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書籍「中部ライン・全線・全駅・全配線(八王子~松本エリア)」

先日、「中部ライン・全線・全駅・全配線(八王子~松本エリア)」(川島令三・編著)という本を買いました。

このシリーズの本を買うのは、東海道ラインの「大阪~神戸エリア」と「名古屋南部・紀勢東部」以来の3冊目
いつの間にか東海道は完結して新たに「中央ライン」というシリーズが始まったようです。

普段なじみが無い路線の配線が気になる。ということで、久々に買いました。
本当は全部買うと面白いとは思うのですが、緊縮財政なので旅行費用の確保とかを考えるとなかなか・・。
今夏も台湾に行きたいなぁと思っているので。

と余談になりましたが、最近は配線がブームになっているようで「JR東日本・全配線」のような壮大なシリーズの配線本も売られています。
そっちを買おうか迷いましたが、こちらは既にシリーズを2冊買っていることもあってこちらにしました。



掲載範囲としては
八王子~松本~信濃大町(辰野周りも含めて)
京王線北野~高尾山口
富士急行線
身延線甲府~西富士宮
小海線小淵沢~野辺山
松本電鉄

というところです。
京王・高尾線が載っているのが中途半端な間もしますが・・




中央線といえばかってはスイッチバック駅が多かったのも有名ですが、スイッチバック駅に関する記事も載っています。
往時の配線も掲載されています。
スイッチバック駅としたのは、勾配上に駅を作るのを回避する為という雰囲気を感じます。
勾配としては25‰だそうで、御殿場線と同じぐらいですね。

昭和40年代の複線化では初狩駅以外は軒並み廃止されたのはちょっと残念な気も・・・。

勝沼は当時の遺構が公園として整備されているようですね。
最近は日帰りバス旅行などで「大日影トンネル」が話題ですが、97年まで使っていた旧トンネルだそうで・・。


中央線の配線という面でいえば、諏訪周辺の単線区間はいうに及ばず配線の貧弱さを感じます。
東海道線や東北線といった幹線を1線級とすれば、中央線は2線級というか「亜幹線」という雰囲気ですね。

主要駅である甲府が2面3線(身延線は除き)であったり、八王子も近年の通勤輸送対策で改良されるまでは中央線が使えるホームは1面2線しかない。
というのもありますが、前述するスイッチバック撤去も関係しているとはいえ、途中駅も実質上下一線ずつしかないような駅も目立ちます。

「スーパーあずさ」導入の高速化も断念したことも含め、長野県がリニアの諏訪周りを強く要求するのも分からんでもない。
という感はします。

ちなみに高速道路という面でも、御殿場まで3車線化された東名高速と較べると、中央道は八王子の圏央道合流部分で既に2車線と差が目立ちますが、中央本線も中央高速も「幹線」というよりも「亜幹線」の雰囲気が色濃いという点で共通していますね。

配線を見ていると「シミュてつ」というゲームで、甲府~松本間のマップがあるのですがそれを思い出しますね。
どうせならこの本の配線を参考に甲府~大月か出来れば八王子までマップを伸ばしたら面白そうですが、残念ながら既成のマップを拡張は元マップの製作者しか出来ないのが残念。
一から自分で作るには規模が大きすぎて無理で・・・

次号の塩尻~名古屋編も欲しいような・・・。

6/29 5:13UP
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