お気楽パズル.

2005年10月30日 01時07分31秒 | 科学とコンピュータ
某雑誌で発見したパズルを, さらに簡単な形に変えて紹介.

問題: 1/◯ + 1/△ + 1/△ = 7/9 の, ◯と△に整数を入れて等式を完成させよ. 但し, 二つの△には同じ整数が入る.

難易度としては, 初級, くらいであろう.
で, 一応ここからがオリジナルなつもりなのだが, 次の問題.

問題: 上の問題の別解を与えよ.

つまり, 上の問題の解を二つ見つけよ, ということである. こちらは, 中級, くらいかな…

今日の名言 ‐ 心に響く言葉は人生の糧 (2005.10.29)

2005年10月29日 11時03分14秒 | 
死んでしまえば山田かまちですら天才になってしまう今にあって, 生きているのが惜しい男である.

リリーフランキーによる, とある無名の素人アイドル似顔絵描きに対する賛辞である. 氏らしい, 真っ当至極な言葉である.

「亡くなった後に才能が注目される」のならばともかく, 「若くして死んだら何でもかんでも天才」という発想は日本人特有のものではないか, と以前から思っている. もしかすると「蒐集癖」あたりと関係があるのではないか, とも思っている. いずれにせよ, よう解らん発想である.
鳥に憧れてマンションから飛んだ彼も, 命を落としていれば今ごろ天才になれていたことであろう. 山田某が, 尾崎某が, 某ヴィジュアル系バンドの某が, 生きていたら, 今どんな有様になっていたことか, と考えるととても楽しいのである.

美女と野球

河出書房新社

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結局はここへの序章に過ぎなかったわけか.

2005年10月19日 00時12分47秒 | (笑)
もう, テレヴィネタが連続してしまうとか言っている場合ではなくて, どうにもこうにも「リンカーン」なのである.

ちょっと集めすぎなのではないか, と事前~オープニング後くらいまで心配だったのだが, 「各コーナー十名程度にフォーカスを絞る」ことによって充分まとまりのある内容で, しかも初回は大喜利的な要素満載で大満足.
もうダウンタウンひとり勝ちの時代ではないのは確かだが, やはりダウンタウンの安定感というのはやはり異常なまでに突出している. これだけの人数を集めているにも関わらず, 各個人を満遍なくいじり, 確実に収拾をつけることができるMCなど, 浜田以外に誰がいるだろうか.

そして何よりも重要なのは, 演者もスタッフも「何をどうやれば面白いものができるのか」ということを熟知しているプロばかりである, という部分であろう. 番組構成, 芸人の選択, そして演者のパフォーマンス. この番組は, 奇を衒わずに, 才能のある人間にやりたいようにやることのできる場を提供すれば, これだけ面白いものができる, ということを証明している.
例えば, ふかわりょうにしてみれば「気持ち悪ぃオッサン」などというフレーズを持ち出してくるのが大竹であることなど百も承知しており, さらに大竹のネタなど大竹が言うからこそ最大限に活きるということも熟知しているわけで, ならばそれを十位にしておいて罰ゲームという形で大竹に演らせる, というのが笑いの形としてはベストであることは計算できるわけである. だからこそあのコーナで, 「ふかわの懐かしのネタを辿る」だけに留まらない大竹ワールドが炸裂したのである. ふかわの独断かスタッフとの打ち合わせがあったのかなどどうでもよい. とにかくこういう計算ができる人達が作っているということが, 貴重なのである.

強いて難点を挙げるとすれば「張り切りすぎている」ことくらいだろうか. ガキの使いや内Pのような肩の力の抜けた番組にできないのは時間帯の問題なのだろうし, 初回だということもあるのだろうが, 若手ベテランともにやや頑張りすぎていたのが今後に向けて心配である.

とにかく, 二時間弱笑いっぱなし. 久しぶりに笑い疲れる.
笑わなかったのはワッキーの「おばけの救急車」とやらだけであった. ああいうのは10カラットあたりでやっていればよろしい.

落下女.

2005年10月15日 02時10分08秒 | (笑)
ああ, テレヴィネタだらけになっていく…

面白くない番組もあれば, 面白い番組もあるわけでして.
よくよく考えれば, 全国ネットでバナナマンが定期的に観られる機会というのはこれが初なのではないか, と思うのである(そうだとしたら酷い話だ).
バナナマン+おぎやはぎ, というepoch TVメンバが揃っているだけでもう必見なのである. ラーメンズを「片桐だけ残した」というあたりも完璧な選択なのである(残したのか残ったのかは知らぬが). さらに南海キャンディーズ, アンガールズ, ドランクドラゴンと, 「人数増やすと色が薄くなるのでは」という心配が全く無用な強化メンバのチョイスもパーフェクトであろう.

