結果はメガネ紛失だけ

川根に用事があって出かけました。
兄の営んでいる店？の前からは大井川が広がりＳＬの走る鉄道がよく見えます。兄のお店に来られる方々の中にはここを通るＳＬを撮影する人たちも多いということです。


ＳＬに興味のない私は線路沿いの河川敷にあるヤナギ群落とその周りにある流木が気になり、写真撮影だけでもという思いで調査することにしました。


河川敷に下りるとすぐに黒色をした古い朽木が見つかりました。
割ってみるとクワガタの食痕はたくさんありましたが、幼虫はいませんでした。


ここにはアシがたくさん生えており入っていくのがたいへんですが、砂に埋もれた流木がそこそこありました。
何本かひっくり返してみましたが、どれもかたくて産卵マークがついていても手グワが入りません。


アシ原をヤブこぎしていくとキノコがビッシリ生えた大きな流木を見つけました。
材の半分くらいが砂に埋もれているので「でっかいヒラタ幼虫がいるかも」とひっくり返してみましたが、先ほどの材同様に固くて歯が立ちませんでした。
実はこの写真を撮るときに気が付いたのですが、ヤブこぎをしている時にメガネをどこかに落としてしまっていたのです。
ヤブこぎした距離は１５ｍほどですので「探しながら戻ればすぐに見つかるはず」と踏みつけて倒れたアシの間を探しましたが見つかりません。
このところ寒い日が続いてますが今日は暖かかったので汗だくになりながら３往復してみましたが結局見つかりませんでした。

採集が目的で来たわけではなかったので着衣は毛糸のセーターとコールテンのズボンのまま何度もヤブこぎしてしまいクッツキムシ（センダングサなどの実）が体中についてしまい３０分以上かけて取り除き帰ることにしました・・・いったい何しに来たんだ！