テストも兼ねて.

2005年12月31日 09時17分57秒 | 音楽
iTMSで初のアルバム購入(二枚).

キリンジの曲というのは, これでもかというくらいのキャッチーなポップさ加減に, しかしながら一筋縄では行かない「変さ」加減が濃い目のスパイスのようにびっしりと効いているところが心地良いのである. で, 作曲のクレジットなどを見る限りではこの役割分けが結構ハッキリしていて, 弟泰行がキャッチー担当, 兄高樹が仕掛け担当, というのが基本であろう. この二人がそれぞれソロで曲を作るとどうなるのか, 非常に興味深いのである.

弟のソロプロジェクト馬の骨, まさか弟の方だけで作るととんでもなく凡庸なものができあがる, などとは思っていなかったが, 予想を遥かに超えてユニークな楽曲の数々である. キリンジのニューアルバムですよと言われても気づかないかもしれない.
で, 兄のソロアルバムHome Groundと聴き比べてみる. むう. 珍味を期待していたのに, 思った以上にとっつき易い. これじゃあキリンジのアルバムを二枚買っただけじゃないか…いやそれはそれで充分満足なのだけれど….
と思っていたら"AIR GUITAR"!! やっぱりこの人の音楽の「おかしさ」というのは尋常ではない…聴けば聴くほどじわじわと脳を侵食してくるのである.
キリンジ好きならば必聴. キリンジ好きでない人ならば馬の骨から入ってもらって気に入ればお兄ちゃんを聴いてもらう, というのがよかろうと思う. とにかくオススメ.

馬の骨
馬の骨, Robert Lester Folsom, 堀込泰行, 矢野博康, Maurice Mysels, Ira Kosloff
コロムビアミュージックエンタテインメント



Home Ground
堀込高樹, 河野伸
コロムビアミュージックエンタテインメント



非リアルタイム・ライヴ・レヴュー.

2005年12月26日 01時52分01秒 | (笑)
早い話がリアルタイムでは観れなかったので録画したのを観ながら書いております.

笑い飯.
完全にリキみすぎ. 特に西田のガチガチっぷりが見ていられない. 最後の怒濤のスパートも, 勢いだけのイメージが拭えず. やはり一昨年のイメージが頭にコビりついている限り「この程度では満足できん」という目で見てしまう. にしても今回のはいつもに増して空振り感強し. 松本の高得点も納得できない.

アジアン.
いつものことながら太い方が自己満足的に笑いながら喋るのがムカついて仕方がない. いくよくるよと同じことをやっているだけであって, 下手ではないが全く面白くない, と断言できる. これより面白い漫才師が準決勝にいなかったというのは, やはり信じられないのである.

間奏.
敗者復活が千鳥. 当然っちゃあ当然だわな.

南海キャンディーズ.
スタイルを変えないことも重要であること, それでも充分笑わせることができることの証明. 結局, 山里が無事にこなせば失敗はしないコンビ. にしても去年の千鳥並の「地味なギャンブル」に出た感あり. 盛り上がりに欠けたのも確か. しかしアジアンよりも下か?

チュートリアル.
前フリなしのいきなり入るバーベキューネタ. これ, 何度観たかしらん. でもやっぱり面白い. 本人もやり過ぎていて慣れすら感じられるのは少しマイナス. ただ, このネタを観たことない人にとっては結構な爆発力のあるネタではあろう. 今日の出来からいけば笑い飯よりは上だと思うのだが.

ブラックマヨネーズ.
何に驚いたって三年前のフサフサさ加減に驚いた. 先行4組がスムースさを欠いた分, 勢いのあるネタをほぼいつも通りこなせただけでもかなり好印象. さらに, チュートリアルがコント的なあのネタだった分, 正統派で面白い漫才は今回ここが最初になった, というのもプラス. 正統派のフットボールがアンタッチャブルがいなくなった分, そのニッチを埋めるのがブラマヨだった, ということかもしれない.

