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08年1月磐越西線と新潟の旅(その4・新潟に到着!)

その3から続く

さて新津までくれば、目的地の新潟は後少し。先発の新潟方面行の電車に乗り換えるとします。
今風の新し目の橋上駅舎という感じの通路を通り別のホーム(5番線)に移動します。



案内表表示機には「新潟・吉田」行と越後線直通列車のようです。
あとで確認したら、どうも列車自体は長岡発のよう。
ちなみに吉田というのは燕市の市役所のあるところ。長岡から新津・新潟経由で吉田とは、随分と遠回りな経路を走る列車です。



車両は115系。よくみると白ベースでグリーン系の帯の塗装の車両と青系の帯の塗装の車両と2種類が連結されている5両編成。
グリーン系の方は以前に見た事がありましたが、青系の方は初めてだったので「こんな色もあるんだ~」という感じ。

新潟周辺の普通電車ではE127系というJRになってから導入された電車もあるのですが、これにはまだ乗ったことがないので、新津→新潟で乗れるかな~と思っていたのですが外れて残念。(短距離向けの車両なので、長時間乗る翌日の長岡→水上でE127系に当るのは嫌だし・・)
とはいえ、115系の2色連結を見れたのでまぁいいかな?

新津を発車すると徐行でゆっくり走ります。大きい駅の前後はポイントなども多いのでのんびりになるのは良くあるとことですが、ゆっくりのまま気がついたら次の「さつき野駅」に。
この先もあまりスピードを出さずに走り、20分ほどで新潟に到着です。



ついに17時半に新潟に到着
国府津5時40分の列車で出発して、途中会津若松での小休止をはさみつつ10時間かかりました。ずっと乗りっぱなしだったとはいえ、全然疲れた感じがしないです。

出発前は豪雪地帯だしダイヤが乱れたりして行程が大幅に狂ったらどうしょう?とか心配してましたが、心配が無意味だったかのように順調な運行でした。

さて駅の外に出るとパラパラと雪が・・・。傘を持ってないのでヤバイな~と思うものの、程なく止んで一安心。
ここまではずっと暖房の効いた列車の中で、会津若松の街中がちょっと風が冷たかったかな?というぐらいで、寒さを感じなかったものの流石に新潟ともなれば寒い。
とりあえず予約している駅近くのホテルに向かうとします。
5分ほど歩いて予約しておいた「新潟第一ホテル」に到着。早速チェックインの手続きを済ませ部屋に入ります。荷物の整理などを1時間ほど一休み。
(部屋とホテルの詳細については次の「その5」で紹介します)

さて部屋でゆっくりしていても時間が勿体無いので、夕食がてら出かけることに。
新潟は駅から1.5キロほど離れた「古町(ふるまち)」というところが中心部のようなので、バスで行ってみるとします。「地方都市は夜が早い」ので、念のために帰路の最終バスの時間をモバイルで調べると22時45分まであり一安心です。



今回の旅行で一番無駄な買物のような気がしないでもない、新潟交通の「買物バスカード」
平日日中と土日祝日終日有効で1000円で1400円分使えます。翌日もある程度バスに乗るかな~と思い購入したのですが、結局400円分しか使いませんでした。再訪時に期待ですね。
新潟交通では一般の路線バス用のカードの他に、県内高速バス専用バスカードなるものもあり、なんと通常のバスカードよりも割引率が高めで面白いものです。
新潟は長岡方面を初め各方面への県内高速バスが充実していて、是非乗ってみたいものですが、今回は時間の都合で残念ながら無理です。聞くとところによるとJR線にE127系が導入されて着席率が低下した影響で高速バスの利用者が増えたとか・・。

