マーケット・ディーラー ~日本株、為替、穀物、石油他~

ヘッジファンド・ディーラー歴15年の運営者が送るマーケット・リポート。

国内マーケットの動向 日経平均急反発 世界的な景気底入れ期待

2009-04-30 16:11:21 | Weblog
2009年4月30日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  8828円26銭  前日比334円49銭高

日経平均先物6月物(大証) 8860円  前日比350円高

日経平均先物6月物(シンガポール) 8865円  前日比335円高

東証1部売買代金  1兆6717億円

東証1部売買高    25億1636万株 

(概況)

国内外で景気底入れへの期待感が高まる一方、外為市場での円安の動きもサポート要因となり、今日の東京市場はほぼ全面高の展開となった。朝方発表された3月の鉱工業生産指数が市場予想を上回っただけでなく、先行き見通しも大きく改善の方向になった事で、4-6月期に日本経済が回復基調に乗るとの期待感が広がり、市場心理を明るくしたようだ。午後に、クライスラーの債務削減交渉が決裂し、破産法申請の公算が高まったとの一部報道が伝わるも、市場の反応は限定的だった。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=97円33―36銭 前日比1円46銭 円安

(概況)

米国で景気底入れへの期待が高まっった事や、FOMCで量的緩和策の拡大を見送った事などを手掛かりに、前日のNY市場ではドル/円買いが強まったものの、東京市場ではそうした動きも一巡した。午後には、クライスラーの破産法申請の公算が高まったとの一部報道を受け、リスク回避の思惑からドル/円はやや伸び悩む場面が目立った。


ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=129円44―50銭 前日比4円58銭 円安

(概況)

世界的な景気底入れ期待の高まりを背景に各国の株式市場が大幅高となった事で、リスクテイクの動きが再燃し、今日の東京市場ではユーロ/円に買い戻しの動きが急速に広がった。午前には一時130円台前半まで急騰したものの、その後は買い戻しの動きが一服すると共に、クライスラー破綻の公算が強まったとの一部報道から、リスク回避のユーロ/円売りで伸び悩んだ。

FOMC声明文

2009-04-30 09:41:07 | Weblog
4月29日のFOMC声明

3月の前回会合以降に入手した情報は、経済の縮小継続を示しているものの、そのペースは幾分か緩やかになったように見受けられる。家計の支出には安定化の兆しがみられるが、失業と住宅資産の減少、厳格な信用条件に依然抑制されている。売上高減少見通しと信用獲得が困難であることから、企業は在庫を圧縮し固定投資を縮小、人員を削減した。3月会合以降、金融市場の状況が幾分か緩和したことが一因となり、経済見通しはやや持ち直したが、経済活動は当面、弱い状況が続く可能性が高い。しかしながら金融市場と金融機関の安定化を目指した政策行動と財政・金融刺激策、そして市場の力が作用し、物価安定を背景に持続が可能な経済成長の緩やかな再開に貢献すると委員会は引き続き予想する。

国内外の経済でたるみが増大していることに鑑み、委員会はインフレは抑制された状態が続くとみている。またインフレ率は長期的な経済成長と物価安定を促進するうえで最適な水準を一定期間にわたり下回るリスクがある。

連邦準備制度はこの環境において、経済回復と物価安定の保持に向けて、可能な手段すべてを活用する。委員会はフェデラルファンド金利誘導目標を0%から0.25%のレンジで据え置き、経済状況が長期にわたって、FF金利の異例な低水準を正当化する可能性が高いと想定している。先の発表に基づき、住宅ローン貸し出しと住宅市場への支援を強化し、さらには民間信用市場全体の改善を促すため、委員会は年末までに住宅ローン担保証券を最大1兆2500億ドル、政府機関債を最大2000億ドル購入する。委員会はこれに加え、秋までに米国債を最大3000億ドル買い取る。委員会は今後も、経済見通しと金融市場の状況の変化に合わせ、こうした証券を購入する時期と全般的な規模を判断していく。FRBは家計や企業向けの信用供与を助けつつ、流動性プログラム各種を通じて金融市場の機能を支援している。委員会は今後も、金融、および経済状況の動向に鑑み、FRBのバランスシートの規模と構成内容を慎重に監視していく。

このFOMCの金融政策に対し、バーナンキ議長、ダドリー副議長、デューク理事、エバンス総裁、コーンFRB副議長、ラッカー総裁、ロックハート総裁、タルーロ理事、ウォーシュ理事、イエレン総裁が賛成した。

NYマーケットの動向 NY株反発 景気悪化に底打ちの兆し

2009-04-30 07:16:49 | Weblog
2009年4月29日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  8185ドル73セント  前日比168ドル78セント高

