2012年8月京都旅行(その1・新幹線で京都に)8/29
2012年09月13日 03時41分53秒
8月29日~30日で家族旅行として、ママと弟君の3人で京都旅行に行って来たのでその時の旅行記を書くとします。
今回は久しぶり?に家族旅行弟君の希望で京都に行くことになりました。
ママは若い頃から何回も京都に行っているそうですが、弟君は個人旅行では初めて。
私は過去に数回行っているものの・・という状態。
国内旅行とはいえ京都は意外にお金がかかるもので・・・なかなか
さて、今回はJR東海ツアーズのweb限定プランを利用することに。
行き:こだま633号 帰り:ひかり538号 ホテルギンモンド京都3人1室(食事なし)
のプランで小田原発着で値段は17900円×3人
小田原から京都まで新幹線片道で11000円(小田原発着はぷらっとこだまの設定はなし)なのを考えると、
新幹線往復の普通運賃料金よりも安いというお得なプランです。
もっとも近距離海外旅行のパッケージプランの値段などを考えると
「このぐらいの値段じゃないと行かないよ!」というのも実際ですが・・・
さて8月29日水曜日、出発日当日
当初、新松田駅から小田急線で小田原に向かう予定でしたが、早朝5時代に代々木八幡付近で人身事故が発生して、経堂~小田原間の折返し運転に。新松田~小田原は区間列車もあるので大丈夫だとは思いますが、新幹線に乗り遅れたら大変なので大事を取って大雄山線を使うことに。
ということで、大雄山線の和田河原駅に向かうことに。
たまには大雄山線にも乗らないと
香港のLRTと較べると雰囲気が違いますが、実は家のかなり近場にもLRTが走ってますね
早朝だからか無人駅状態。終日駅員配置になったと聞いたような気がするんだけど・・??
余裕を見て6時41分発に乗車するとします。
日中は空き気味な大雄山線ですが、流石に平日の朝なので混み気味。
一番後ろの車両でも3人だったので和田河原でなんとか座れたぐらいな・・。
ラッシュ時ぐらいは混んでくれないと、路線の存続に関わってきそうですが
早々に小田原駅に到着して新幹線口のコンビニで朝食を買ってからホームに。
こだま号は車内販売が廃止されてしまったので不便ですね。
車内販売が廃止になる時に「こだま号は1~2駅の利用者が殆どでそれ以上はぷらっと客だけ」
のようなことを言っていた人がいましたが、小田原・熱海~豊橋とかで乗る私にはオイオイと。
小田原は2時間に1本しかひかり号が止まらないのは困ったものです。
まぁ今回はぷらっと以下の値段で乗るわけですが・・・。
きっぷには「ぷらっとフリープラン京都こだま」という名前が付いてますね。
京都駅で下車する際に「欲しいです」と言ったら、
無効印を押して穴あけパンチで1つ穴を開けて返してくれました。
700系のC16編成です。車内にはJR西日本のプレートが・・。
私がレールスターと台湾型でない新幹線700系に乗ったのは去年10月が初めて。
あの時はB編成だったので、C編成に乗るのは今回が初めて。
ですが今回もJR西日本所属車(譲渡車)
JR東海が嫌いだと公言してると車両のほうから避けてきますね
ほとんど満席。私たちの席だけぽっかり空席になっているような
一番後ろの20番の3人席ですが・・壁面のコンセントなし。
途中でちらっと自由席を見たら結構余裕がある状態・・・。
自由席特急料金より安い値段で乗っている我々は指定席に詰め込まれ。と差がつけられています。
見た感じ殆ど行楽のグループ客といった雰囲気。
1人で乗っている感の人は「ぷらっとこだま」なのか・・・通常料金で指定席を買ってしまった人なのか
今回は以前に抽選で当たった小さいコロコロカート初登場
1泊なのでコロコロでなくても・・という感もありますが、コロコロの方が楽かなと
入れ物が多くなると持っていく荷物も増えるような・・・
東海道線幹線はシートピッチが広いので足前にコロコロを置けるのがありがたいです。
こだま号なので途中駅でひかり号やのぞみ号に抜かれながらですが、停車中に通過列車が横を通り過ぎと際にかなり揺れますね・・・。
走行中の乗り心地はあまり気にならないですが、この停車中の揺れは気になるぐらい。結構車体が傷みそう・・
2時間程度で名古屋に。寝て行きたいもののなかなか寝れないです。
名古屋から先の区間に乗るのはかなり久しぶりですが、景色は良く分からないですね
小田原から約3時間で京都駅に到着。
さすがに3時間乗るとちょっと飽きてくるような気も・・・。
同じ12号車に乗っていた人たちも殆どここで下車。
前の人に続いてようやくホームに降りたら、既に発車ベルが鳴っているところ。
ホームでは女性駅員が「空いているドアから乗車してください」と放送で何度も連呼して必死な感が。
よくみるとまだ降車が終わっていないドアの脇で外国人風のグループの一団が乗らんとしています。
さすがはJR東海らしい光景英語放送でもした方がよいのではないでしょうか
新大阪行のこだまで京都乗車でしかも指定席とは・・新幹線お試し乗車のようなものカナ?