品川庄司.
最初30秒見て, 品川庄司のダメな方の面が出てしまっているな, という印象. この人達は, たまに一発ギャグ的な勢いだけで乗り切ろうとする時があって, 普通のTV番組ならばそれで充分なのだろうが, さすがにガチンコの頂上決戦では薄っぺらい. ちゃんとやればできる人達だと思うのだけどなあ. これじゃあ, 全く笑えない… あれ?チュートリアルより上?嘘でしょ?個人的にはアジアンのちょい上くらい. (稽古量で点数付けるなよ, 紳助…)

タイムマシーン3号.
とりあえず身軽なデブ, というだけのようである. この手の「出オチ」系にしちゃあ, 「デブの真似」のくだりとか, かなりマシな方だとは思うが, 今日の品庄同様の薄っぺらさが漂う. M-1が求めているのはこういうのじゃねえ, と勝手に思っているわけである.

麒麟.
流れからいくと, ここで「打率が高い」麒麟というのはかなり有望である. で, 期待通りの安定感のあるネタ. その代わり, 爆発力の面ではブラマヨよりもやや劣るか. 「正統派で上手くて面白いネタ」の典型.

千鳥.
…ば, 幕末ごっこ?去年のM-1決勝で学習してないのか?まあ, そのマイペースさ加減が千鳥の良さ…ABC新人だかの決勝で百択やるくらいだからね…であり, 個人的にはそれでこその千鳥なのである. 去年よりはかなり「一般人向け」に歩み寄りを見せ, さらにトップバッターからラスト出番になって, かなり印象は上がっているが, やはり「勝負に勝つネタ」ではないよな… 好きだけど.

で, 最終決戦前.
笑い飯, ブラックマヨネーズ, 麒麟.
ブラマヨの出来の良さから考えれば, 実にもっともな三組である…笑い飯が「やっちゃった感」の割に残ったのはやや腑に落ちぬが. 絶対に「二本揃える」という点では正統派のブラマヨ, 麒麟に有利なのだが, 笑い飯の一本目が不発だったのが実に不気味である. 今日の勢いと審査員の印象点は完全にブラマヨ. 爆発した時の最高到達点は笑い飯. ともにやっちゃったときは, 安定感の麒麟. といったところか.

で, 各ネタ.
麒麟は一本目と雰囲気がカブる. しかもネタの練り方は一本目の勝ち. 残念ながら脱落.
笑い飯はここに温存していた感. 一番「笑った」のは間違いなくここ.
ブラマヨも一本目とカブるが, 完成度はキープ. 盛り上がったところで一本目と同じオチ, というのも「バッチリ嵌まった感」が高い. 一番「面白かった」のはここ.

メンバーから想像していたよりも遥かに「正統派感」が低かった今回のM-1で, 「正統派」を貫いた麒麟とブラマヨが最終に残り, 「持ちネタの層の厚さ」でブラマヨに軍配が上がった, というのが今回の印象. 笑い飯の二本目の爆発は一昨年の一本目に匹敵すると思われるが, 「最高の漫才」を決めようとしているという点で, やはり「反則技」感が拭えない. 対して正統派であそこまで盛り上げたブラマヨの印象がさらに上がったのではないか, という気がする. 最終決戦は笑い飯, ブラマヨの順番一つでどうにでも変わっていた気もする.
とにかくM-1の決勝で一番大事なのは「二本揃える」ことのようである. その分, イチイチそれほど目新しさを出す必要がない「正統派」に有利なわけである. そのこと自体はM-1の主旨には反していないのだろうが, 必ずしもそれが「とにかく一番笑える」こととは一致しない, ということを今回の結果が示しているのであろう.

それにしても笑い飯の運のなさはよっぽどだな.

今日イチ. 「サンハイがマリリンモンローやったらあと全部マリリンモンローに決まってるやろ」.

生まれ年下一桁によるリーダーシップ判定.