S&P500   873.64   前日比18.48ポイント高

ナスダック   1711.94   前日比38.13ポイント高

日経平均先物6月物(シカゴ) 8815円  大証比305円高

NY原油6月物 1バレル=50ドル97セント  前日比1ドル05セント高

(概況)

米国の1-3月期GDPは年率6.1%のマイナス成長となったものの、FOMCが声明で米国の景気鈍化のペースが緩やかになっているとの見通しを示した事で、米国経済の悪化は最悪期を脱したとの見方が広がった。また、財務省が不良資産買い取りの官民合同ファンドに約1兆ドルの応募があったと発表し、金融システムに対する懸念が後退した事もサポート要因となった。


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=97円65―70銭  前日比1円20銭 円安

(概況)

FOMC声明において米国の景気鈍化のペースが緩やかになっているとの見通しを示すと共に、ゼロ金利政策は当面維持するものの、量的緩和策の拡大を見送った事でドル買い戻しの流れが加速し、ドル/円は一時98円付近まで上昇した。


ユーロ/円 1ユーロ=129円55―60銭 前日比2円80銭 円安

(概況)

ユーロ圏のマクロ環境に一部改善の兆しが見え始めた事に加え、この日は世界的な株価の上昇によるリスクテイクの流れが強まった事で、ユーロ/円への買い戻しが急速に広がり、一時130円台を回復する場面もあった。

NYマーケットの動向 NY株反落 豚インフルエンザの感染拡大を懸念

2009-04-28 07:17:08 | Weblog
2009年4月27日(米国時間)

<NY株式市場>

NYダウ  8025ドル00セント  前週末比51ドル29セント安

S&P500   857.51   前週末比8.72ポイント安

ナスダック  1679.41    前週末比14.88ポイント安

日経平均先物6月物(シカゴ) 8835円  大証比85円高

NY原油6月物 1バレル=50ドル14セント  前週末比1ドル41セント安

(概況)

豚インフルエンザの感染拡大による世界経済への影響が懸念され、ホテル・旅客事業関連や石油株を中心に売りが優勢となった。ただ、豚インフルエンザ治療薬の需要から医薬品株が買われる一方、ゼネラル・モーターズの債務削減計画が好感されGM株が大幅高となった事が、相場を下支えする格好となった。


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=96円70―75銭  前週末比45銭 円高

(概況)

豚インフルエンザの感染拡大による世界経済への影響が懸念され、リスク回避による円買いの動きが優勢となり、ドル/円は強含みの展開となった。ただ、安全資産としてのドル需要がドル/円の下値を支え、ドルは底堅さをうかがわせた。


ユーロ/円 1ユーロ=126円05―10銭 前週末比2円65銭 円高

(概況)

豚インフルエンザの感染拡大による世界経済への影響が懸念され、リスク回避による円買いの動きが優勢となる一方、欧州中央銀行(ECB)当局者による量的緩和策導入を示唆する発言もユーロ売りの材料となった。

株式投資の実例

2009-04-27 18:56:48 | Weblog
世界情勢や経済事情、法や価値観のトレンド、といったグランド・ストラテジーの基礎知識は、マーケット情報を分析・解析するには不可欠なものです。

報道規制された政財界の実態やデリバティブの高度なギミック知識のためには、

世界情勢 国際情勢 デリバティブ 諜報組織 天候 買収(http://www.dejavu-dd.com/)、
マーケット・ストラテジーの真髄をみたければ、
買収技術 天候予測 国際情勢 世界情勢 デリバティブ(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/)
(↑↑無料。クリックで見れます)
をどうぞ。
初期の、恐怖を感じるほど精密なストラテジー、後期の偉大なコトバの数々、報道規制された世界情勢の暗部をリーク!
もちろん大手ヘッジファンド・キング「D」のサイト。世界最強の男たちがどんな価値観なのか、理解できる。
データ初期化、無数のミラーへの読者誘導、キラー・コンテンツ削除などで大手サイトであることを秘匿。

テレビから週刊誌まで、報道機関の話題は投資銀行一色。そんな中で、
現役の投資銀行ディーラーが運営する
投資銀行ディーラーの情報「交換」ルーム
は、市場解析の勉強になります。

投資銀行ディーラーの情報「伝達」ルーム
も、同じ主催者です。もちろん前身は、ディーラー間の情報交換場として有名な、あの大手メルマガ。すべて同じ主催者で、投資銀行・証券業界の顔役。金融機関別、投資銀行のスタンスや、ファンダメンタルの独特な解析手法なども学べます。

今、経営者やディーラーの間で話題となっている最新経営技術として、ブランディング・テクニックとオペレーション・テクニックがあります。それを学べる場所は無に等しいといえます。
ブランド時計じかけのオレンジ が最善です。
内容は難解。このサイトを勝手にリンクに貼っているサイトの多くは、 「意味不明なクール・サイト」 と説明していますが、何度も読んでいると不思議に理解できます。

