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2012年12月名古屋・伊勢の旅(その8・快速みえ号で名古屋に)

前回から続く

さて伊勢市駅に戻ってきて16時21分発の快速みえ20号で名古屋に戻るとします。
もう少しゆっくりして、伊勢うどんを食べるとかカフェとかに寄っても良さそうですが、夜の予定もあるので。



JRと近鉄で改札を共用しているけど、JRの縄張りだからか案内表示機はJRのもののみ。

伊勢市駅の駅内には土産売場ようなものが全然な~い。松阪のように地域の物産を集めた店とか期待したんだけど。駅周辺にも土産物店のようなものは見当たりません。かろうじて赤福の売店はあったものの、少し前に頂き物で赤福を食べていたのと、松阪でお菓子を買ってあるので、買いませんでした。



この看板に限らず松阪や伊勢市駅では大々的に「快速みえ得ダネ4回数券」をPR中
伊勢市~名古屋は1枚当り1200円。近鉄だと普通運賃だけで1410円
ちなみに名古屋まで普通運賃は伊勢鉄道経由で1940円

青春18きっぷで快速みえに乗ると伊勢鉄道分の運賃が片道490円かかるので、
名古屋~伊勢の往復だけならこの回数券の方が安いことになります。




朝に名古屋駅太閤口地下街のチケットショップで1300円で買ったバラ券。
ちなみに伊勢市や松阪では回数券をばら売りしてるようなチケットショップはありませんでした。
私が見つけられなかっただけかもですが、地元の人は自分で回数券を買うか近鉄に乗るのかも??

「快速みえ号の普通車自由席に乗車可」と書いてありますが、
みえ号でない普通列車乗継でも乗車できるのかきになるところ。



3分ほど遅れてやってきた快速みえ20号名古屋行
キハ75の4両編成。快速みえは以前は2両編成が多かったものの今は全列車4両化されているそうで・・・
一番後ろ1号車は指定席。しか~し指定席も自由席と内装や座席は全く一緒。

ちなみに伊勢市到着時点では各車両ともガラガラ状態。
乗客が多くなる四日市や桑名辺りから乗る人がどうしても座りたい時ぐらいしか、
指定席の意味がなさそうな状態でした。

せめて指定席車は北海道の快速エアポートのUシートみたいにグレードアップすればいいのに・・。まぁ、快速エアポートに乗ったこと無いけど。
車両を武豊線などと使いまわしする関係上特別な仕様にし難しいというもあるのでしょうが、ここは架空鉄道的に4両固定編成で指定席車両は2ドア車の特別車両。のような車両を描きたいですね。

373系の特急運用・セントラルライナーと並びJR東海3大遜色列車と呼べそうな、快速みえ指定席ですが、ちなみに私は過去2回乗ったことがあります1回はキハ28だったかの旧型気動車、もう1回はキハ75になってから(こっちは自腹)でしたが、2回とも指定席取らなくても良い状態でした

さてさてまた余談が長くなりましたが・・・伊勢市駅を発車
気動車なので走り出しが重い感じはしますが、新型気動車だからかペースが乗ってくれば快走。という様子。

しか~し、早速に途中の通過駅のはずの小駅で普通列車と行き違い。
「信号待ちです。しばらくお待ちください」と放送が入ります



松阪駅の手前で近鉄特急と併走。
時刻表的には鳥羽発大阪上本町行特急のよう。あちらは伊勢市から松阪まで12分で走破。こちらは20分と苦戦



西野カナブログの2012年9月26日の記事に登場したホームに到着。
http://ameblo.jp/nishino-kana/entry-11364711752.html#main
http://ameblo.jp/nishino-kana/entry-11365209469.html#main

このブログの写真をみてJR駅で結構年代物の上屋のホームなのに、線路両側にホームがあるのは珍しいなと。

両側からホームに挟まれるけど、近鉄とは違い開いたのは進行方向左側の駅舎側のみ。
隣りにはキハ11の3両編成が停車中。3両のうち1両はステンレス車でした。後続の亀山行なのカナ?

車内の放送では「JR線名古屋行きです」や「近鉄線の乗車券ではご乗車になれません」といった放送が繰り返し流れます。伊勢市も松阪も(津もらしい)JRと近鉄の間に中間改札がないので、間違える人が結構いるのかも?