さて駅前のバスターミナルで古町に行くバスを探すもののどれに乗ればいいのかよく分かりません。
「むむ・・」と思っていると「高速・巻」と表示された前ドアしかない街の路線バスのようなバスが到着。
係りの人に「古町まで行きたいんですが行きますか~?」と尋ねると
「止まることは止まるんだけど・・・・高速バスなんで古町では降りちゃいけないことになってるんで・・・」とな
仕方がないので、バスターミナルで少し待っていると「西小針方面内野営業所」行のバスが到着。「これでいいのかな?」と思っているとさっきの係りの人がマイクで
「本町・古町にお越しの方もこのバスにご乗車ください」と放送してくれました。なんと親切な・・
という事でこれに乗ることに。
その直後に2台バスのバスが到着して、後で確認したらそちらも古町経由の様子。3台とも同じ19時30分発ですが、バスターミナルの構造上私が乗ったのが一番先発でした。

さて万代橋で信濃川を渡るとあっという間に古町に。
バス代は200円。微妙に高いです。

周辺は通り沿いの歩道には屋根がかかりアーケードのようになっていて、確かに中心街という雰囲気。とりあえずNext21という高層ビルの中にあるラフォーレ原宿に入ってみる事に。
20時の閉店近い時間からか、店内は閑散としていて空いているのはいいんだけど、あちこちの店で「いらっしゃいませ~」と声をかけられてしまい空きすぎなのも恐縮です。
セール中で安くなっていて迷いますが、とあるお店で前から欲しいなぁと思っていたワンピースとボレロで合計で2000円というめちゃ安いのを発見。
値札の金額だと両方で17000円というお買い得品。これは買うしかないと早速購入。紙袋ひとつ分、荷物が増えてしまいましたがお得な買物が出来たので、良かったです。

これを書くために調べていたら、このNext21は高さ125メートルで日本海側初の超高層ビルなんだとか。23時過ぎまで開いている展望ラウンジがあり夜景が楽しめるそうですが、訪問時は全く知りませんでした。
知ってれば展望ラウンジに絶対行ったのですが・・・残念なものです。

さてラフォーレを出てどこか適当な夕食場所はないかな?とアーケード街を歩いて探してみるものの、これといって適当な店はなくイマイチ。
なんとなく駅方向に向かって歩いていたら万代橋に出ました。



夜の萬代橋。
新潟駅から中心部に向かうメインストリートにかかる橋で昭和初期に竣工。重要文化財に指定されているそうです。
1964年の新潟地震の際、開通して1か月経たない近隣の昭和大橋が落橋したけど、この橋は大丈夫だったと、地震関連の本で読んだ事があります。



広めの歩道は車道側が自転車・外側が歩行者と分けられています。
下流側の歩道を駅方面に歩いて渡るとします。
が・・、設計が古い故か欄干が低く腰辺りまでしかないのでまじ怖い。しかも下流側に向かって風が吹いているので寒い上に怖い。ここで川に落ちたら寒いからすぐ凍死しそう。いやこれぐらい寒い時は水温の方が温かいんじゃないか?
とか嫌な想像が膨らみます。
河口近くで川幅が広いのかなかなか反対側に着けず、こんな事なら素直にバスに乗ってれば良かった。と思いながらもなんとか対岸に。
しかし一難さってまた一難というべきか歩道橋が現れます。
なんで歩道橋というのはこんなに幅が狭いんだ・・香港みたいに屋根付の幅広で作れよ~と思いながらもなんとか渡りきります。
歩道橋の階段を降りたところでバス停を発見。停車中のバスに乗り込み新潟駅前に戻るとします。バスの車内は暖房が効いててほっとしますね。
ちなみに乗車した万代バスセンター前から新潟駅の間は、100円区間だったので行きの半額です^^。

<その5に続く>

08/2/3 3:01UP

コメント一覧

きよぴ
こんにちは~

わざわざありがとうございます。
他の新潟県内高速バスと共通だと、若松から新潟行きに乗る機会があった際、高速バスカードを買うか否か迷ってしまうかもです。回数券の類が好きなもので・・