一般報道機関では、NBCやABCが完全に情報を規制される中で、

CBSと、「CNN」 が、かなり存在感を維持しています。

こうした報道機関の現状に嫌気がさしている方々には朗報があります。

先の“騎士たちのデジャ・ヴ”をご覧ください。恐ろしいほど、このページの予測スケジュール通りに、メディア界は動いています。
また、メディアの技術面の第一人者たちが運営する
コンピュータの神 (http://by3h.blog111.fc2.com/ ) も、必読のサイトと言えるでしょう。

諜報機関の中では、旧ソ連が崩壊し、

「CIA」が、存在感を強めているといえるでしょう。

そうなると、「FBI」は逆に、

CIAに封じ込められるのでしょうか。フーバーの亡霊は?
DIA、NSA、CIA、FBIの未公開ファイルなどは、
これも、先のKights' Memories(通称;騎士たちのデジャ・ヴ)、Pandora's Box(通称;パンドラ)の
の2つが頻繁に掲載します。

国内マーケットの動向 日経平均反発 豚インフルエンザやクライスラー問題が重し

2009-04-27 15:48:34 | Weblog
2009年4月27日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  8726円34銭  前週末比18円35銭高

日経平均先物6月物(大証) 8750円  前週末比10円高

日経平均先物6月物(シンガポール) 8730円  前週末比20円安

東証1部売買代金  1兆2714億円

東証1部売買高    20億4365万株  


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=96円63―66銭 前週末比43銭 円高

ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=127円10―14銭 前週末比95銭 円高

NYマーケットの動向 NY株続伸 業績改善への期待感

2009-04-25 11:23:58 | Weblog
2009年4月24日(米国時間)

<株式市場>

NYダウ  8076ドル29セント  前日比119ドル23セント高

S&P500   866.23   前日比14.31ポイント高

ナスダック   1694.29   前日比42.08ポイント高

日経平均先物6月物(シカゴ) 8960円  大証比220円高

NY原油5月物 1バレル=51ドル55セント  前日比1ドル93セント高

(概況)

コスト削減などの奏効によりアメックスやフォードなどの1-3月期決算が市場予想を上回った事で、企業業績の先行きに対する悲観的な見方が後退する一方、3月の耐久財受注や新築住宅販売件数が共に底堅い内容となった事も、景気悪化が最悪期を脱したとの見方をサポートした。なお、連邦準備理事会(FRB)は資産査定(ストレステスト)の手法や判断基準などの詳細を発表したが、市場の反応は限定的だった。


<NY外国為替市場>

ドル/円  1ドル=97円15―20銭  前日比80銭 円高

(概況)

3月の耐久財受注や新築住宅販売件数が共に底堅い内容となった事や、企業業績の改善期待などを背景にNY株が上昇したものの、クライスラーの破産法申請を巡る警戒感や、このところのユーロ/ドル買い戻しの流れがドル/円を圧迫し、上値の重い展開に終始した。


ユーロ/円 1ユーロ=128円70―75銭 前日比5銭 円高

(概況)

東京時間では英国債の格下げ懸念を背景にクロス円売りが加速していたものの、欧州時間に入り発表された4月のドイツifo企業景況感指数が市場予想を上回った事で、ユーロ/円の買い戻しが急速に強まり、NY時間では一時129円台前半まで上昇する場面もあった。

国内マーケットの動向 日経平均反落 利益確定の売り

2009-04-24 15:45:10 | Weblog
2009年4月24日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  8707円99銭  前日比139円02銭安

日経平均先物6月物(大証) 8740円  前日比90円安

日経平均先物6月物(シンガポール) 8750円  前日比90円安

東証1部売買代金  1兆6131億円

東証1部売買高    27億1550万株 

(概況)

米国主要金融機関に対する資産査定(ストレステスト)の結果に警戒感が広がる一方、米国自動車メーカーの再建問題に不透明感が増している事が嫌気され、週末を控えた今日の東京市場では利益確定の売りが膨らんだ。国内主力企業の決算発表が本格化するのを前に様子見ムードが強まる一方、米国でのイベント警戒でポジションを手仕舞う動きも目立った。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=97円00―02銭 前日比1円14銭 円高

(概況)

米国財務省がクライスラーに対し破産法申請の準備を指示したとの一部報道や、財政赤字拡大による英国債の格下げ懸念などを背景に、リスク回避による円買いの動きがクロス円を中心に加速した事で、ドル/円も大きく売られる展開となり、午後3時前には一時97円を割り込む場面もあった。


ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=127円81―87銭 前日比12銭 円安

(概況)

米国自動車メーカーの再建問題に不透明感が増している事や、財政赤字拡大による英国債の格下げ懸念などを手掛かりに、クロス円を中心にリスク回避の円買いの動きが強まり、午後に株価が下げ幅を広げる場面では、ユーロ/円は一時127円50銭付近まで下落した。

