して終わった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆6785億円、売買高は20億6665万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1031、値下がりは597、変わらずは92だった。

 個別銘柄では、小売・食品株や鉄道株などが総じて堅調。またハイテク株も高かった。その他には、富士フィルム、武田、ダイキン、ソフトバンク、三菱UFJ、みずほFGなどが高かった。一方、資源・海運セクターや不動産株が安かった。その他には、東エレク、三井住友FGなどが安かった。

 大証の日経平均先物12月物も反発し、前日比180円高の1万5650円で今日の取引を終了した。一方、シンガポール市場の日経平均先物12月物は、前日の清算値と比べ200円高の1万5655円で取引を終えた。

 前日のNY市場が信用市場への警戒感を背景に終日軟調に推移すると共に、円相場も再び109円台まで上昇した事などを嫌気し、日経225先物は売りが先行して始まった。一時100円超まで下げ幅を拡大する場面もあったが、その後はイベントリスクを警戒し下げ渋ると、前引けにかけて小安い水準での値動きに終始した。

 午後に入ると、英銀ノーザン・ロックの国有化報道を契機に、金融システム安定化に寄与するとの期待感から円の売り戻しが膨らむと、日経225先物にも急速にショートカバーの動きが広がり上げに転じた。その後も引けにかけてじりじりと上げ幅を拡大して行き、引け前には一時200円超上げる場面もあった。TOPIX先物12月物は反発し、前日比19.5ポイント高の1531.5で取引を終えた。日経平均オプション12月物はコールのロングが優勢。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで反落し、17時時点では前日同時点に比べ27銭円安・ドル高の1ドル=110円51―54銭前後で推移している。

 証券各社の利益見通しの引き下げなどを背景に、NY株が軟調に推移した事でリスク回避の動きが強まる一方、FOMCでの追加利下げ観測などを背景にドルがユーロなどに対し弱含んだ事もあり、円買い・ドル売りの流れが優勢となった。

 今日の東京市場ではこうした流れを引き継いで、円買い・ドル売りが先行して始まっているが、手掛かり難に加え、重要イベントを控えている事もあり、手控えムードから動意に乏しい展開となった。しかし、昼前にかけて英銀ノーザン。ロックの国有化報道が伝わると、信用不安への懸念が後退するとの期待感から、急速に円売り・ドル買いへと振れた。

 午後に入っても、日経平均が上げに転じた事や、シカゴ市場のGLOBEXが堅調に推移している事から、リスク志向の回復で一段の円売りを誘い、夕方にかけて円はじりじりと下げ幅を拡大し、一時110円69銭まで売られた。その後はポジション調整からやや下げ渋る展開となり、110円台半ばで一進一退となっている。


 円は対ユーロで大幅に反落し、17時時点では前日同時点と比べて1円04銭円安・ユーロ高の1ユーロ=162円84―87銭前後で推移している。

 前日の海外市場で、信用市場の混乱や米景気減速懸念を背景に、欧米の株式市場が軟調に推移しリスク圧縮の動きが出る一方で、米金利先安観を背景にユーロがドルに対して大幅に上昇した事から、対円でもユーロ買いのほうがやや優勢となった。

 今日の東京市場でも海外市場の流れを受け、朝方から円売り・ユーロ買いが先行して始まっているが、その後は手掛かり難や重要イベントを控え模様眺めムードが強まった。しかし、昼前に英銀ノーザン。ロックの国有化報道が伝わると、信用リスクへの警戒感が後退し、円の売り戻しが急速に進行した。

 午後に入ると、円安基調を好感し日経平均が上げに転じた事もあり、リスク資産への見直しが一段と進んだ事で、円売り・ユーロ買いの流れを支援すると、一時163円前半まで円は下げ幅を拡大する場面もあった。その後は夕方にかけて円売りの動きが一服すると、利益確定の円買い・ユーロ売りなども出てやや下げ渋っている。

東京株式市場 寄り付き概況 日経平均続落 前日比61円24銭安

2007-12-05 09:27:32 | Weblog
 5日の東京株式市場で日経平均株価は続落して始まり、前日比61円24銭安の1万5418円95銭で寄り付いた。

