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07年1月近江鉄道と名古屋の旅(その4・近江鉄道で朝日大塚駅に)

<その3はこちら>

ちなみに近江鉄道では、土曜休日限定で今回私が買った「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」の他に近江鉄道全線有効の「S・Sフリーきっぷ」というのもあり、こちらは550円
近江八幡~八日市(9.3キロ)が片道400円・米原~彦根が290円と結構高い事を考えるとかなりお得です。
改札口でも係員がJRからの乗り換え客に「本日はSSフリーキップがご利用になれます。どうぞご利用ください」と案内しているものの、券売機で切符を買っている人もいます。
本当に短距離の片道利用なのかもしれませんが、フリーきっぷを買った方が安いとは知らずに、「運賃が高いのう~」と思われていたら残念なものです。

ちなみに正月3が日はSSフリーは中止され、前売り限定の初詣フリーが発売される模様。
沿線外から多賀大社などに初詣に行く人から普通運賃を徴収する為なのか・・?



近江八幡駅の時刻表
概ね1時間に3本ですが、10~30分間隔とかなり歪なダイヤ。
八日市までの線内列車の他に、彦根や貴生川までの直通列車もあります。
他の区間は毎時1~2本が殆どなので、近江八幡~八日市間が一番本数が多く主要路線になっている様子。

近江鉄道は路線としては米原~貴生川の本線格の路線に、近江八幡~八日市・高宮~多賀大社の支線と大きく3路線がありますが、今回全線完乗を目指すに辺り行程を色々考えたのですが、思った以上に路線が長く、本数もそう多くなく、しかも信楽に行く時間もあるので、思った以上に苦労しました。

当初、名古屋駅8時頃の列車で出発する予定で考えていたのですが、米原からだと丁度いい列車がないので近江八幡から近江鉄道に入る行程にしたのですが、その2で書いたように予定より1時間早く出発したので、せっかく作った行程が無意味になってしまいました。



9時13分発に乗車・・・といいたいところですが、壁に貼ってあった貴生川方面への連絡時刻表を見ると、この電車は八日市での接続はなし。9時40分発でも八日市から先は同じになるようです。
「どうしたものかな~。サティでも覗いて40分発に乗るか・・」と思っていたら、改札の係員さんに

係員)「信楽の方(私が京阪奈線フリーを買ったので)に行くなら八日市で乗り換えですよ」
と声をかけられます
きよ)「13分のだと八日市で接続ないみたいですね」
と答えると
係員)「そうですね~。とりあえず八日市まで行ってアピアで時間をつぶされたらどうですここにいてもしょうがないですし」

と教えられ、どうやら八日市には「アピア」なる時間をつぶせる場所があるようだ・・。
という事で先に進むことにするとします。

さらに親切に
係員「八日市の駅についたら先に時刻を確認しておいたらいいですよ」
という助言まで頂くことに。


トップバッターは9時13分発の八日市行です。
近江鉄道に乗るのは2004年12月に乗った彦根→米原間以来(当時の旅行記はこちら)です。

車両は当時と同じタイプの2両編成。
角を落としてお洒落さをアピールしているのも変わりません。

さて配線を控えるために先頭車両に乗車するとします。
乗客は2両合わせて20人いるかどうかと少な目。
地方私鉄でありがちな2~3駅ごとに行き違い設備があるような配線かと思いきゃ、太郎坊宮前1駅を除いて各駅に行き違い設備があり意外でした。



さて20分弱で八日市に到着。
近江鉄道一の中心駅のようで、ホーム3線に中線・留置線などがある広い駅でした。
中線も車両留置などに使われていて入れ替えが頻繁でした。

車両は基本的に西武鉄道の3ドア切妻タイプの中古車ばかりですが、正面デザインが今風になっている車両もいます。



なんとも近代的な駅舎です。(写真上)
写真下は2本のホームを結ぶ跨線橋の内部。駅の跨線橋とは思えない、豪華でしゃれたつくりです。

さて、駅を出て「アピア」とは何ぞや?と思いながら駅前の道を数分歩いてみると、大きいショッピングセンターが。これがそのアピアでした。
何かと思ったらショッピングセンターだったとは・・。

店内に入ってみましたが、まだ開店直後のようで閑散としています。
実はこの日、服装の選択を誤り(というか持ってこなかった)お陰で寒い寒い。
この機会に適当な服でも買って重ね着しよう。と思って見てまわるもどうもイマイチ。
結局、サイズがちょっと大き目でしたが安いからいいか~とセール品ショートパンツを購入。
試着していたら時間がかかってしまい小走りで駅に戻ります。

さて貴生川行に乗車して、まずは最初の目的地朝日大塚駅を目指すことに。
配線を見ていると、近江八幡からの線とは一転して、行き違いできない駅が多いローカル私鉄的な配線に。

大学前や京セラ前といった駅前の施設とタイアップしてます系の駅過ぎて、十数分で到着です。



朝日大塚駅の駅名板です。一時代前の一般的な形という印象
「大塚」「愛」駅訪問、1駅達成です



駅舎?の様子。小さな無人駅です。
駅周辺を少し歩くも田舎の住宅地といった感じで、敷地の広そうな家が並んでいる以外、お店なども特になく、とても「愛」のつく名前のお店などありそうにない雰囲気。
少し歩いたところに「大塚公民館」なる施設を発見したので記念に撮影しました。



公民館近くには池が。田舎らしいなかなかいい雰囲気です
「つり禁止 大塚区長」という看板が立ってました。「大塚区長」という役職が気になりますが、自治会長のようなものでしょうか?

見るところもこれぐらいしかなさそうなので、再び駅に戻ることに。
この辺りは閑散区間のようで1時間間隔でなので、次の貴生川行きまでまだ40分以上もあります。

とりあえず、フリーきっぷなのをいい事に、すぐに来る八日市行に乗って来た道を戻るとします。

(次回に続く)

******
近江鉄道の車両が車体下辺の角を落としているのは、曲線区間で車両同士がぶつかったりホームに当らないようにする為だそうです。

(07/11/18 17:00UP)
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