「女を落とす方法」という…それほど重要ではない…緩めのテーマに沿って, 少人数での密度の濃いコントを揃え, それ以外の部分は軽目の作り. 解りやすい流れと, 小気味良いテンポ. トーク部分の派手さ加減が気になるが, 一般受けのためには必要なのであろう. 「10カラット」と比較するのは芸人のキャリアを考えれば酷かもしれないが, それよりもスタッフの笑いに対する姿勢の違いがひしひしと伝わってくるのである. つまり「演者をどう使えば面白い番組になるか」を考えている番組と, 「派手な舞台だけ用意してあとは演者任せ」という番組との違いである.

それにしてもたったの二回分でこの安定感は何だろう. もう半年くらいやっているような落ち着きを感じる番組である.
既に「矢作の涙目」に嵌まってしまった…

10カラット.

2005年10月15日 01時38分04秒 | TV
全く作りこんでいないアドリブ頼りのコント.
若手とか言っておきながら, パロディ多発の目当たらしさ皆無のネタ.
エキセントリックなキャラクター任せのくせに個性のない…というか個性を出してもらっていない…メンバー.
作り過ぎで演者よりよっぽど目立っているセット.
いきなり節操もトークもなく始まる, 「笑わせる要素」皆無のゲームコーナー.
現場だけの内輪盛り上り感満載のスタッフの笑い声.
そして, 先行のコント番組に勝る点が一つも見当たらない, そもそもが中途半端なセンス.

某ブログで酷評されていた「10カラット」を関西で一週間遅れで観たのだが, そんな酷評すら手緩いと思えてしまうくらいの地獄絵図であった.

早い話が笑いをナメまくったスタッフ陣が, とりあえず各事務所がプッシュする若手芸人を集めて, お笑いブームだから何も考えずに作ったって話題になるだろうと, 木梨によって箔だけ付けといて, 欠伸しながら企画して作った番組なのであろう.
よりにもよって出て来た芸人もとんでもない連中揃いな上に, 数少ない面白い連中を活かすどころか完全に抹殺する番組作り. よくもここまで面白くないものを作れるもんだと感心する.

もう登場させないでおこうと思っていたのだが, この番組ではメイン扱いのようなので登場していただく.
結局, オリエンタルラジオ程度のセンスを基準として全てが回っているらしいのだが, そのくせにあのオリエンタルラジオ唯一の個性である「音」も「動き」もなくしてしまった結果, 高校の文化祭のコント企画程度のものが出来上がったわけだ. そして, 現在の「お笑いブーム」を支える大多数の「オリエンタルラジオ派」にとっては, これが最先端の笑いなのであろう.

僕には理解できない. 僕はもう観ない. それだけのことだ.

「番組用テープを警察に提出 テレビ朝日, 4人を処分」

2005年10月13日 00時05分01秒 | TV
(共同通信10月12日)TV局のスタッフが, 下着泥棒によく遭う女性の協力のもと, スタッフが下着を用意してその人の自宅に張り込み, 実際に犯行の瞬間を撮影し, 犯人を取りおさえ, 証拠として撮影テープを警察に提出した, という話のように見えるのだが, 正直なところ素人には何が問題であるのかがさっぱり解らないのである. 皮肉とかでは全くなく, 本当に全然解らないのである.

どうやら「撮影したものは放送目的以外には使わない」というのがTV界の大原則らしく, そこに抵触したことが大問題らしいのだが, そもそもこの大原則が何のためにあるのかが, 素人には解らない. 窃盗犯を捕まえて, その犯行現場をおさえたテープがあるのに, それを証拠として利用することも禁じるくらいに強力な原則であるようだが, 何故そんな原則が必要なのだろう?このスタッフがやったことは少なくとも倫理的には誉めらはせよ糾弾されることではないように思える.

繰り返すが, 皮肉とかではなくて本格的にさっぱり理解できていないので, 誰か事情をご教授いただきたい.

ソース:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051012-00000077-kyodo-ent

空耳アワー.