キハ75は快速みえ向けに1993年にデビューした新型気動車。
ドア間の座席は6列配置、311系を気動車にしたような車両ですが、車体のデザインは311系よりも格好いいですね。311系も好きやけどね

松阪を出たあたりで車窓は真っ暗に。行きと帰りで別ルートといっても帰りは真っ暗なので良く分からないですね

津を過ぎて伊勢鉄道に入って鈴鹿に停車。暗く静かでホームが狭いローカル駅ですが、数人が乗車。
伊勢鉄道線内は別運賃といっても、回数券利用者が多いのか検札はありませんでした。
この辺りで寝てしまい起きたら桑名を出たところ。

関西線内に入ると、小駅で停車して「信号待ちです。しばらくお待ちください」が連発されます。
ホームでは次の列車を待っているのであろう乗客の姿が見えたりで、停車してるのに乗れないというなにか可哀想な。ダイヤが乱れた時は結構イライラしそうですね。

信号システムがイマイチなのかタイミングの問題なのか、行き違い列車が既に到着して停車しているのに、一旦停車して数十秒停車して発車というのが多いような。

それにしても、放送では「信号待ちです」との案内で頑なに「行き違い列車待ち合わせ」とか言わないのは・・・、「単線=ローカル線」のイメージがあるので、複線電化の近鉄線に対抗して単線だということを大っぴらにしたくないのカナ?と思えてきます。




ほぼ各駅に止まりながら18時過ぎに名古屋に到着。伊勢市から1時間40分強、座れていたし快適な旅でした。
実勢運賃もみえの方が安いし、ロングシート車が多い近鉄急行には結構強力なライバルかも。しかし普通運賃とは何ぞやと考えると色々悩ましいものです。




隣りのホームには名古屋地区では珍しい211系0番台車の姿が・・・
私は以前に東海道線普通で乗ったことが。

名古屋駅でもまた、他の列車との兼ね合いとかあるようで、
発車時刻になっても「信号待ち」で発車できず2~3分遅れて発車していました。


次回に続く

2013/1/18 1:31(JST)

コメント一覧

八草きよぴ
http://yaplog.jp/kiyop/
たれぱんだぁ~さん
当時の話はキハ28だったような気がするのですが58だといわれると確信が無いです。
ただ65じゃなかったのは確かですが・・窓が全然違うので

ちなみにその時は正月の鳥羽16時頃の列車で、快速みえ専用車ではなくボックスシート車。で増3号車・3号車・4号車の3両編成で割当られたのは増3号車でした。父の分と2席かって別々のボックスの券が出てきたような記憶があります。
鳥羽を出るときは空いていたのですが、伊勢市から混んできましたが・・・松阪だったか津で前に2両増結されて新幹線座席をつけたみえ専用車。で増結車なのでガラガラ。指定券買っていながら移った覚えがあります。今思えばそれなりに貴重な経験だったんでしょうね。

ちなみに御殿場線では「行き違い列車待ち合わせ」という放送を聞くので、「信号待ちです」はもしかして関西線もしくは快速みえ独自の言い方なのかも・・・
空停車といえば、どこぞやの路線で停車駅で「行き違い列車待ち合わせ」との放送でホームに出ていて、ふと信号をみたら青。慌てて乗ってたらすぐに発車。という覚えがあります。どうも反対列車が遅れていて行き違い駅が変ったようで・・・。
御殿場線は行き違い駅の有効長が長いので、反対列車が到着して完全に止まるかどうかの時に、こちらは信号が青にになってドアが閉まって発車。ということがあるので、これも油断できないですが・・・
八草きよぴ
http://yaplog.jp/kiyop/
MAKIKYUさん
名古屋~松阪方面をみえの走っていない時間で移動しようとすると、所要時間がみえ+1時間とかかかって、利用価値が無いというか横に近鉄線がある以上現実味がないような状況ですね。
もっとも趣味的な意義を見出せば、そうでもしないと乗れない伊勢鉄道の一般車両や紀勢線・参宮線普通列車に乗るというのも一案かもですが。
それにしても名古屋~豊橋の企画券もそうですが、内方乗車を禁止している必死さは、やはりケチなJR倒壊らしいというのが本音です。
途中下車という言葉は「改札を出場した後、再び乗車して目的地に向うこと」なので途中下車不可=内方乗車禁止ではないはずだ。と主張しても実際のところはですね・・・

青空フリーや休日乗り放題をエリア外で買えるのはよい施策だと思いますが、もう少し柔軟に対応して欲しいものですね。単にエリア入口駅までの乗車券を確認すれば良いだけの話なのに。この分だと青春18きっぷを提示してもダメかなw
名古屋の係員は名鉄に乗るのは気に入らんwJRで行け。という意味だったりして
たれぱんだぁ~
 快速みえ、旧型車時代はキハ58+キハ65の編成であったようです。高速対応のため、1エンジンのキハ28は使われなかったようですね。オリジナルのキハ58+キハ65でもパワーが足りなくて、高出力改造されたものだったそうです。
 何年か前までは、どこに行っても走っていたキハ58系列、あっという間に消えてしまって、今、現役で動いているのは、盛岡のkenjiの3両だけになってしまいましたね。

