本当は旅行に行ければいいんだけど・・・というか行きたいんだけど、今は予算的に無理な状況なもので
とりあえず今回は日本にいながらに書ける？？記事でお茶を濁します
私が行く時には1USドル90円強ぐらいになってると嬉しいですね。80円とまでは贅沢言わないから
ということで、香港MTRの運行状況スマホアプリ「MTR Next Train」アプリを紹介したいと思います。
9月末頃にバージョン2にupdateされて、対応路線に西鉄線（west rail）が加わりましたが、現時点での対応路線は機場快線（香港空港アクセス鉄道）・東涌線・西鉄線の3路線のみ。
android・iPhone版の両方のバージョンがあるようです。
iTunes(iPhone)
https://itunes.apple.com/jp/app/mtr-next-train/id531631636?mt=8
google play（android）
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mtr.nexttrain&hl=ja
なお今回紹介するスクリーンショットはiPhone版の方です。
Next Trainアプリのメイン画面。ここで情報を確認したい駅を選択します。
他に路線図から駅名を指定することや、位置情報で今いる場所の最寄り駅を指定することも出来るよう。
試しに西鉄線・ホンハム駅を表示したところ。
発車時刻はダイヤ上の時刻ではなく「即時」すなわちリアルタイム情報の模様。この画面ではなんと珍しい
美孚行きの区間列車が表示されていますね。右上の☆マークをチェックするとお気に入り（我的車站）に登録できます。
香港時間は日本時間マイナス1時間。アプリ内の表示は現地時刻。下部の広告は「全月通」月間定期券のようなもののPR。
こちらは平日夕方の東涌線九龍駅の状況。ラッシュ時は2本に1本の割合で青衣行が運転されているよう。
現地では駅の案内表示は一部の始発駅を除けばこのアプリ画面のような列車の発車時刻を案内する日本式ではなく「あと何分」方式の案内表示。「次の列車は青衣行 あと3分」みたいな・・・。
このアプリでは日本式の表示になっているのはちょっと不思議な感が。
メニューの一番左＜更多/Eng＞は設定画面になっていて、言語の選択「英語」か「中文（繁体）」と更新間隔「15秒・20秒・30秒・手動」を選択できます。
この画面はお気に入り（我的車站）の英語版画面。お気に入りは英語・中文ともに共通。
私は繁体中文の方が見やすいので繁体中文で使っています。今回紹介しているスクリーンショットはこれ以外は中文設定です。
香港旅行の際に入れておけば役立ちそうなアプリの一つですが、香港の鉄道にも関心がある私としては日本にいての調査用にも役立ちそう。
香港の鉄道は、ネット上のみならず現地の駅掲示でも一部を除き日本のような時刻表が公表されておらず、特に途中折り返し列車の状況など、実際にどのようなダイヤで走っているのかが良く分かりません。
このアプリを見ていればある程度状況が掴むのに役立ちそうかなと・・・。もちろん実際に現地に旅行に行って役立てもしたいですが・・・
ちなみに突発的なダイヤ乱れやダイヤ修正、イベント時等の臨時ダイヤなどの概要については、Twitterの「MTR Service Update」（@mtrupdate）のアカウントをチェックしていると随時概要がツィートされます。（繁体字中文・英文の両方で）
旅行の際もこのアカウントをフォローしておけば突発的な運行障害の際も情報が分かりやすいかも
私は繁体中文の文章は簡単なのならある程度読めますが、広東語にしろ中国語（マンダリン）にしろ音声を聞いて理解するのは英語以上に無理なので、文字ベースで読めるのは非常にありがたいです。
「MTR Service Update」のツィートの一例。
これは2013年5月17日にLRT線の塘坊村駅付近で脱線事故が起きた時の一報と当時の運転状況・代行バスの状況が案内されています。
この時は610・614・615・751系統が洪天路緊急用ホーム（+折り返し線）で屯門方面への折返し運転が行われたようですね。
さて最初に書きましたが、現在このNextTrainアプリでのリアルタイム運行状況表示に対応しているのはAEL（エアポートエクスプレス）・東涌線・西鉄線の3線だけ。他のMTR線や東鉄線の状況は残念ながら確認できません。
特に東鉄線は羅湖・落州馬系統で分岐する他に途中折り返し列車があったり、また競馬開催時？の馬場経由列車など運転系統が複雑なので、東鉄線が対応してくれると大まかなダイヤを掴むのに役立つと思うので、アプリ対応を是非お願いしたいものです。あとは新界のLRTを対応もお願いしたいですね
それにしてもスマホアプリで各列車のリアルタイム運行情報が確認できるのは本当に便利そうですね。日本では現状Webでリアルタイムで確認できるのは愛知環状鉄道や北越急行など本当にごく一部の路線のみ。
東京都心・首都圏各線を初め、運行状況配信といえば
「○○駅で車両故障のため一部の列車が遅れています」というような、全く掴みどころがないような「何もないよりはまし程度」の情報なので情報提供の面ではかなり遅れを取っていると言えるのではないでしょうか？
「日本の鉄道は時刻に正確ダ」とたまに言う人がいますが、「時間通りに来ると思うな小田急線」じゃぁないですが、もうそんなの正直もう都市伝説の域じゃないの？というのが私の感想です。
山手線など都心のJR線や地下鉄など、遅れが出ると駅の案内表示機の時刻表示が消えて意味をなさなくなる状態。こういう時は、それこそ「内回り渋谷・品川方面 あと3分」のような「あと○分」方式の案内表示をすればいいのにと思います。
おまけ
http://www.youtube.com/watch?v=HP0K7wuvEu4
LINEバブルTVCM 2013（30秒）
冒頭の駅ホームのシーンで左上にある案内表示機が「NEXT TRAIN 5min」になっているのが、さすが海外アプリのCM
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2013/10/7 2:34(JST)