 前日のNY市場では、ドイツ銀行に引き続きJPモルガン・チェースが、サブプライム問題に端を発する信用市場の混乱による損失の拡大や、それに伴うM&Aの減速などを背景に、証券大手4社の2008年の利益見通しを引き下げた事が嫌気され、金融セクター全般が売られた事が重石となり、終日軟調な展開となった。

 今日の東京市場では、前日のNY株の下げに加え、円相場が109円台まで上昇している事を嫌気し、日経平均は売りが先行して始まり、寄り付き後には下げ幅が100円を超え1万5400円を割り込んでいる。

 大証の日経平均先物12月物も、前日比40円安の1万5430円で寄り付いた。一方、シンガポール市場の日経平均先物12月物は、前日の清算値と比べ5円高の1万5460円で寄り付いている。なお、シカゴ市場の日経平均先物12月物の清算値は1万5445円であった。

 前日のNY市場が信用市場への警戒感を背景に終日軟調に推移すると共に、円相場も再び109円台まで上昇した事などを嫌気し、日経225先物は売りが先行して始まっている。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで続伸して始まり、9時時点では前日の17時時点に比べ40銭円高・ドル安の1ドル=109円84―87銭前後で推移している。

 証券各社の利益見通しの引き下げなどを背景に、NY株が軟調に推移した事でリスク回避の動きが強まる一方、FOMCでの追加利下げ観測などを背景にドルがユーロなどに対し弱含んだ事もあり、円買い・ドル売りの流れが優勢となった。

 今日の東京市場ではこうした流れを引き継いで、円買い・ドル売りが先行して始まっているが、手掛かり難に加え、重要イベントを控えている事もあり、手控えムードから動意に乏しい展開となっている。

 円は対ユーロで反落して始まり、9時時点では前日の17時時点と比べて37銭円安・ユーロ高の1ユーロ=162円17―22銭前後で推移している。

 前日の海外市場で、信用市場の混乱や米景気減速懸念を背景に、欧米の株式市場が軟調に推移しリスク圧縮の動きが出る一方で、米金利先安観を背景にユーロがドルに対して大幅に上昇した事から、対円でもユーロ買いのほうがやや優勢となった。

 今日の東京市場でも海外市場の流れを受け、朝方から円売り・ユーロ買いが先行して始まっているが、その後は手掛かり難や重要イベントを控え模様眺めムードが強まっている。

NYマーケットの動向 NY株続落 証券会社の業績悪化懸念

2007-12-05 08:08:15 | Weblog
 4日のNY株式市場は続落し、NYダウは前日比65ドル84セント安の1万3248ドル73セント、S&P500は9.63ポイント安の1462.79、ナスダックは17.30ポイント安の2619.83で取引を終えた。

 この日のNY市場は、米景気の先行きに不透明感が強まる中、前日のドイツ銀行に引き続きJPモルガン・チェースが、サブプライム問題に端を発する信用市場の混乱による損失の拡大や、それに伴うM&Aの減速などを背景に、証券大手4社の2008年の利益見通しを引き下げた事が嫌気され、金融セクター全般が売られ終日軟調な展開となった。また、このところの原油相場の急落を受け、エネルギー株がさえない展開となった事も重石となったようだ。ただ、7日の雇用統計の発表や10日のFOMCなど重要イベントを控え、見送りムードも強かった。

 なお、シカゴ市場の日経平均先物12月物の清算値は1万5445円で、大証終値1万5470円を25円下回って終了した。

 一方、NY外国為替市場で円は対ドルで続伸し、前日比75銭円高・ドル安の1ドル=109円70-75銭で取引を終えた。

 証券各社の利益見通しの引き下げなどを背景に、NY株が軟調に推移した事でリスク回避の動きが強まる一方、FOMCでの追加利下げ観測などを背景にドルがユーロなどに対し弱含んだ事もあり、円買い・ドル売りの流れが優勢となった。

 円は対ユーロで反落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=162円10―15銭で取引を終えた。

 信用市場の混乱や景気減速懸念を背景に、欧米の株式市場が軟調に推移した事でリスク圧縮の動きが出る一方で、米金利先安観を背景にユーロがドルに対して大幅に上昇した事から、対円でもユーロ買いのほうがやや優勢となった。

