なんと朝起きると雪が降っていて一面真っ白。
しかも5センチぐらいは積もっている状態。
基本的に私の家の辺りは、東京都心や横浜・厚木界隈よりも気温が数度高いようで
東京や横浜は雪が降っても雨で終わることが多いのです。
ちなみに今シーズン初めて??東京都心で雪が降った2月1日も私の家の方では雨で終わりました。
こういう時の外出は
「ここでこんなに降っている」=「都心や私の仕事先の方じゃ更に大雪かも」
と思い憂鬱になるものです。
とはいえ、雪が降って真っ白になるのはそうある訳でもないので、急ぎ足で駅に向かいながらも携帯電話カメラで「真っ白な風景」を撮ったりします。


さて新松田駅から「急行・新宿行」に乗ろうとするも、発車時刻になっても列車はこないし案内もありません。
この列車は普段は割と定時で来る列車なのですが・・・。
結局遅れてやってきた、「急行・新宿行」は5分遅れで新松田を発車します。
しかし、発車してすぐに停止。
タイミング的に「あさぎり1号」に先を越されて、前を横切られてしまったのでしょう。
オイオイ、順番的にはこっちが先でしょ。と思うものの、「やはり『あさぎり号』は殿様列車なのか」と思います。
3分弱程度止まって、あさぎり1号が通過してようやく発車
ちなみにこの間、放送等は全くなし。
伊勢原辺りでようやく放送が入り
「あさぎり号の入線遅れにより5分遅れてます」と・・・
私には7~8分の遅れに見えるのだが・・。
というのはおいておいて「あさぎり号の入線遅れ」って何??
そもそも、この列車は新松田到着時点で5分遅れていました。
そもそもの遅れの原因としては
小田原での「箱根湯本からの列車の連絡待ち」とか「折り返しの前列車の遅れ」辺りを推測します。
それに御殿場線から小田急に入線する最初の列車「あさぎり2号」はまだ30分以上後のはず。
(あさぎり1号と谷峨で行き違う)
どうしてこう、あからさまにいい加減な案内をするのか疑問です。
新松田を出てから、停止中だったときも含めて全く案内が無かったことも含めてです。
まだ「小田原方面での雪により・・」とでも案内した方がマシなんじゃないかと思います。
以前(過去ダイヤ時)に、上り各停相模大野行に乗っていたら、
定時運転だったのが本厚木手前でなぜか停車。←ここでは「信号待ちです。という案内」
「??」と思っていると引上げ線に停車中の4000型10両が動き出し4番線に。
その後ようやく動き出して5分遅れで本厚木3番線に到着。隣を見ると件の4000型が回送で停車中。
その「回送」を抜かす形で発車・・。この時点でもう「何やってるんだか状態」ですが
海老名に到着して放送が入り
「車両点検の為に遅れています。本日、相模大野での快速急行の接続はありませ~ん」と告げます。
車両点検ってなんだよ??という感じ。
最初に書いた「あさぎり号入線遅れ・・」もそうですが、
まるで、指令が角があまり立たなそうな適当(いい加減の方の意味で)な理由を見繕って、車掌などに指示しているのではないか。と思えてきます。
小田急線の数分程度の遅延は恒常化している。という話を以前に書きました。
「遅延」という面では今のダイヤになって以前より改善されたと感じる部分もあります。
しかしながら私の
「小田急線から他線に乗り換える時は、3分遅れたらアウトな乗り継ぎはダメ元」
という教訓は今も変りません。
なので乗り換え検索サイトも、あまり役に立ちません。
その上、上で書いたような「理由になっていないような遅延理由」を案内するような小手先の取り繕い
今でこそJR西日本は鉄道界の癌(と私は思っている)ですが
2005年の福知山線事故の前のJR西日本へのイメージはどうだったでしょうか?
少なくても関東の鉄道ファンの間では、
221・223系の快適性・新快速の利便性・速達制をはじめ「アーバンネットワーク」区間を賞賛する声が非常に高かったのを覚えています。
また鉄道趣味誌等でも「神業的なダイヤ。列車間の巧みな接続」のような感じで、何度も取り上げられ賞賛されていたように感じます。
しかしながら当時、関西在住の地元ファンの
「微細な事故が多い」「新快速の遅れは恒常化していて、連絡列車に乗り継げないことも頻発」
と「関東の人たちが手放しで賞賛するほどいいものではない」
という声を聞いたことがありました。
福知山線事故とその後の推移をみれば、この時の地元ファン氏の指摘や懸念は的中してしまったことになります。
さて話を戻して小田急
一般人の私から見た小田急のイメージでいえば
5分程度の遅れは多いが、JRのように障害で長区間2時間以上不通のような、本当に困るほどのダイヤ乱れはあまり無い。
というのが実感です。
また係員の対応という面でもJRなどに較べればやはり格が違うと思ったりしています。
しかしそれは表面上でのことです。
実際には、行き過ぎた人員削減や経費削減などで、大きな歪を抱えているのではないか?
東海大学前のような曲線ホームで乗降客が多いのにも関わらず、ホームに係員がいない駅でのドア閉め事故。
例えば駅務という面では4~5年前ぐらいに、明らかに定員を削減したな。と感じる節がありました。
今現在、小田急で起きている「LSE・HiSE型車両の運転中止」は大きな問題ですが、目に見えないそれ以上の問題を抱えているのではないか。
いずれその蓄積された歪みが「重大事故」という形で暴発する時がくるのではないか。
そんな漠然とした不安に気がついてしまった雪の朝でした。
この先ずっと、私の不安は杞憂であって欲しいものです。


冒頭に書いた雪ですが、この日はラッキーなことに降っていたのは私の家の方だけ。
伊勢原や厚木辺りでは雨すら降っていませんでした。
夕方帰宅すると、雪は綺麗に消えていました。
2/21 1:42