2005年10月09日 12時50分55秒 | 音楽
そもそも, ただただルーマニア語の発音をカタカナ(漢字も?)表記しただけで, あんな意味もなにも通らない断片的な日本語, および日本語ですらないものを並べただけのものを「空耳」と呼ぶことが大きく間違っているわけだが, だいたい, 「発音表記を日本語風になおしました」というだけのことで何がそんなに面白いのかがさっぱり解らないのである. ちゃんと聴いたことはないが, 曲自体も十年くらい前に流行ったタイプのダンスミュージックと大差ないようだし…

一部の狭いコミュニティでテンションが上がって盛り上がっただけのものを, どこかの誰かが焚きつけただけでこのブームである. 結局, 流行るか流行らないかなど「焚きつけ方」にしか依存していないのであろう. あとは「貴族的スモール・ワールド」の生成過程に従って, 無意味に膨らんで行くだけである.
結局今回のごたごたは, 金の臭いを嗅ぎとって売り物にした側に対し, 金の臭いを嗅ぎとれなかった側がジェラシー満載のやっかみを言っているだけであろう. 流行というのが上のような構造であることを考えれば, 金を生み出したのはあの曲そのものでも, あの曲を発掘した人間でも, ましてや「空耳」モドキをくっつけた人間でもなく「焚きつけた才能と努力」でしかない. と考えれば, 今回のブームによって産まれた金は「著作物」が産んだものではないわけで, ということはavex側が正当なように思えてくるが, その辺について個人的には, もう, びっくりするくらいどうでもよい.

もしそんなに「空耳」が好きならば, そんなものはもっとハイレヴェルなものを大昔からタモリがやっているのであって, 今さらあんな出来損ないにはしゃぐ意味は微塵もない. 売り方以外にブームの要素があるとすれば…「ちょっとした目当たらしさ」「周囲の盛り上がり」「耳につく音楽」「深みのない妙なセンス」… あ, 「なんとかラジオ」とかいう二人組と同じではないか.

サイン・コサイン・サンセットクルーズ.

2005年10月07日 23時30分25秒 | (笑)
勝手に脳内大喜利ブーム続行中なのだが, 先日の「バトルオワライヤル」に続き, ↓.

正直, 取り留めもなくたまに変な挿入映像などが入ったりして, 純粋な大喜利部分はやや少なめなのが気にくわない…早い話が全部「普通の大喜利」のDVDの方がよほど嬉しい…のだが, 笑い飯, 千鳥に南海・山里, 中山功太である. かつてのダウンタウンたちの大喜利ほどの「深み」はないにしても, この瞬発力と爆発力は必見である.

ちなみにタイトルの「サイン・コサイン・サンセットクルーズ」は山里作.

笑い飯・千鳥大喜利ライブDVD

ビデオメーカー

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グリーングリーン.

2005年10月02日 01時56分50秒 | 食べ物
最近ドップリとタイカレーに嵌まり中. 実を言うと契機は, 少し前にこのブログで紹介した「◯日は営業するかどうか解りません」と言っていたあの店…インドネシア料理屋…で食べたグリーンカレーなのである.

それまでグリーンカレーというのは菠薐草ペーストをベースにしたドロドロのカレーのことだとばかり思っていたのだが, 東南アジアの方でグリーンカレーと言えば, 青唐辛子メインの激辛カレーなのであった. ということで↑の店で出て来たグリーンカレーを一口食べた時, 真っ先に頭に浮かんだのは「これを注文したのは間違いであった」であり, 次に浮かんだのが「果たしてこんなに辛いものを完食できるだろうか」であり, その次に浮かんだのは「変な食べ方をすると気管の方がエラいことになるから気をつけねば」であり, つまりは「こんな食い物はもうまっぴら御免だ」という気持ちで食べ始めたのである.
しかししかし, これが食べ進むうちに, つまり少し辛さに慣れて来た頃に, 唐辛子の旨み, スパイスの香り, ココナツミルクの甘み, などなどがじわじわと湧いて来て, 食べ終わる頃にはどっぷり嵌まっていたのである. 汗もどっぷりかいていたのである.

ということで自分で作ってみた.
ちょっとマニアックなものを売っているような食品店で「カレーペースト」と「ココナツミルク」と「ナンプラー」を購入する. 当然, 「カレーペースト」というのは, 平べったい袋に入っている(ことが多い)タイカレー用のものである. あとは具として鶏肉と野菜…茄子でも大根でもジャガイモでも…を用意.
1. 具を大き目に切って,
2. カレーペーストと具を油で炒めて,
3. 水とコンソメキューブを投入してしばし煮込んで,
4. ココナツミルクとナンプラーを投入して暖める,
で, 完成である. 想像を遥かに上回る簡単さ加減である. そして劇的に美味い!

グツグツと煮込むカレーももちろん手間なりに美味いのだが, 手間の差を考えると, 断然こちらの方が「コストパフォーマンス」が高い. しばらくはタイカレーに浸ってみることにする.

オールバック金持ちばあさん.

2005年10月01日 12時22分24秒 | TV
気にくわないからといって人に向かって「地獄に落ちるわよ」などと言うような人間が真っ先に地獄に落ちるのではないか, と思うのだが, 本人もそのことに気づいているのではないかという気がするので責めないことにする.