たどりついて@古都

アメリカに長期滞在していた研究者が、日本に戻って逆カルチャーショックに奮闘する様を記すブログ

Mac Office 2008

2008-03-09 19:07:06 | 
Mac Office 2008を自分のMacBook Proにインストールしてみました。
今まで使っていたMac OfficeはIntelネイティブではなかったので、非常に遅く、実用的ではありませんでした。
実は、OfficeはParallel Desktopで走っているWindows XP上のものをここ最近は使っていました。
そちらの方が全然早かったんです。
Mac使いなのに、その状況は非常に堪え難く、ようやく速度向上が望めるであろうMac Office2008を入れてみたわけです。

ですが、僕にとっては致命的な欠陥があり、それに気づいたときには、呆然としてしまいました・・・
何かというと、グラフの点、もしくは棒グラフに任意のエラーバーをつけることができないこと・・・
これは、僕みたいな実験屋には必須の機能であり、これがないと自分のデータを示すグラフが作れないわけです。
古いバージョンやWindows Officeにはもちろんついているものなのですが、何故敢えてこの機能を外すのかと・・・
「改悪」もいいところです。
この機能に関しては、相当ニーズがあるはずなのに、よく外したものです。
マイナーバージョンアップで、この機能が復活されることを切に望みます。

速度的なものは、以前があまりにも遅かったので、一応向上したように感じています。
他の人は遅くなった、と感じている人もいるようですが。
マイクロソフトはソフトウェアを最適化しないで、よけいな機能をごたごた付けて、メモリーやCPUをやたらと使うソフトウェアを作るので、本当に好きになれない会社ですね。
使わなくていいなら、本当に使いたくないです。

Reference管理用のソフトEndnoteもまだこのOfficeには対応していないようです。
まあ、これはそのうちアップデートされるでしょうが。

とりあえず、言えることは、理系の学生さんや僕みたいな職業の人は、まだインストールするべきではありません。
改悪されています。
僕はもうしばらくWindows版Officeを使うことになるようです。
もう少し様子を見たほうがいいでしょう。

論文投稿しました!

2008-03-04 19:06:26 | 
ようやく論文投稿しました!
先週、プレ投稿してからいろいろとありました。
何が起きたかというと・・・

まず、プレ投稿した雑誌の編集者から3日後ぐらいに返事をもらい、かなり「ネガティブ」なコメントをもらいました。
この時点で、この雑誌に投稿するのはあきらめ、別の雑誌に投稿することにしました。
ちなみに投稿したのは「Nature Methods」だったのですが、やはりNature系の雑誌は厳しいですね。
始めてその難しさに(門前払いだけど)触れることができました。
次回に活かせるといいのですが・・・

別の雑誌に投稿する際に、どの雑誌に投稿するかでボスとちょっとあったのですが、共同研究者の後押しもあり、自分の投稿したい雑誌に行くことになりました。
そして、再びプレ投稿。
やはり3日ぐらいしてから雑誌の編集者から返事があり、多少気になる点があるものの、かなり気に入ってくれたとのこと。
急いで、その気になる点について、論文の本文に回答になるような文章を入れ、今日本投稿した次第です。
後一ヶ月後ぐらいに、論文を審査している人たちから返事があるでしょうか?
後は、「果報は寝て待て」という状態です。
うーん、どうなるんだろう。

さて、明日からは別の論文の仕上げに入ります。
随分と放置してしまっていたものなので、早く仕上げてしまわないと。