まずは自由通路上の「京都総合観光案内所」に
さすがに京都だけあって大きくて係員も多い外国語対応が出来る係員もいるようで・・
ただ配布資料は丹後地区など京都府内のものが多く、京都市内の無料の観光地図などは見当たらないです。
係員に言えば出してもらえるのかもですが・・・
今回は市営バス1日乗車券3枚とトラフィカ京カード1000円券(左)1枚を買います
トラフィカ京カードは1000円で1100円分使えて多少お得です。
買ったらバス路線図をもらえましたが1枚だけ・・・。
京都の1日乗車券は、
市営地下鉄と郊外も含めたバスが乗れる「京都観光一日乗車券」1200円(高い)
中心部のバスだけが乗れる「市営バス1日乗車券」500円
市営地下鉄に乗れる「地下鉄1日乗車券」600円
この他に京阪や京福など各鉄道会社で出している券がありますが・・・
色々調べてみましたがまぁどれもこれも帯に短したすきに長しと、色々あるけどどれもこれも中途半端。
という横浜みたいな状態の印象。
1200円の券は大原などバス運賃が高い郊外に足を伸ばさないと意味ない。
京都の著名観光地の大半は地下鉄で行けない場所にあるので地下鉄だけの1日券は無意味
京都中心部(要は碁盤の目の辺り)を観光するなら500円の市営バス1日券で収まると・・・。
事前に回るところと利用する交通機関をイメージしておかないと、適切な券を買えないので結構頭を使いますね。
特に今回は私1人ではないので尚更に
バス1日券乗車券を買ったばかりですが・・・まずは宿泊ホテルに荷物を置くために地下鉄に乗るとします。
なんと10系の第1編成
私が子供の頃、初めて京都市営地下鉄に乗った時は、このタイプの車両はまだきれいで新車の雰囲気
普段目にする電車よりも豪華な印象で感激したものですが、流石にちょっとくたびれてきた感がありますね。
相鉄の新7000系よりはまだ今風な雰囲気だけど。
ホテル最寄の烏丸御池駅で下車します。
烏丸御池は「からすまみいけ」と読むのかと思っていたけど「からすまおいけ」のようで。
この辺りには地下駐車場や地下街のようなものがあるようですが、京都では地下を掘る際は埋蔵文化財調査を行う必要があるそうで、地下を作るのも容易ではなく建設に費用と時間がかかりなかなか・・・という話を聞きますね。
下に地下鉄東西線が走る御池通りを東方向に向います。
片側4車線ぐらいある上に歩道も広くて道幅が広い
昼時なので歩道上では300~400円台で弁当を売っている露店が出現中。
安いし良さそうなのもあるので、お弁当を買って昼食にしても良さそうですが、食べるところがなさそうなのが残念
5分ほど歩いて宿泊先のギンモンドホテルに到着。
部屋には入れないものの、チェックイン手続きをして荷物を預かってもらいます。
係の方はバリバリ?な京都弁。地なのか観光客向けサービスなのかと考えてしまうぐらい
さてまず最初の目的地は金閣寺。先ほどもらった路線図によれば烏丸御池の辺りはバス路線が全くない
烏丸御池駅の両隣の二条城駅か京都市役所駅の辺りに行けば金閣寺まで乗換なしで行けるバス路線があるよう。
ホテルは烏丸御池駅から京都市役所方面に歩いた場所なので、東側・市役所方面に向って歩くとします。
せっかくなので裏通りに入ってみることに
裏通りには昔ながらの町屋が所々残っていたり、近年の建築でもそれらしい雰囲気の建物が残っていたりしますが・・・そうではない京都でなくてもあるような普通の建築も。
それにしても電柱は景観を害しているような。
シンガポールのリトルインディアの辺りとか、ヘリテージエリアとしてショップハウスの街並みが連なっていたのと較べると、日本らしいのかシンガポールはやっぱり社会主義国なのか。
既に11時半過ぎなので昼食場所を探しながら・・・なんですが、所々にランチの案内を出している店も。
中には3000円以上の店もありますがさすがに予算外。
1000円以内程度で京都らしいものをということで・・・。
町屋風のお店のようなんだけど、看板も出ていない謎なお店?もありますがこういうのはいわゆる一見さんお断りのお店なのカナ?
京都は一見さんお断りのお店が多い。飲食店のみならず、和菓子屋や豆腐屋でもである。と聞きますが、一見さんお断りのお店が、外にメニューを出していたら困りますよね
しばらく歩くとアーケード街のようなところに出て少し進むと・・・
なんと本能寺の前に出ました。
予定にはないですが、折角なので見物していくことにします。
入館料の500円を払って宝物館の特別展を見るとします。
右上の動物の像のようなものは、本能寺の変の直前に突然鳴き出して異変を知らせた。
という逸話がある3本足の蛙の香炉。なかなか有名な品だそうですが・・・
これは実物が展示されていましたが、なかなか愛嬌があって可愛いような。
レプリカで欲しいような感ですね。
売店でこれを模した文鎮を売っていましたが、今ひとつ表情が違ってイマイチなので買いませんでした
本能寺といえば敢えて言うまでもなく「織田信長の本能寺の変」で良く知られていますが、
展示によれば創建から今まで何回か場所が移っていて、本能寺の変があった時の場所は、烏丸通りの西側。烏丸通と二条城の間ぐらいの位置。今の本能寺とは大分離れた場所だったようです。
<次回に続く>
2012/9/13 3:41(JST)
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