2005年12月24日 02時46分37秒 | ことばと文化
昭和◯年代生まれ, という世代の括り方はよくなされるが, 生まれ年の下一桁が0の人はそのようなグループの中では常に最年長ということになる. 集団の中でリーダーとなるのはやはり経験が豊富な「年上」であることが多い. すなわち, 生まれ年の下一桁が0の人は自然と「リーダー」を任される機会が比較的多いのではないかと考えられる. つまり, 生まれ年の下一桁が0の人…「0年生まれ」…は統率力があるという仮説が立てられる.
これはある理学博士が提唱した仮説なのだが, 実際に, 例えば, 先日亡くなったオリックス元監督, 仰木彬氏は昭和10年生まれ, ヤクルトを, ひいては日本プロ野球を選手として率いている古田敦也氏は昭和40年生まれと, 野球界を代表する名リーダー二人はともに「0年生まれ」である. 芸能界では爆笑問題の二人, ヒロミ, 南原清隆ら, 「司会」という形で番組を統率する人々が揃って昭和40年生まれである. さらに, サッカー日本代表元監督トルシエ, アップル設立者ジョブズの両氏, そしてあの宗教団体を束ねた麻原彰晃も昭和30年生まれである.
以上から解るとおり, 数多くの「リーダー」と呼ばれる立場で成功した有名な人々が「0年生まれ」である. このことからも「0年生まれはリーダーシップに富む」という仮説は立証されたと言っても過言ではなかろう. 管理職, グループのリーダーを選ぶ時は, 生まれ年の下一桁を重視した方が良いかもしれない.



と, ここまで読んで「なるほどそうかもしれないな」などと少しでも思った人…がもしいるとすれば, の話だが…は, 詭弁を弄する詐欺的行為の被害に遭わぬよう, 細心の注意を払うべきである. 上は「予め設定した面白げな結論に対して, 看板としての権威と都合の良い実例のみを引き合いに出して立証した風を装う」という, 巷に溢れるインチキ理論の一例…非常に御粗末な…を作ってみただけのものである. 「嘘」を一つも使わずとも, 詭弁のみでこのくらいいい加減な結論は導けるものである.
実際にこの程度のインチキで他人をひっかけようとしている人間も, そんなインチキにひっかかる人間もたくさんいるのだということを忘れてはならない, と思う.

クリスマス決戦.

2005年12月14日 00時07分41秒 | (笑)
気がつけば決勝進出八組が決まっていましたM-1グランプリ2005.

某所で準決勝の結果前に予想を出してしまっていたので, まあいろいろと思うところはあるわけですが, とにかく千鳥が残らなかったのがなんとも感慨深いものがあります. 確かに賞レース向きの芸風ではないものの, 準決勝止まりとはあまりにももったいない. あとはなすなかにしとかとろサーモンとか, 目新しいところで注目していた人達も軒並みダメ.
もちろん喜ばしい部分もあって, チュートリアルの返り咲きは期待大だし, その「ライバル」ブラックマヨネーズも初決勝というのも面白い. 遅すぎた感もある品川庄司のラストチャンスも充分優勝の可能性あり.
で, 何よりも度肝を抜かれたのは…名前を出すのはやめておきましょう. あのコンビが千鳥よりもとろサーモンよりもなすなかにしよりもPOISON GIRL BANDよりもりあるキッズよりもプラン9よりも面白い漫才をやっている姿というのはどれだけ頑張っても想像できないんですけど. 本当に「実力」で選んでるか?という疑惑が拭えません.
全くの未知数はタイムマシーン3号とやらだけですが, 某所の批評では「デブネタばっかり」らしい. それではあのコンビの「ブスネタばっかり」と変わらないではないか. 本当に大丈夫か?という不安も拭えませんが, 折角ですので前向きに期待しておくことにします.

さて予想もどき.
ちなみに某所での事前予想は,
麒麟, 千鳥, 笑い飯, POISON GIRL BAND, 南海キャンディーズ, なすなかにし, チュートリアル, とろサーモン. 穴でブラックマヨネーズ, ライセンス, 飛石連休.

さらに最終予想は◎笑い飯, ○麒麟, ▲なすなかにし, という散々なもので, さらに◎笑い飯が一番手というビッグニュース…ていうかもう番手が決まっているのですね今年は. さあどうしたものか.