株式投資の実例

2009-04-23 18:55:14 | Weblog
世界情勢や経済事情、法や価値観のトレンド、といったグランド・ストラテジーの基礎知識は、マーケット情報を分析・解析するには不可欠なものです。

報道規制された政財界の実態やデリバティブの高度なギミック知識のためには、

世界情勢 国際情勢 デリバティブ 諜報組織 天候 買収(http://www.dejavu-dd.com/)、
マーケット・ストラテジーの真髄をみたければ、
買収技術 天候予測 国際情勢 世界情勢 デリバティブ(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/)
(↑↑無料。クリックで見れます)
をどうぞ。
初期の、恐怖を感じるほど精密なストラテジー、後期の偉大なコトバの数々、報道規制された世界情勢の暗部をリーク!
もちろん大手ヘッジファンド・キング「D」のサイト。世界最強の男たちがどんな価値観なのか、理解できる。
データ初期化、無数のミラーへの読者誘導、キラー・コンテンツ削除などで大手サイトであることを秘匿。

テレビから週刊誌まで、報道機関の話題は投資銀行一色。そんな中で、
現役の投資銀行ディーラーが運営する
投資銀行ディーラーの情報「交換」ルーム
は、市場解析の勉強になります。

投資銀行ディーラーの情報「伝達」ルーム
も、同じ主催者です。もちろん前身は、ディーラー間の情報交換場として有名な、あの大手メルマガ。すべて同じ主催者で、投資銀行・証券業界の顔役。金融機関別、投資銀行のスタンスや、ファンダメンタルの独特な解析手法なども学べます。

今、経営者やディーラーの間で話題となっている最新経営技術として、ブランディング・テクニックとオペレーション・テクニックがあります。それを学べる場所は無に等しいといえます。
ブランド時計じかけのオレンジ が最善です。
内容は難解。このサイトを勝手にリンクに貼っているサイトの多くは、 「意味不明なクール・サイト」 と説明していますが、何度も読んでいると不思議に理解できます。

一般報道機関では、NBCやABCが完全に情報を規制される中で、

CBSと、「CNN」 が、かなり存在感を維持しています。

こうした報道機関の現状に嫌気がさしている方々には朗報があります。

先の“騎士たちのデジャ・ヴ”をご覧ください。恐ろしいほど、このページの予測スケジュール通りに、メディア界は動いています。
また、メディアの技術面の第一人者たちが運営する
コンピュータの神 (http://by3h.blog111.fc2.com/ ) も、必読のサイトと言えるでしょう。

諜報機関の中では、旧ソ連が崩壊し、

「CIA」が、存在感を強めているといえるでしょう。

そうなると、「FBI」は逆に、

CIAに封じ込められるのでしょうか。フーバーの亡霊は?
DIA、NSA、CIA、FBIの未公開ファイルなどは、
これも、先のKights' Memories(通称;騎士たちのデジャ・ヴ)、Pandora's Box(通称;パンドラ)の
の2つが頻繁に掲載します。

国内マーケットの動向 日経平均続伸 後場に切り返す

2009-04-23 15:50:20 | Weblog
2009年4月23日(日本時間)

<株式市場>

日経平均株価(東証)  8847円01銭  前日比119円71銭高

日経平均先物6月物(大証) 8830円  前日比80円高

日経平均先物6月物(シンガポール) 8840円  前日比85円高

東証1部売買代金  1兆5054億円

東証1部売買高    24億1968万株 

(概況)
資産査定(ストレステスト)の結果発表を控え、国内外では金融セクターを巡る懸念が再燃する一方、米国自動車メーカーの再建問題に不透明感が強まっている事も重しとなり、今日の東京市場は午前にかけて軟調な場面が目立った。ただ、日経平均が下値ラインとして意識されていた25日移動平均線を割り込まなかった事で底堅さが確認されると、午後にかけては買い戻しの流れが強まり、日経平均は急速に切り返していった。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=98円02―04銭 前日比13銭 円高

(概況)

米国の主要金融機関に対する資産査定(ストレステスト)の結果発表を控え様子見ムードが広がる中、今日の東京市場では株価睨みの場面が続き、ドル/円は方向感を欠く展開となった。取りあえずストレステストの内容を見極めるまでは動けないと言うのが一致した見方である。


ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=127円67―73銭 前日比79銭 円安

(概況)

米国の資産査定(ストレステスト)の結果発表を控え様子見ムードが広がる中、株価睨みの展開に終始した。午前にかけて日経平均が下落する場面では、ユーロ/円は一時126円後半まで下落したものの、午後に株価が持ち直すにつれ、ユーロ/円も127円台後半まで急反発した。