富山の岩瀬へ行って来ました
ここは江戸時代、北前船交易で栄えた港町です
今でもこの通りは、その当時の面影を感じさせる
古い民家が立ち並んでいます
その中の一軒 「森家」 は
明治11年に建てられたもので
建築当時のたたずまいを残す、東岩瀬廻船問屋型町屋です
「大金持ち」だったお家だそうです
国指定重要文化財で、観覧料は大人¥100
中に入ると、学芸員さんが事細かに説明してくださいました!
入ってすぐの「オイ」には、囲炉裏が切られ商取引の場でした
畳の引き方も独特の「模様敷き」というもので
京から伝わったものだそうです
「茶室」と「前座敷」をつなぐこの通路
直角に曲がったところ、木の組み方が「入入入」になっているの見えますか?
これ、「お金が入る、仕事が入る」 など縁起を担いでいるそうです
細かい努力が、大金持ちになる秘訣?! ですねっ
ガラスは当時、一枚一枚手作業で作られたもの
味わいがありました
敷石は、ひとつづつ他県から取り寄せられたもので
その中のひとつに「新潟県佐渡」の赤い石がありました
外へ出てナデナデしてきましたっ
こちらが、大金持ち森さん家の金庫です
長者番付の上位にいらしたそうで
この中には「億」はくだらない額が入っていたとか
「ここ、パワースポットだよ!」 と突然、学芸員のおじさん
たくさんの観覧者の中から、なぜ私に話しかけるっ!?
当然「ナデナデ」して来ました
岩瀬を出て、しばらく海沿いを走ると
有名な、蜃気楼が見えるというスポットへ
たくさんのカメラマンが構えていましたが
この日はモヤが掛かっていて、残念!
でも、穏やかな海
歴史と自然に触れた一日でした
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今度は弾丸ツアーではなく、ゆっくり時間を使って、国宝の「瑞龍寺」や世界遺産の「五箇山集落」を観に行きたいです♪
それまでに、私のポンコツ車をなんとかしないと…