さて故宮博物院の見学を一応終えて、市街に戻るとします。
帰りのバスの車内
このバスは自動の車内放送やLED表示機はなく、運転手がマイクで次停留所名を放送。
なのでほとんど聞き取れない・・・
降りる時も「えっ？ここ？？」という感じで慌てて・・・・
しかし、なんと悠遊卡が見つからない
慌てて財布から15元出そうにも、どれが何元玉か良く分からない
「100円入れたら流石に怒られるかな・・？」と思いながらなんとか10元2枚見つけて支払いました。
5元多く払った事になりますが、仕方がない・・・・。
カードはすぐにバックの中から発見されました。
5元＋乗継割引分が・・
「財布に入れておくといいですよ」という嘉さんの言葉どおり、以後財布に入れることにします。
私は日本ではあまりICカード乗車券を使わないので、MRTに乗る時にカードを出すタイミングが難しいというか、遅れをとるような感じになっちゃいますね
士林駅からMRTに乗って台北駅方面に。
既に夕方の17時頃。学校帰りの学生が多く電車も混雑しています。
一応台北駅方面で買物でも・・という予定でしたが、電車に乗っている最中に「龍山寺」という有名なお寺がある事を思い出します。
今からでも時間的に大丈夫とのことで、予定を変更して龍山寺に向かうことに。
またまた台北車站で乗り換えて龍山寺駅に・・。
龍山寺の入口
見るからに中華風のお寺。という雰囲気。
なんでもここ龍山寺は台北最古のお寺なんだとか・・。
入口付近の滝
再び門が・・・
この門の奥に本殿が
中は相当な人手。日本のお寺で言えば正月か大祭の時のような・・・
せっかく来たので私も参拝していくことに。
参拝の際、本来は神様へのお供え物を持参するそうですが・・。
入口近くで線香をもらい、まずは火をつけます。
線香といっても日本の物とは違い、長くて太い
満遍なく火をつけるだけで一苦労。
その後、それぞれの神様の前でお参りをして、香炉に1本ずつ線香を立てていきます。
線香を立てるといっても、長くて太い中華風の線香で、既に沢山立っている状態。
「ひょい」と投げ込むような感じです。
嘉さんに「この神様は試験の前に・・・」とか「子供が欲しければこの神様に・・」という感じで、教えてもらいながら回ります。
参拝する神様の順序や仕方は決まっているようですが、複雑なので1人で来たら無理なような。
自分を含め長い線香を持った人が沢山ウロウロしているので、火傷しないように注意ですね・・。
沢山の参拝者で埋め尽くされている、中央の広場からは絶えず中国式おみくじで使う石のようなものを投げる音が聞こえてきます。
日本のお寺とは雰囲気が全然違うというか、人が多い分賑やかな感じがします。
龍山寺を参拝した後は、近くの華西街観光夜市を見物
一見すると日本のアーケード街商店街のような雰囲気。
入口付近の足裏マッサージのお店で
「お嬢ちゃん、マッサージ安いよ」と日本語で客引きされて
「お嬢ちゃん」はどうかと・・・とちょっと苦笑するような。
でも、なんで日本人と分かるのか不思議なような・・。
足裏マッサージ、興味はあるけど痛そう・・・・。
生きた蛇をその場で捌いて出す蛇料理店とか、海鮮料理の店や漢方薬を売る店が並んでいます。
時間的に中途半端なのか人通りは疎ら・・
昼にサンドイッチを食べただけなので、お腹が空きます。
「台湾のハンバーガーを食べてみますか～？」と聞かれ、
「それは是非に」ということで終端部近くの店で「割包」なるものを買ってもらいます。
アーケード街の終端部まで行き、引き返して戻ることに。
有名な寺院に観光夜市があったりと、一見観光地的な場所ですが・・・
しか～し、このエリアは「夜は女の子1人では歩けない場所」なんだそうです。
知らなければ、一人でウロウロしてそうですね。やばい・・・
華西街を散策した後は、龍山寺駅に戻り一駅乗って台北車站に。
再び淡水線に乗り換え。
ホームに降りるとちょうど列車が停車中ですが、今回の旅行中に乗った台北MRTで一番混んでるんじゃないかという状態。
乗らずに1本待つこと・・
ドアが閉まる時点で、既に次列車待ちで1箇所に10人以上並んでいる状態。
「金曜の夕方なので、これから遊びに行く人で混んでいるのでしょう」とのことで・・。
輸送力が逼迫している感じがしますが、日本に較べ無理に乗ろうとする人が少ないのが印象的ですね。
そういう面では、郊外電車ではなく本当に都市内電車なのかな。という感がします。
隣の中山で下車。
嘉さんはこれから所用があるそうで、今日はここで別れることに。
忙しいところを、付き合ってもらって申し訳ないですね。
＜次回に続く＞
09/10/22 10：00UP
