国府津駅から徒歩5分ほどの「寄りあい処こうづ」という場所で11月8日~19日の平日13~17時・土休日11~17時に開催されていた展示会。
開催期間が終了してから紹介する形になって申し訳ないですが・・・私が行ったのが終了前日の18日だったもので
国府津駅を降りて国道1号線に出て海側の歩道を歩くこと5分。国府津保育園前のバス停を越えた更に先。この「ちえのわハウス」というお店の2階(左の階段から上がる)が、今回の会場の「寄りあい処こうづ」
この「寄りあい処こうづ」では時々このような企画展示(鉄道関係に限らず)を行っている他に、企画展示期間外も日曜日に小田原鉄道歴史愛好会による常設展示も行っているそうです。
「湘南軌道」とは明治39年から昭和10年頃まで運行された東海道線二宮駅から中井町井ノ口を経て秦野に至る鉄道路線。煙草の葉や落花生など当時の秦野の名産だった農産物を東海道線の二宮駅に運ぶ為に旅客・貨物輸送で活躍したものの、昭和4年の小田急線の開業や自動車の普及に押されて廃止になったそう。
今回の展示会は二宮町在住の画家、桑原昇一氏がアクリル画で描いた湘南軌道の沿線風景などの絵の展示が主体。来年初頭頃に「湘南軌道物語」として出版されるのにちなみに事前展示として今回展示されているそう。
桑原氏は元々は東京都大田区の在住だったのが、湘南軌道に魅せられて描き始めたんだとか。当時の貴重な写真を元に現地訪問を加え、一部は想像した光景も加えて描いたんだそうで。
会場内の様子。原画の他に湘南軌道や軽便鉄道に関する書籍資料も閲覧できる形で展示されています。
湘南軌道の二宮駅を再現したジオラマも展示されていました。
今でも二宮駅北口のバスターミナルの構造などに当時を偲ばれる部分も??ちなみに常設展示のほうでは旧国府津機関区の扇形機関庫のジオラマが展示されています。
ちなみに会場スペースの都合等で展示されて原画は全体の3分の2程度だそうです。
原画は綺麗でまた往時ののどかな光景が偲ばれるような温かみがある印象の絵で見に行ってよかったです。
小さな機関車が客車や貨車をひいて長閑な風景を走る光景な絵を見ると、機関士や乗客にモリゾウを登場させたモリゾウ軽便鉄道をイメージしたくなってきますね。
私は絵が苦手なので残念です。絵が描ければモリゾウ鉄道の絵を描きたいんだけど・・
モリゾーには軽便鉄道が良く似合うモリ。
国府津は駅前の国道1号線の裏がすぐ海という海沿いの街。
海近くというと津波が心配になってきますが、国府津駅前は意外に標高が高くて海抜20mあります(この看板の写真は国府津駅前で撮影)
以前に伺った温泉地学研究所の先生の話でも、「小田原は意外に標高が高いので津波の心配は少ない。むしろ地層調査などからも鎌倉辺りの方は危険」だとか・・・。といっても「想定外なことが起こるのが災害」なので安心しすぎるのも良くないと思いますが・・・。
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2013/11/19 00:12(JST)
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八草きよぴ
たれぱんだぁ~
足柄のカメ
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