NHK杯フィギュア第1位中野選手の演技をテレビで見ました。
ショートプログラムでも見せてくれたあの笑顔。たまらなくいいですね。
彼女の演技は弦楽器の演奏に例えると、正確な音程、きれいで安定したヴィブラート、模範的な楽譜通りの演奏のように感じました。見ていてとてもすっきりするというか
きょうのNHKのインタビューでも徹底的に基礎練習を積んだとか。ヴァイオリンの田中千香士が中学のころはエチュードしかさせてもらえなかった、という話も思い出しました。そういった地道な積み重ねが花開くストーリーはいいですね。
中野選手のこれからが楽しみです。あまり世間に(マスコミに)惑わされず、自分のスケートを磨いて欲しいと思います。(その点村主選手の感性はずいぶん磨かれてきたように思います。ちょっと焦りのようなものが感じられますが)でもフィギュアスケートは寿命が短くてかわいそう。
そうそう、中野選手のコーチの佐藤信夫さんはスケートの本も書いている方ですね。私が学生時代彼の本を参考に見よう見まねでフィギュアスケート練習した頃のことを思い出しました。佐藤コーチに変わってから、自信をつけることができた、という中野選手の言葉も印象的でした。
それにしてもフィギュアの世界はものすごく大変。
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