株式投資の実例

2007-12-04 19:19:01 | Weblog
報道規制された国際情勢、政・財界の真相を知りたければ、

世界情勢 国際情勢 デリバティブ取引 買収技術 ニュース解説(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/)
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今、経営者やディーラーの間で話題となっている最新経営技術として、ブランディング・テクニックとオペレーション・テクニックがあります。それを学べる場所は無に等しいといえます。
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こうした報道機関の現状に嫌気がさしている方々には朗報があります。

メディアの明日 <テレビと新聞のニュースが死ぬ日> (http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50026856.html)

を御覧ください。
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東京株式市場 大引け概況 日経平均続落 前日比148円78銭安

2007-12-04 18:16:56 | Weblog
 4日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比148円78銭(0.95%)安の1万5480円19銭で今日の取引を終了した。

 前日のNY市場では、さえない経済指標の発表や、ボストン連銀総裁が今後2四半期の米経済は長期的な潜在成長率を大幅に下回るペースで推移するとの見通しを示した事で、景気減速感が一段と強まり相場全体を圧迫する一方、追加利下げ観測などが相場を下支えし、総じて方向感に乏しい展開となった。

 今日の東京市場では、米景気減速懸念が強まった事が重石となると共に、円相場が円高方向へと振れている事もあり、昨日に引き続き戻り売りが上値を抑え、朝高後は日経平均はマイナス圏に沈み軟調な展開となった。来週にかけて重要イベントを控え積極的な買いが手控えられる一方、前週の大幅上昇への反動からポジション調整の売りも相場を下押しし、前引けにかけてじりじりと下げ幅を拡大していった。

 午後に入ると、上値の重くなってきたところに先物への大口売りが断続的に仕掛けられると、日経平均も連れて一段安の展開となった。米景気の先行き不透明感などから海運・資源セクターや機械株などの景気関連株が下げを主導する格好となり、一時は円相場が円高方向へ振れた事も相まって、1万5400円台半ばまで下げる場面もあった。ただ、イベントリスクを抱えている為に、過度にショートへ振る動きも限定的で、大引けにかけてはやや下げ渋る展開となった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆4122億円、売買高は19億4380万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は302、値下がりは1345、横ばいは72だった。

 個別銘柄では、JT、アサヒ、アステラス、第一三共、日立、JR東日本、NTTなどが上げた。一方、資源・海運セクターや機械株の下げが顕著。また金融セクターもさえない。その他には、トヨタ、ソニーなどの主力株も軒並み安い。

 大証の日経平均先物12月物は続落し、前日比230円安の1万5470円で今日の取引を終了した。一方、シンガポール市場の日経平均先物12月物は、前日の清算値と比べ250円安の1万5455円で取引を終了した。

 前日のNY株が米景気減速懸念などを背景に軟調に推移した事や、円相場が円高方向へと傾いた事などを嫌気し、日経225先物は売りが先行して始まった。その後も買い手不在の中、戻り売りが優勢となりじりじりと下げ幅を拡大して行き、一時1万5540円まで下げ幅を拡大する場面もあった。

 午後に入ると、景気の先行き不透明感を背景に先物への断続的な大口売りが仕掛けられると、日経225先物は一段安の展開となり、円相場が円高へと振れた事も嫌気されると、一時1万5430円まで下げ幅を拡大した。その後、引けにかけては安値圏でもみ合いを続け、4日ぶりに1万5500円を割り込んで取引を終えた。TOPIX先物12月物は4営業日ぶりに反落し、前日比28.5ポイント安の1512.0で今日の取引を終了した。日経平均オプション12月物はプットのロングが優勢。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで反発し、17時時点では前日の同時点に比べて24銭円高・ドル安の1ドル=110円26―29銭前後で推移している。

 前日の海外市場では、さえない米経済指標の発表や、ボストン連銀総裁が講演で景気が下振れるとの見方を示した事から、景気減速懸念が強まる一方、来週のFOMCでの利下げの見方が強まっている事から、日米の金利差縮小を背景に円買い・ドル売りが優勢となった。