まず, よくわからんタイムマシーンは外し, 某女性コンビも当然考慮外とします.
で, 正統派=イロモノに分けるとすると, 後者が笑い飯, 南海のみ, と, 今年は正統派がやや多め. ということはイロモノの一発が効きやすく, 番手からいっても南海は大きく有利. 笑い飯も一番手の不利を挽回できる余地は残っているでしょう.
次に, 正統派同志の争いを考えると, 前半に固まったイロモノに対し, 軌道修正の位置で登場するチュートリアル, ブラマヨの二組が有利. 品庄にとって, この二組の後というのは不利でしょう. 勢いにのると恐い麒麟が「最後」(敗者復活除く)というのは面白いのですが, 手前がタイムマシーンであるせいで読みにくい. 結局さっぱりわかりません. ネタ次第.

とりあえず結論としては, 最も最終決戦進出の可能性が高いのが南海. 次が, チュートリアル, ブラマヨ, 笑い飯, 麒麟の横並び. ここは安定感と場慣れを考えて麒麟, と期待もこめてチュートリアルを推す.
で, 最終決戦だが, 実は南海, 笑い飯は「ネタを二本揃えられるか」という点では心許ないのですね. 麒麟に関しては昨年の二本目は散々でしたが, これは敗者復活だったことが大きく影響しているわけで, 最初から二本演ることを想定できる今年はもう少し伸び幅が期待できる. 安定感に関して言えばチュートリアルが一番.
以上を纏めると, 最終決戦に残るのが, 南海, 笑い飯と, チュートリアルまたは麒麟のどちらか. 優勝は, チュートリアル, 麒麟の残った方. いずれにせよ, 南海, 笑い飯と, 正統派一組が決勝に残り, その正統派が優勝する, という辺りでいかがでしょうか.

一回転.

2005年12月13日 01時04分40秒 | カテゴライズ不可
当ブログを開設してから地球が一回公転したようである.
実際に目で観たわけではないが, どうやら信用してもよさそうである. 一回転とは正確にはどういうことか, などと考え出すと迷宮入りは避けられそうもないので, ここでは触れないことにする.

比較的緯度が高い位置に住む者にとって, 一年, という単位は非常に生活に密着している. 気候がほぼ一年を周期として巡り, 生活環境に明確かつ多大な影響を及ぼすからである. この場合, 一年という単位を区切りとして儀式や祭礼といったイヴェントを行なうことは非常に自然である. このようにして生じた生活のサイクルが「暦」を生んだことは恐らく間違いないだろう.
一方, 年間を通して生活環境にほとんど変化がない低緯度に住む人々にとって, 一年という単位がどの程度の意義を持つのか, ということは一考の余地がある. 彼らが「一年」を単位としているのは, 高緯度地域の人々が作った「暦」に従っているのではないか. つまり, 生活の周期として一年があるのではなく, 暦が一年を区切っているから生活の周期を一年としているのではないか, と思うのである.

以上の仮定が正しいとするならば, ◯周年記念, とか, 誕生日, といったような「一年」を単位とすることによって生じるイヴェントというのは, 公転に依る環境の変化がある地域だからこそ意味がある, ということになる. ◯周年記念, も, 誕生日, も不偏的, 絶対的な概念ではなく, 本来「季節」を持つ地域のみに存在する概念ということになる.

前回も書いたとおり, 日本には四季がある.
四季があるからこそ「ブログ開設一周年」を意識し, 嬉しく思うのである.

四季のある国に住む者として.

2005年12月10日 00時46分53秒 | TV
インテルの「サボテンが針を飛ばして『あいたい』と言わせる」コマーシャルが今年の十大コマーシャルとやらに挙げられているらしい. あ, いえ, あのコマーシャル自体, 最初に見たときはスッキリしていてまあ面白い方じゃないか, と思っていたわけで, 別に内容自体に文句を言いたい訳ではないのだが, 秋も過ぎ, 街行く人々がコートにマフラー, 手袋を身に着け, 雪もちらつこうというこの季節になってもまだ「半袖半ズボンで自転車をとばし, 窓辺には風鈴」とはあまりにも野暮に過ぎないかと思うのである. いち日本人としては, どうもすんなり受け入れられぬ鈍感さ加減を感じるのである. 精密機器に季節感など関係ない, という主張なのかもしれぬが, それはそれで企業イメージとしてはマイナスなのではなかろうか.