若松から喜多方まで990円もするんですね。
若松から郡山の高速バスは1000円なのに・・・

一般路線バスより高速バスの方がキロ当たりの運賃がかなり安い。というのはよく聞きますが、これはちょっと歪みすぎているとしか・・

若松と喜多方は隣接する観光地としてペアで訪問する人も多いと聞くので余計にです。
若松~喜多方間は路線バスは高額。列車は塩川以外は大半が通過と妙な多い区間ですね。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんにちは。

会津バスのサイトにある表現は非常に紛らわしいですが、ネット上で調べた限りでは同社と蒲原鉄道は高速バスカードを発行しておらず、新潟県内大手3社(新交・越後・頚城)のみで発行している様ですので、この3社いずれか(恐らく共同運行を行っている新交)のカードを販売していると思います。(似たような事例は、スルッとKANSAI参加事業者などにもありますね)

また別件ですが、会津バスHPを見るとでは高速バスの運賃が一般路線に比べて異様に安く、若松からは喜多方より野沢、猪苗代より郡山の方が安く行けてしまうのは滑稽ですね。
きよぴ
MAKIKYUさん
なるほどE127系はあまり長距離運用に入らないのですね。
次回は短距離列車に乗ってみるとします。

御殿場線で「走るんです E231系」に当るのは空いてるので良いですが、JR東日本の場合はどうでしょうかw
E721系や313系2000番台など詰め込み乗車を目的として導入される近郊路線向け車両の愛称として「乗れるんです」もしくは「詰めるんです」を提唱したいと思います。

新潟交通は万代シティ~古町か市役所前も100円区間にして欲しいですね。
ちなみに私は富士急バスの昼間バスカードを持ってますが、3000円で3900円なので新潟より割引率が落ちますね。しかも終日降車時で9~16時有効で休日も終日使えないのでイマイチです。

ところでちょっと気になったのが新潟県内高速バスカードの使える新潟~会津若松線なんですが、会津バスのサイトには「新潟線用バスカード」と書いてあるのですが、若松側で買ったら本当に新潟・若松線専用カードなのか、新潟県内高速バスカードを渡されるのか・・・気になります。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
新潟地区を走る通勤型同然のワンマン電車・E127系ですが、この車両は新潟~新津間でも運用されるものの、運用される区間は主に越後線・新潟~吉田間と白新線となっており、この区間のみを走る列車を狙えば結構な確率で捕獲できます。

こちらは何度か乗車した事があり、701系の直流版といった感じの車両(走行音は全く異なりますが…)ですので、あまり長い時間乗っていたいと思う車両ではありませんが、特に新潟~内野間の区間列車などではよく出没し、新潟へ行く機会があれば是非乗車したいと思う車両です。

ちなみにこの車両が村上や長岡へ足を伸ばす運用は少なく、特に長岡へ行く列車は早朝・深夜に限られていたはずですので、長岡でこの車両に乗車できれば逆に幸運かもしれません(御殿場線で狙わずにレンズ付きフィルムに良く似た名称で呼ばれる安物に当たる様なものです)し、長岡以遠の上越線や信越線柏崎方面へは通常充当されませんので、E127系長時間乗車の心配はしなくても大丈夫です。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんにちは。

新潟交通の路線バスはこちらも何度か乗車した事がありますが、市内中心部は特殊区間となっていますので、それなりの距離(新潟駅からだと関屋辺りなど)を乗るなら割安感もありますが、新潟駅~古町間などの短距離ではやや割高感がありますね。

ただ地方都市とはいえ、新潟は割合バス路線の運行時間帯や頻度の面では充実した感があり、内野方面(営業所は内野駅よりずっと西ですが、駅近くの通りを通ります)などは新潟地区のJRで最も運行本数の多い越後線を凌ぐ程ですし、市内中心部に限れば車両の質も比較的高く感じられる点も評価できるかと思います。

また新潟交通のバスカードは、こちらは普通カード(1000円券で100円オトク)の使いかけを持っていますが、買物カードは随分割引率が高く、使い方次第では結構良いかもしれませんね。(会社によっては、買物・昼間カードでの割引が2割程度の所もありますので…)
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