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12年5月・シンガポールと香港の旅(その46・ハッピーな1週間)最終回

前回から続く

さて部屋に一度戻ってからすぐにチェックアウトして12時頃に出発します。

荷物が多い多いといっても、どのくらい多いのか文字では説明しづらいので写真を



これは台湾旅行の際の写真ですが、これと一緒。
大型のコロコロカートとぱんぱんに中身を詰めた豹柄の袋。
豹柄の袋は以前に109ブランドのお店で福袋を買った際に入っていた袋
これをコロコロカートの上に載せて運ぶ訳ですが、バランスが悪く時々落ちるのが

シンガポール→香港の時もこんな感じで。

豹柄の袋、某所の入国審査官氏に「随分と派手な袋ですな。荷物受取場ですぐに自分のが分かるようにしているのか?」と言われてしまいましたが、
私が今まで気にしてなかったんだけど、色々な旅行者を見慣れてる審査官氏が派手だという言うからには、そんなに派手なのか?

さて、北角のホテルから空港までは
第一案として「目の前のバスターミナル始発の空港バス(A11)で(40HKドル)」を考えていたのですが・・・
空港までは標準80分程度。運転間隔は20~25分間隔で詳細な発車時刻は不明。
電話でコールセンターに聞くとか(語学的に無理)始発点なので事前にバス停で確認すれば掲載があったかもですが・・・発車まで20分待ったとして空港着は13時40分頃。
飛行機が15時15分発なのでこれはヤバい・・・

第2案の1キロ弱ほど先(西側)の城市花園酒店(シティガーデンホテル)まで歩いて、エアポートエクスプレス(以下AELと略)の無料シャトルバス・H2系統に乗り、香港駅経由。これだと100HKドルかかるものの、香港駅でインタウンチェックインが可能なので時間的余裕も。

ということで急遽第2案に変更。AELシャトルバスはまだ未経験なので丁度いいカナ?

香港駅までタクシーに乗るのも手っ取り早いのですが、ここからだと距離があるので値段がそこそこかかりそう。
ホテルの前の道が東行の一方通行なので尚更面倒そうの他に、
香港のタクシーは言葉が分からない旅行者だと、遠回りされたり料金をボッタくられたり。とかトラブル談を小耳にするのであまり積極的に乗りたくないのです。
以前も香港駅から乗った際に、10HKドル弱多めに取られた経験があるもので。

運賃的にはバスや電車と同じく物価差を考えても日本よりもずっと安いのですが。


ということで城市花園まで急ぎ目で歩く訳ですが・・・
焦っている上に暑くてもうタイヘン・・・こっちはテンパッるのに、何かの署名集めのような人に声を掛けられたりもう大変
なんとか10分強ぐらいで城市花園酒店に着いたら。ちょうどシャトルバスがホテルの玄関に。
H2は20分間隔なのでちょうどいいタイミングでラッキーですね。

華人風の若い女性が荷物をホテルのボーイさんに車内に積み込んでもらっていて、チップを渡しています。
ボーイさんは次に私の荷物も車内に積み込んでくれたので私もチップを渡すことに・・・。
ガイド本などには「10HKドル渡せ」とか書いてありますが、部屋まで運んでもらって。
とかじゃないので、2HKドル玉を渡しました。
とはいえ宿泊者じゃないのに手伝ってもらって申し訳ないような・・・。



車内の様子。座席が一見高級感がありそうですが、マイクロバスに2+2配置の詰め込み仕様
ミニバスは1+2配置なんだけど・・・。



こちらが外観。香港駅で撮影した同型車。

このシャトルバスH2系統は香港島の銅鑼湾辺りのホテルを巡回する路線で私が乗った城市花園酒店(シティガーデンホテル)は一番東端。ホテルをいくつか巡回して香港駅に向かうわけですが・・・

このバスはなんとも運転が激しい。止まる時は急ブレーキを掛けて止まるような感じなので、その度に座席から落ちそうになるのに座席にシートベルトがない

オイオイ・・・大丈夫なのか?という感じですが、それ以上にオイオイなのは妙に時間が掛かりすぎなこと。
20分ぐらい経って結構走ったと思うも相変わらず銅鑼湾辺りのホテルを巡回している状態。

35分経過したところでスマホの地図で見ると、まだ湾仔の展覧会議中心の辺りの告士打道。
空港に2時間前どころか香港駅に2時間前到着すら怪しいんじゃ?という状態

運転が激しい割りに全然先に進まない。激しくなかったらもっと時間がかかるのか、
それとも単に運転手の運転が下手なだけか??