 今日の東京市場でもこうした流れを引き継いで、円買い・ドル売りが先行して始まった。その後、日経平均が軟調に推移している事もあり、リスク回避による円の買い戻しから、110円27銭まで上げ幅を拡大した。しかし、その後は手掛かり難に加え、来週のFOMCなどの重要イベントを控えポジションを傾けづらい事から、総じて小幅なレンジでのもみ合いに終始した。

 午後に入ると、日経平均が一段安となって下げ幅を拡大した事や、海外の金融機関がサブプライム問題で追加損失を計上するとの噂を手掛かりに、円の買い戻し圧力が強まり、一時110円13銭まで買い進められる場面もあった。ただ、その後は再び見送りムードが強まった事で、夕方にかけて小幅なレンジでの値動きとなった。

 円は対ユーロで続伸し、17時時点では前日の同時点と比べ62銭円高・ユーロ安の1ユーロ=161円77―80銭前後で推移している。

 前日の海外市場では、世界的に株価が軟調に推移した事に加え、信用市場における不透明感が重石となった事で、リスク回避による円の買い戻しが優勢となった。

 今日の東京市場ではこうした流れを引き継いで、円の買い戻しが優勢となって始まった。その後も日経平均が軟調に推移している事から、クロス円を中心にリスク回避目的の円買いがじりじりと強まり、昼にかけて円は強含みの展開となった。

 午後に入ると、海外の金融機関が信用市場での取引で追加の評価損を計上するとの噂が広がると共に、日経平均が一段安となった事から、リスク圧縮による円買い・ユーロ売りが強まり、一時161円台半ばまで上昇する場面もあった。ただ、その後は来週にかけて続く重要イベントを控え、見送りムードが強まり、ポジション調整の動きに終始した。

東京株式市場 寄り付き概況 日経平均続落 前日比15円8銭安

2007-12-04 09:37:23 | Weblog
 4日の東京株式市場で日経平均株価は続落して始まり、前日比15円08銭安の1万5613円89銭で寄り付いた。

 前日のNY市場では、さえない経済指標の発表や、ボストン連銀総裁が今後2四半期の米経済は長期的な潜在成長率を大幅に下回るペースで推移するとの見通しを示した事で、景気減速感が一段と強まり相場全体を圧迫する一方、追加利下げ観測などが相場を下支えし、総じて方向感に乏しい展開となった。

 今日の東京市場では、米景気減速懸念が強まった事が重石となると共に、円相場が円高方向へと振れている事もあり、昨日に引き続き戻り売りが上値を抑える展開となり、日経平均は軟調となっている。

 大証の日経平均先物12月物は続落して始まり、前日比50円安の1万5650円で寄り付いた。一方、シンガポール市場の日経平均先物12月物は、前日の清算値と比べ55円安の1万5650円で寄り付いている。なお、シカゴ市場の日経平均先物12月物の清算値は1万5635円であった。

 前日のNY株が米景気減速懸念などを背景に軟調に推移した事や、円相場が円高方向へと傾いた事などを嫌気し、日経225先物は売りが先行して始まっている。

 一方、東京外国為替市場で円は対ドルで幅ながら反発して始まり、9時時点では前日17時時点に比べ5銭円高・ドル安の1ドル=110円45―48銭前後で推移している。

 前日の海外市場では、さえない米経済指標の発表や、ボストン連銀総裁が講演で景気が下振れるとの見方を示した事から、景気減速懸念が強まる一方、来週のFOMCでの利下げの見方が強まっている事から、日米の金利差縮小を背景に円買い・ドル売りが優勢となった。

 今日の東京市場でもこうした流れを引き継いで、円買い・ドル売りが先行して始まっている。

 円は対ユーロで続伸して始まり、9時時点では前日の17時時点と比べ40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=162円04-07銭前後で推移している。

 前日の海外市場では、世界的に株価が軟調に推移した事に加え、信用市場における不透明感が重石となった事で、リスク回避による円の買い戻しが優勢となった。

 今日の東京市場ではこうした流れを引き継いで、円の買い戻しが優勢となって始まっている。