さて福井駅から電車とバスを乗り継いで1時間20分ぐらい。観光名所の東尋坊にやってきました。
バスを降りて東尋坊の絶壁を目指すとします。バス停付近から絶壁までの300ｍぐらいの狭い道が東尋坊のメインストリート。道の両側には海辺らしく？海鮮料理を出すお店や土産物屋などが並んで観光地らしい雰囲気になっています。
こういうところは往々にして観光地価格の割高な店が・・と思いきや、流しそーめん48分食べ放題500円。みたいな、おおっ？？というお店があったりして気になります。「こう暑い日は流しそーめんもいいかも？？」とちょっと気になりました。
沿道のお店で焼きまんじゅうを食べて一休みすることに。これで200円だったかな？？
商店街を突っ切るといよいよ断崖絶壁エリアに。
驚くのは崖の先端まで観光客が自由に立ち入り出来ます。
景色を楽しんでいる観光客の姿がみえますね
私はちょっと怖かったので、あんまり崖の先端の辺りには行かないようにしたのですが、迫力ある断崖絶壁の風景が楽しめますね。蔦に足を取られて・・とか何もないところでコケて海に落ちたりしたら最悪だし
遊覧船も出ていて、30分1500円。遊覧船乗場は断崖の下。船からの眺めも期待できそうですね。
この日はお客さんも多く15分に1本程度の本数で運行されていました。
それにしても暑い
日本海側で冬は結構雪が降るような場所ですが、夏の猛暑も凄い
歩き回っていると暑くてクタクタになってきますね。
東尋坊といえば「自殺の名所」として全国区で有名なようで・・。この日は暑いぐらいの晴天で観光客も多く、自殺の名所のような暗い雰囲気はありませんでした。
地元新聞の報道ではポケモンGOゲームでレアモンスターが出る。という噂も出て観光客が増加。自殺者の確認がされなくなるなどいい効果も出ているそうです
そんな明るい雰囲気な東尋坊ですが、ポケモンGOゲームを起動すると「投身自殺横死之供養塔」がポケストップになっていて「名所」であることを確認させられます。
新聞報道などによれば、元警察官などが立ち上げた自殺志願者を未然に保護する活動をやっている団体に対して、地元議員が「自殺者が減ると東尋坊の知名度が下がる」と苦言を呈した。なんていう話もあるよう。
そもそもに東尋坊の名前の由来自体が、「平安時代、東尋坊という名の悪僧を退治する為に海岸に誘い出して、酒を飲ませて寄って寝ている隙に海に投げ込んだ」というものだそうで・・・なんともドロドロしたエピソードに豊富というかなんというか。
実のところ、私も「東尋坊＝自殺の名所・2時間ドラマでありがちな最後に犯人が罪を・・」みたいなイメージだったとはいえ
この美しく迫力がある断崖絶壁の風景の魅力は「自殺の名所」であろうとなかろうと変わらないはず。行くかどうか迷っていたものの来てよかったですね
さて、折角なので東尋坊タワーにも上ってみることにします。
なんと、タワーでは、周辺のお店で3品好きなものが食べれて500円。更にタワー展望台100円引き・遊覧船200円引きになる、クーポンチケットを発売。知ってればこれを買ったのに・・・
先にタワーに来ればよかった。
さざえのつぼ焼きやイカスミソフト、越前そば、甘エビ塩焼きなどなど・・から選べるよう。
これから東尋坊に行く人には東尋坊タワーで売ってる「食べ歩きクーポン」を是非お勧めしたいですね
さて私はWeｂサイトのクーポン提示で50円引きの450円で入場券を購入。
エレベーターで展望台に上がります
展望台にあがってエレベーターの扉が開くと、一面に海が見えます。
この日は天気がよかったこともあってこの眺めは凄い
先ほどの断崖絶壁の辺りに較べるとこちらの展望台は訪れる人も少なくのんびりした雰囲気。
冷房が効いた涼しい場所で椅子に座りながらゆっくりと景色を楽しめるのがよいですね。
こちらが先ほどの三国港駅方面。
角度の関係でタワーからは断崖絶壁はよく見えないです。タワーからは断崖絶壁を見るというよりも、もっと広い範囲の海原を見渡すような感じですね。この広々とした景色を楽しむのもまたいいものですね。
なんだかんだ13時近くになってきたので、そろそろ福井駅方面に戻るとします。
流しそーめんも気になるけど、忙しくて昼食を食べる暇がない
＜次回に続く＞
2016/10/8 2:32(JST)