中環のオフィスビル地帯の横を通過して、ようやく香港駅に到着。
なんと48分もかかりました渋滞していたような印象は全然なかったんだけど。
せいぜい20~25分もあれば着くと思っていたので想定外な・・。



香港駅のインタウンチエックインカウンター
中に航空会社別のカウンターがあります。ここでチェックイン出来ない航空会社もあるので要注意。
入口が改札になっていて、AELの乗車券所持者しか利用できないようになっています。
オクトパスカードだとここに入る時点で運賃が引き落とされます。

オクトパスでも乗車券でも値段が一緒なのできっぷを買って入ります。

駅自体の改札は別の場所にあるのでチェックイン後、すぐに乗車する必要はないです。
朝一番にチェックインして荷物を預けて、時間まで遊んでいるのも手かも。

ちなみに香港駅のチェックイン締切は90分前。
香港駅に2時間前到着で。と考えると時間節約になりますね。
ただ本当にギリギリ90分前あたりだと空港で買物などをする暇がなくなりそうですが・・・。

AELは香港駅~空港は100HKドル(約1090円)と割高ですが、インタウンチェックイン代金込みと考えて

チェックインカウンターには「1000HKドル(約10900円)追加でプレミアムエコノミーにグレードアップできます」
「但し事前予約者と一部サービスが異なります」
という日本語の案内が出ていますが・・1000円ならともかく1万円は高いだろう
そもそも、行きに乗ったシンガポール航空機はJAL機よりワンランク上の座席だったぞ・・


荷物を預けて身軽になると・・・またまた買物をしたくなってきます
ワトソンズというドラックストアで日本で買えば800円近くするマシェリのトリートメントが400円弱で売られているのを発見。
日本メーカーのコスメ類は香港・台湾などを初めアジア圏に進出する際に、日本と同じ値段だと売れないので安くしている。という話を聞きますがやはり本当ですね
化粧品の値段は製造経費が占める割合は低くて、広告宣伝費やブランドイメージ代をかなり載せている。という話は有名とはいえ・・・。

これはラッキーと1本買うわけですが・・・・店の人には他にも色々勧めて来ますが、言葉も良く分からないのでこれだけで



香港駅のAELの改札と同一平面のホーム
1面1線で同じ線路を走っているMTRの東涌線とはホーム・改札は完全に分離しています。

13時30分発の列車に乗るとします。車内はガラガラ



駅や車内など各所で「10分間隔運行」をPR中
1998年の開業当初は8分間隔、その後10分間隔、12分間隔と減便されていたのが、
2012年1月15日から再び10分間隔運行に増発されたそうです。

ちなみに編成は7両+荷物車1両の8両です。

途中、九龍と青衣の2駅に停車しますが、両駅共に1分40秒程度の長時間停車。
同じ線路(九龍内は複々線)を走る各駅停車の東涌線列車との運転間隔調整の意味合いもあるのでしょうが、
途中駅では乗車か降車だけとはいえ、乗客の荷物が多く乗降に時間がかかることが予想される空港アクセス列車。充分な停車時間を確保しているのはさすがですね。
NEXとか日本の空港アクセス列車は途中駅でどのくらい停車時間を取っているのか気になりますね。
まさか45秒とかじゃないでしょうけど??

乗ってしまえばあっという間。車窓の景色はイマイチ。
青衣の先、ランタオ島内で多少海が見えたり車両基地が見える程度ですね。
眺め重視なら空港バスの2階席の方が断然良さそうです。

香港駅から空港までは約35キロで24分。
最高速度は135キロだそうですが、途中2駅で停車時間3分ロスして24分運転。というのは実は結構凄いのかも??




空港(機場)の到着は左右両側のドアが開き、左側が第1ターミナル・右側が第2ターミナル。
と良く出来ていますね。

今回は折角なので第2ターミナル側に降りるとします。

香港空港に到着したのは13時55分頃。
出発の1時間20分前やはりインタウンチェックインは便利

第2ターミナル側の出国口は細い通路を入っていくような感じでガラガラ。
出国審査場も2ブースだけ開いていてこれまたガラガラ・・・

出国審査の次に手荷物検査ですが・・・ここで問題発生
女性の係員が検査機から出てきた私の手提げ袋の中に手を突っ込んでガサゴソと・・・
「獲ったど~」という感じで先ほど買ったトリートメントを取り出します。

手に持っていたパスポートを見て「な~んだ日本人かぁ」という感じで、
各言語版の説明用カードが輪っかで止まっているやつの日本語版を見せられつつ、
100cc以上の液体物機内持ち込み禁止に該当して、これは180mlだからダメだと・・・