文明開化.

2005年12月10日 00時31分38秒 | カテゴライズ不可
我が家の近くにコンヴィニエンスストアーというものが出来ました.

て, 実は昨日まで, 我が家から駅まで(徒歩10分弱)の道に一つもコンヴィニエンスストアーがなかった…視界に入ることすらなかった!…のです. 思えば, いまどき政令指定都市内でこんな状況はかなり珍しいのではないか, ということに改めて気づいたわけです.

今後, コンヴィニエンスストアーのコンヴィニエントさ加減を再確認することになるでしょう. いや, よかったよかった.

専門家と研究家.

2005年12月04日 21時57分34秒 | ことばと文化
前回「専門家を交えて検証」するとはどういうことかを示す一例を挙げたわけだが, ふと「専門家」と呼ばれる人達に要求されるのはどのようなことなのか, ということが気になったので軽く辞書を引いてみる. いつもどおり, 一番お手軽なYahoo!辞書である.
せんもんか【専門家】ある特定の学問・事柄を専門に研究・担当して, それに精通している人. エキスパート. (大辞泉)

つまり, 専門家と呼ばれるためには「それに精通している」ことが要求されるようである. 自分としても耳が痛い話だが, 当方は幸か不幸か未だ「専門家」と呼ばれたことはないし当然そのように呼ばれるような人間では(少なくとも現時点では)ないことを確信している. ただの研究者である.

おっと.
「研究者」などと言ってしまってもいいものだろうか. 「研究者」「研究家」という項目は大辞泉にも大辞林にもないようなので,
けんきゅう【研究】物事について深く考えたり調べたりして真理を明らかにすること. 「---者」(大辞林)

「明らかにしている」か否かは知らぬが, 「明らかにしようとしている」ことだけは確かなのでとりあえず研究者だと言っても誤りではないようである. ひとまず安心.

さて.
あの会議に参加していた人が「何の専門家なのか」ということが益々ミステリアスな今日この頃. 少なくとも遺伝や遺伝子, 染色体に「精通している人」ではなかろうし… とくに某氏は「研究家」なのかもしらぬが, 「専門家」なのか否かはもう少し慎重に考えてみた方がよいのではないかと思うのである.
世間の人達が喜びそうなエキセントリックな結果を詭弁を弄して導きだすことを「真理を明らかにする」と言ってよいか, という時点ですでに疑わしいのだが, それをもって「精通している」とは絶対に言えないのではないかと思うのである.

あ, そうか. 彼らは詭弁のエキスパートなのでした. めでたしめでたし.

「皇室典範改正勉強会『Y染色体』の重要性指摘 男子皇族、代々受け継ぐ」

2005年12月01日 00時05分00秒 | ニュース
(産経新聞11月30日)Y染色体を長い間受け継いできたんだからここで絶やすのはやめようよYこそが「正統」の証だよ(爆), てなことを真顔で考えている人達がいるらしいのである.
まあ, それぞれのアタマの中の話だからとやかくは言えないし, 正統だ象徴だとそもそもが感情論でしか語れぬような議題なのだから, お互い納得行くまで勝手に話してもらえばよい.

で「Y擁護派」の部分を引用.
「われわれが直面しているのは, 千数百年もの間純粋に受け継がれてきた『Y』を, いま絶えさせていいのかという問題だ」(動物行動学研究家の竹内久美子氏)など, 重要性を指摘する向きもある. ただ, 一般にはまだなじみが薄い.

まあ, いろんなことを考える人がいるもので……ん?

… た, た, 竹内久美子???

あ, わかった.
最初から科学的に議論することの無意味さに気付いている人達が, 「その手の」人達を集めて勝手に騒がせ, 傍観しながら爆笑しているのだそうに違いない. だって誰一人として真面目に遺伝子, 染色体を研究してそうな人の名前が出てきてないところで「Yを絶やすな」だもんな… そんなただの電波系の「おしゃべり」を「専門家の話を交えて検証した」とは気の効いたギャグだろうが, 真に受ける人間も少なからずいると思うと背筋も凍る冬の怪談である.

ソース:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051130-00000004-san-pol