 みえ回数券ですが、券面が1駅限定の「名古屋」とではなく「名古屋市内」と書かれていますので、千種等、名古屋をまたいで名古屋市内の駅での発着もできるということになり、その辺のメリットはあるかも知れませんね。特定市内制度も使いようではトクになりますから。

 「信号待ちです」との案内で頑なに「行き違い列車待ち合わせ」とか言わないのは、鉄道会社によって、言い方のマニュアルがあるとか。
 例えば、予定臨時列車のスジと交換になる場合ですと、予定臨時列車運転日以外は、行き違い列車がないままで待ち合わせ停車をすることがあり(空停車=からていしゃ=ともいいます)、その場合は、「行き違い列車待ち合わせ」にはならない時があります。またダイヤの乱れ等で、行き違い列車との交換ができず、結果として空停車になる場合もあります。どちらでも間違った案内にならないように、「信号待ち」にする事が多いようです。
 何でも、「行き違い列車待ち合わせ」と言っていたけど、結果として空停車になってしまって、「待ち合わせもしないのに、なぜ止ったのだ!」と苦情が来た事があったのだとか。

 「行き違い列車が既に到着して停車しているのに、一旦停車して数十秒停車して発車」と言うのは、ダイヤ上は、停車する事になっているからです。乗務員のスタフを見ると、停車になっています。この場合、対向列車が着いていても、一旦停車しないとなりません。
 関西線の場合だと、単線の割にタイトなダイヤなので、ダイヤ上、ほぼ同時刻に到着、共に一旦停車と言う事が多いのではないかと思います。ダイヤにゆとりを持たせるため、運転停車が多いのかも知れませんね。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんにちは。

快速みえ号普通車自由席=特別な料金を必要としない列車で、別途料金を支払えばみえ指定席や特急(=南紀号)利用も可という記述があり、以前JR東日本が発売していたかいじきっぷ(中央本線新宿~甲府など:あずさ利用不可)の如く、特に利用列車の制約には触れていませんので、普通列車乗り継ぎでも不可能ではないかと思います。
(さすがに大回りの別経路となる亀山経由は、輸送障害発生による振り替えなどでないとダメだと思います)

みえ号以外の利用を不可にしてしまうと、みえ号の走っていない朝晩の利用が困難になり、JR・伊勢鉄道側にもデメリットが多く、わざわざみえ号乗車に限定する意義はまずないかと思います。

昼間に快みえ号以外のJR~伊勢鉄道利用で名古屋~津間を移動するとなると、設備・所要時間の両面でメリットに乏しく、余所者が物珍しさで伊勢鉄道の軽快気動車に乗車できる以外の利点はまずない気がします。

ただでさえ近鉄が圧倒的優勢な状況で、敢えて空いていて設備の劣る車両で時間をかけて移動してくれる物好きは、逆に歓迎されるのでは…と感じますが、この乗車券には「途中下車前途無効」ではなく「途中下車不可」という語句が印字されており、JR東海は一部企画乗車券と普通乗車券の組み合わせ制限をやらかす位(名古屋~豊橋・二川間の名鉄対抗企画乗車券と、二川~浜松間の普通乗車券の組み合わせ利用不可など)ですので、津→八田(四日市か桑名で乗継:八田以遠放棄)の様な使い方となると、出来るか否か怪しい気もします。

またJR東海は静岡地区の土休日乗り放題乗車券をエリア外で購入する際、乗車券有効駅までの乗車券を同時購入か提示しないと発売しないといったルールもあり、こちらが以前名古屋駅で名古屋~豊橋間の乗車券(名鉄回数券のバラ売り)を提示してこの乗車券の購入を申し出た所、「JRの乗車券ではないので名古屋では発売できない」「豊橋に着いてから購入する様に」といった対応をして来た事もあります。

豊橋では駅構造上、改札を出場しなくても名古屋方面JR新快速列車や名鉄と、浜松方面普通列車間の乗換が出来るにも関わらず、敢えて乗客に面倒な手間を強要し、乗客の利便性を無視する規則に固執するなど、乗客相手の商売である事の自覚に欠いており、ドル箱高速列車で殿様商売している会社だけあって、常識では考えられない対応をしてくる可能性も否定はできませんが…
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