カードの繁体中文版の文章を指差しつつ「今から預けられないか?」のように聞いたものの、
既に出国審査を済ませているから無理だと・・。
「そこを何とか・・・」と諦めきれない私にその場にいた係員全員が「ダメ」と(日本語で)

ということで香港駅で400円弱で買ったトリートメンとはあえなく没収されてしまいました。
まだ1回も使ってないのに納得がいかないモリ
もしかしたら、買った時にそういう説明もあったのかもですが・・・。
それにしても納得出来ない


第2ターミナルは店舗と一部航空会社のチェックインカウンター・出国口があるだけ。
飛行機の搭乗口は全て第1側にあるので、必ず空港内移動列車に乗る形になります。



この列車は、フェリーターミナル~第2ターミナル~第1ターミナル(根元部分)を結んでいるよう。
第1ターミナル先端部に行く際は根元部分で別の列車に乗換えです。

書店で本を買ってから、昼食代わりに軽く食べておこうと思い香港風?ファーストフードのお店に行くものの・・
しか~しこのお店、空港内のお店なのに外国人にフレンドリーじゃない
レジの横の壁に大きな看板状メニューが掲示されているものの、レジには下敷き状メニューがないので指差し注文不可
漢字に併記されている英語を読んだものの通じず係りの人が出て来て看板メニューを指差しつつ発音してなんとか分かってもらえるような。

注文とカードで支払いを済ませて、498番と表示されたレシートをもらい厨房の受取場に・・
電光掲示板があって番号が表示されるシステムのようでこれなら安心。と思っていたら、
受取場でおばちゃんが「せいがっぱー」と叫んでいます。
あれ?「せいがっぱー」って498か??私じゃんと慌てて取りに。
番号表示されなかったんだけど・・

もう空港内のお店なのに、注文も受け取りも全然外国人にフレンドリーじゃないですね


乗り遅れてもやばいので、持ち帰りにしてもらって搭乗ゲート近くで食べることに



飲み物は香港風アイスミルクティーで28HKドル(約300円)

カップが2つ入っていて、あれ?と思って蓋を開けたら片方はパンに挟む用のバターが。
バターの下には氷が入っていてフォークも付いている。という行き届いたというかお金をかけた構成ですね。
注文や受取は親切な感じではなかったのに意外な・・

香港での最後の食事のこのバター付きパイナップルパン
ふんわりしていて美味しかったです
パイナップルパンを食べたのは昨日の屯門のレストランでが初めてなのでこれが2つ目。
次回訪問の際はまたパイナップルパンを食べたいですね



そんなところで、いよいよ帰国便の飛行機に搭乗です。
私のハッピーだった1週間もこれでおわりか・・・
もう泣きたいですね

憂鬱な日常が待ってるのかと思うと帰りたくないけど、そういう訳にもいかないので・・・



行きと同じくB777-200・706Jでした
今回は4機乗って全部B777ですね
ちなみに座席は最後尾の左窓側。2人掛け席ですが、混んでいて隣りも人がいます。



出発から1時間強後になんと台湾上空を通過。
台湾中部の台中~彰化の辺り。
台中空港で降ろしてくれ~

更に台中空港もみえました。2009年旅行の時に行った清水駅は空港の近くのはず
が、しか~し、この後は雲が出てしまい台北辺りは見えませんでした。



その少し後に食事が配られます。食事が配られるのが意外に遅いような
メニューの配布はないものの、メインの料理の写真を見せてくれて肉か魚が選べるのはいい工夫ですね。
今回は鶏肉の方を選択。そうめんやハーゲンダッツアイスが付いています

この後はひと眠りしたりで過ごします。
例の如く伊豆半島~大島上空~房総半島という感じで飛行
今回は新習志野駅や西船橋駅辺りが見えたものの内陸気味だったので眺めは今ひとつ・・・

20時7分に羽田空港に到着しました。
降りる際にCAさんに機体番号を聞いたら、「付けているんですか?」と「ええ・・記念に」とまぁ。


帰りの御殿場行のバスは20時25分発か22時5分発
20時25分発にはギリギリ間に合わないという、あまり嬉しくない状態

税関検査では係員が私の大荷物に興味を示したようで、「ちょっと中を見せてください」とな。
「時間余ってるんで全部見ちゃってください」的なところですが、
豹柄の袋の方をあけて、ぬいぐるみの頭が見えたりしたぐらいで「分かりました・・」
という感じですぐに終わってしまいました

