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清水港と静岡市立美術館のエッシャーの世界展

前回から続く

さて8月20日の静岡へのおでかけの続き
こちらでは清水港と静岡市美術館のエッシャーの世界展の話を・・



静岡鉄道の新清水駅から歩くこと10分弱。清水港河岸の市にやってきまった。
ここで昼食にします



今回は「おがわ」というお店で、850円のネギトロ定食を注文することに。ネギトロも好きなので
付け合せは、甘めの味のツナのようなもの。
清水はツナ缶など缶詰工場のメッカなのと関係あるのカナ??



こちらがネギトロのアップ。かなりのボリュームです。こうなってくると納豆も欲しいかも
少量ですが海老とタコも付いているのもいいですね。
回転寿司のネギトロとは食感がちがったので加工品ではなく本物かも??

ちなみにこれで850円

この手の港?漁港??に併設されている海鮮系のお店は、いかにもな観光客を狙った、観光地価格で今ひとつなところと、「さすがは港の近くのお店」というようなお得で美味しいところがありますが、清水港は後者の方かな??JRの駅からも近いのでお勧めです。

販売コーナーでも海産物が安く売られていますが、猛暑のこの季節クーラーボックスのようなものがないと、新鮮なまま持ち帰るのが難しいので、止めておきました。

さて食事の後はエスパルスドリームプラザまで水上バスに乗ってみます。



清水港の水上バス、来るたびに運行形態が変わっているような気がしますが、現在(2016年8月)では、清水港・河岸の市(江尻)→ドリームプラザ(日の出)→三保→河岸の市(江尻)の片方向循環で、平日は毎時1本・土休日は毎時2本ペースで運行されているよう。
(+他に平日朝夕は塚間行き)

値段はドリームプラザまで200円・三保まで400円。ちなみに三保までバスに乗ってもそのくらいかかるので、清水港訪問の際にはお勧めです。また追加料金なしで自転車積載もOKのよう。



ちなみに、現在では「清水港まぐろきっぷ」というものが発売されています。
1000円分のお食事券+水上バス(1日券)+清水~三保のバス1日乗車券+観光施設利用券+観光施設割引券がセットで2280円(並盛券)だそう。

観光施設利用券で平日限定・夏休み不可ながら、三保の東海大学海洋博物館(水族館)も対象になっています。ここは入場料が大人1500円もするので、平日に東海大学水族館に行くなら、この「清水港まぐろきっぷ」が非常にお得。
2014年に訪問した際になかったのが非常に悔やまれます
こちら
http://yaplog.jp/kiyop/archive/2332


2680円の大盛券では、更に静岡鉄道(電車)の1日券がセットなので、静岡鉄道訪問の際にも使えそうですが、観光施設見学などと上手く組み合わせないとですね。



こちらが今回乗船したフェルケル号。
ドリームプラザまでは約10分の航海。港内なので色々な船がいますね

女性の船員さんが操船してました。内航船(国内航路)は人手不足が著しくて女性船員の進出も進んでると何かで読んだような気も・・。私も船乗りを目指せばよかったかな??普通の大学を出てから船乗りを目指すルートもないことはないようで・・



船尾が特徴的な船を発見。国際水産資源研究所の俊鷹丸なる漁業調査船のようですね。
船尾のゲートのようなものは捕鯨用かな??

他に東海大学の実習船などもみかけました



ドリームプラザの中を見て回って買物などをした後は、こちらのシャトルバスで新清水駅に戻ります。
平日は30分間隔・土休日は15分間隔のよう。
新清水駅からは電車で静岡に向かうとします。

さて清水港の部でだいぶ長くなりましたが、今回静岡に来た目的の一つが、静岡市立美術館。
静岡駅近くのパルコの隣の葵タワーというビルの中にありました。



特別展の「エッシャーの世界」展が今回の目的。
入場料は大人1000円でしたが大学生料金700円が適用されてラッキー



こちらはロビーの巨大ポスター。インスタグラムへの投稿を推奨していました。

エッシャー(マウリッツ・コルネリス・エッシャー)といえば、このような「無限に循環する永久機関かのような水車の絵」のような騙し絵で知られるオランダの画家(版画家)です。
私は高校の修学旅行でハウステンボスに行った際にエッシャーをテーマにしたアトラクションを観賞したのを覚えています。
今回のエッシャー展では有名な騙し絵に留まらず、まずはエッシャーの才能を見出してデザインの道に進むことを勧めたエッシャーの師、メスキータ氏の作品に始まり、騙し絵以前の風景画などを描いていた作品から展示されています。

エッシャーは若い頃、イタリアを好みローマに住んでいて、イタリアの風景をテーマに風景画を製作。しかし時代は第2次世界大戦でファシズムが台頭しスイスに移住。スイスでの生活は退屈し好まなかったものの、ここで「平面の正則分割」という後の騙し絵の基礎になる理論を研究・製作。後に有名な騙し絵の創作に。
といった流れのようですね

エッシャーの師であるメスキータはギリシア系ユダヤ人であり1944年にナチスドイツの手で強制収容所に送られ殺害されたそう。エッシャーの創作の影には第2次大戦のファシズムの暗い影が見え隠れするのはなんとも・・。エッシャー自身は戦後オランダで開かれた「ナチスに協力しなかった画家展」に出展したそう

場内は撮影禁止だったので絵を紹介できないのは残念ですが、エッシャーの師メスキータの作品にはじまり、エッシャー初期の作品から晩年の作品までボリュームが多くて意外に見ごたえがありました。
初期の作品ではハウステンボス美術館所蔵の絵が結構あったような。直接関係ないですが、ハウステンボスはオランダ語で「森の家」の意味だそうで。

ちなみに御丁寧に展示室内で「ポケモンGO禁止」と表示がありましたが、それ以前に携帯電話等の使用は一切禁止。操作が必要な場合はロビーで(当日中は再入場可能)だそうで



見てると目が回りそうですね



帰りは320円払って静岡20時20分発のホームライナー沼津8号に乗ります
静岡地区のライナー号は土休日は運休になる列車が多いので注意ですね。
本当は19時発の沼津6号に乗るつもりだったんだけど、服を買うのに迷ってて乗れなかったので

静岡~沼津間54kmを所要40分なので表定速度は81kmと俊足なのはいいけど、沼津で乗換の御殿場線が12分待ちのところ、踏切で異常を感知したとかで18分遅れで発車に。沼津で30分も待つことになってしまいました

次回に続く

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2016/8/31 3:10(JST)
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