到着ロビーに出てバスのきっぷを買うとしますが、ここで20時40分
到着から出れるまで1時間近くかかる成田空港に較べれば結構早い・・・
しか~し、22時5分まで1時間以上バス待ち。椅子に座って待つとします


au携帯の電源を入れたら1週間分の受信メール・157件の処理でフリーズ
気が付けばそのまま電池切れで電源が落ちてしまいました。

電話をしたいけど仕方が無いので公衆電話を使うか・・・
「お金はこの袋に入れたはず・・」と日本円を入れたはずの袋を見ると、
入れるときに間違えたのか、日本円の紙幣とシンガポールドルの硬貨が

ターミナル内のコンビニで1000円札で買物をしてお釣りの10円玉でようやく電話できました




この写真は第1ターミナルで。
帰りの御殿場駅行のバスはコンセント付き。スマホの電池も切れそうな状態だったのでラッキーな

羽田空港から横浜駅に。横浜駅からはちょくちょく乗っているので日常の光景に。

家の最寄のバス停で降りる際に、乗務員氏が荷物を降ろしてくれて
「旅行でしたか?」「ええ・・香港とシンガポールに」「いいですね」と・・・・

24時前頃に家に着いて、5月8日から14日まで1週間に渡ったシンガポールと香港の旅行は終了しました。


次回・エピローグに続く

5月14日の行程は次回に掲載します。

2012/9/2 4:58(JST)

コメント一覧

八草きよぴ(kiyop)
http://yaplog.jp/kiyop/
旅行記を読んでいただきありがとうございます。
タクシー料金で多く徴収された。というのはずっと以前の旅行の時の話なのですが、
10ドルというのは約10ドル弱ぐらいで、きっかり10ドルではないんです。
でトランク利用料なども含めたとしても更に・・・という話なんです

その時の旅行で別の日にやはりトランク利用で短距離でタクシーに乗ったら
(ホテルから香港島内の街中まで)
その時はトランク利用料も加算されず概ねメーター料金だったので、
香港のタクシー=不慣れそうな旅行客と見れば多めに請求する。というものではないと思うのですが・・
もみ
初めまして。香港好きな通りがかりです。
タクシーの料金のことですが、タクシーではトランクに入れる荷物一個につき5ドルの追加料金が取られます。料金表示の右下に表示されるんですが合計金額としては表示されません。運転手が合算して請求されます。10ドル請求された時、もしかしたら荷物が2つあったのでは?と思いコメントしました。
何度も行っている香港ですが色々なかたの旅行記を見るのもとても好きです。
とっても詳しく記録されてて行った気になります。
きよぴ
http://yaplog.jp/kiyop/
このAELシャトルバスはドアの対面は2列分ぐらい使って荷物置き場を作っているので、
2+2にしないと座席定員が確保できないのかもですね。
とはいえ高運賃のAELで・・・
もっとも1人なら1+2配置の1人席に乗るより2+2の2人席で1人で座る方が快適かなと。

シャトルバスには観光バスタイプの大型バスもいるらしいですが・・・

2+2配置のマイクロバスは聞くところによれば香港では団体ツアーバスで結構いるという話ですね。
本当の格安ツアーなら大型バスに詰め込みだろう・・・と考えると小型バスを使ったツアーは
格安じゃなくて中上級ツアーかも・・・それで下車観光しつつとはいえ1日2+2マイクロバスは{げっ}

以前の旅行の際に乗った団体ツアーバス車両を使った白バスは2+2配置でしたが、
隣席が体格のいいあんちゃんだったので、私はおしり半分通路にはみ出るぐらいの状態でしたよ

狭い座席といえばKMBバスなどの2階建てバスの古いのは2階は2+3配置なのもあれも結構狭いですよね
2+3配置のバスはエアコン車の古いタイプでも見かけましたが、今でもいるのでしょうか??
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんばんは。

AELのシャトルバスですが、マイクロのくせに2+2列シートと言うのは意外で、高額&高付加価値を売りにしているAELらしくない印象があります。

大陸本土の硬座車並みに居住性が悪そうですが、座席定員確保という観点ではメリットもありますので、むしろ街中を走る緑や赤とクリームのマイクロバスこそ、この手の座席を採用した車両が出てきても…と感じます。

また税関職員は結構変わった荷物などには興味を示し、検品を楽しんでいる様に感じられる事もしばしばで、こちらも7月に神戸の税関に、康師傳のダンボール入り香港巴士情景(バスコレ香港版とも言える150分の1スケールモデル)を十数個持ち込んだ際には、中身を見せて頂けませんか?との事で一つづつ種類が異なる事を説明したら興味津々。

自宅までどうやって帰るのかも聞かれて、「普通列車乗り継ぎで…」と言ったらこれまた面白がっていましたが、時には厄介な荷物を持ち込まれて…という事もある業務だけに、常に緊張し続けては持たないのかもしれませんね。

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