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12年5月・シンガポールと香港の旅(その3・AELで博覧館まで体験乗車?)

前回から続く

さてオクトパスカードにチャージしたところで、折角なので列車に乗ってみることに。
なにしろまだ4時間以上あるので

といっても中心部に出るのもちょっと心配なので、エアポートエクスプレスで隣の博覧館駅に向かいます。
香港の空港連絡鉄道ことエアポートエクスプレス(以下AELと略)は現在の香港空港が開港した1998年に開業。
市街地側から、香港・九龍・青衣・機場(空港の意味)・博覧館と駅があり、機場~博覧館間は2005年にアジアワールドエクスポなるコンベンションセンターへのアクセスとして営業開始した区間。

今まで乗ったことが無かった。というか香港観光目当ての訪問では乗らない区間なので、この期に乗ってみることに。




この写真を見るとあまり外国という感じがしないですね。
AELの機場駅は到着階と出発階で上下2段式
出発・到着階共に上下移動なしでホームと到着・出発ロビーが結ばれています。
(一部10段ぐらいの階段かスロープの場所がありますが・・)
その上到着・出発共に改札が無い

乗車券の発売を行うカウンターなどがあるので無人駅ではないですが
改札が無いので東山北駅もビックリにすぐに乗れます。
すごい先進的な構造だと思って初めて見た時は驚きました。

その時はツアー旅行だったので、私は下の階から貸切バスに乗ったわけですが・・・




降りた人は沢山いたものの、車内はガラガラ
22~23mで2ドア車・片持ち式固定クロスシートです
前は座席モニターがあったはずなんだけど?



なんとも派手な次駅案内

機場站を出てゆっくりと走ってものの数分で終点の博覧館站に到着。
博覧館も空港島内。当初は折返し線だった区間を営業運転しただけのようで・・・。



博覧館駅のホーム。1面1線で反対側に準備工事がしてあるホームがあります。

開いていないホームドアがあるのに注目
イベント時はAELでない一般列車(東涌線)の列車が博覧館まで臨時運転されることがある。
と話には聞いていましたが・・・こうなっているとは。実物を見るとちょっとビックリですね。


ちなみにAELは香港~空港・博覧館は片道100HKドル(約1100円)ですが同日往復は片道運賃と同額というキャンペーンもやっているようです。

ホームから改札階に上がろうとすると、階段は閉鎖中で使えるエスカレーターは下りのみ。
改札階に上がるにはエレベータしかないという状況。

イベント時用の通路とかあるのかもですが、どうもいかにも後付で作りました感たっぷりな構造の駅ですね。

上の階に上がると海側がガラス張りになった細長い通路を歩かされ・・・



遠くに屯門の街並みが・・・・



海側は飛行機の通り道になっているようで・・・
通路で一眼カメラで飛行機の写真を撮っている人がいて少し安心。
というか一般客は私とこのカメラ氏しか見当たらないような状態。

前回香港訪問時の経験では鉄道(MTR・旧KCR)駅構内での撮影は明確に禁止では無いものの、
日本ほどに鉄道趣味が一般的ではないからか、なんで撮っているのかと不審がられるようで、
派手にやっていると注意されるという印象です。
なので自分の他に撮っている人がいて更に一眼で。という人の存在はなんとなく心強いです。

この駅でちょくちょく見かけた清掃スタッフは「変った人がいるな~?」ぐらいで気にしている様子はありませんでしたが・・・。



チャージしたばかりのオクトパスカードで改札を出ます。

改札を出たところも建物の中。
ちょっとしたステージのようなものが組んであって、popな音楽を流しながらファッション関係の撮影のようなことをやってました。
見張り役?の人に「何か用かね?こっちは関係者以外立入り禁止じゃ」みたいな感じ(推測)で言われてアセアセ・・。
「君遅刻かね??なにやってるだ、もう始まってるぞ」だったら嬉しいかもだけど。

外に出るルートもあるような感じでしたが撮影関係者と駅の係員以外全然人気がない状態。
ウロウロしていてもあれなんで、再び空港に戻るとします。



折角なので帰りはきっぷを買ってみることに。
オクトパスカードときっぷで値段が一緒。というのもあるのですが、前述したように機場(空港)駅は改札が無いのできっぷが回収されず持ち帰れるので・・・。

で改札を通ろうとしたら・・・・改札機にきっぷを入れるところが無い・・・。
どうなってるのカナ?と思い半信半疑でオクトパスをタッチするセンサーに載せてみたら改札が開きました。
紙のきっぷなのに非接触式なのはビックリ。

良く見ると右下にそのようなことが書いてありますが・・・。

このきっぷは車両のイラストが入っているので、鉄道が好きな人へのお土産になりそうですね。
機場~博覧館間は5HKドル(約54円)なのでもっと買っておけば良かったかも。



裏側を透かしてみるとアンテナのようなものが見えます
厚みとしてはJRのマルス券よりも少し厚めかなぐらい。



英語表示では
”Next train to HongKong departs in 4 min”

折返し時間を長めに5~6分?取っていて、その間におばちゃんが簡単に掃除をしているみたいで。

ガラガラの列車に1駅乗って機場站で下車して空港に戻ってきました。


さて次は以前には無かった第2ターミナルを見物することに。



書店では日本のファッション誌が並んでいる一角が・・・・
ここだけ見てると本当に外国なのかと思えてきますね。
値段も日本価格に較べて1割高いぐらい。
香港でも台湾と同じでファッションの面では日本人気が高いのかも

買おうかどうしょうかと迷いつつ、香港・台湾向けのシンガポールのガイドブックを立ち読みしていたら、巻末の基本情報が載っているようなページに、シンガポールの携帯電話のプリペイドSIMに関する記述が。SIMフリー機が当たり前の国のガイドブックは違いますね。
この点は日本の海外旅行ガイドブックは遅れているのでもっと頑張って欲しいです。日本のはWI-FIスポットに関する記述も見ないし。

香港に戻ってきた時は荷物があってバタバタしてそうなので今のうちに・・・とここで「香港街道地方指南」というほぼ香港全域が載っている地図帳を買います。
香港は来るたびに前回の地図が役立たないような状態なので




2012年版 60HKドル
香港のほぼ全域の地図としてお勧め。特にバスに乗るなら是非お勧め・・・。
新書版より大きめなサイズで持ち歩きにも使えます。
香港ではよくタクシーの運転手さんが使っているという話も。


バス路線や停留所の詳細が載っている「通用乗車地図」という姉妹書もあるのですが、店の人に聞いて探してもらったものの売り切れ・・・。
店の人に「なにかお探しですか?」のように聞かれたので、街道指南の裏表紙の「通用・・」の広告を見せて「イウニーゴ」(これ欲しいの意)と言っただけですが。

さて歩き回って疲れてきたのでちょっと一休みする事に。



「杏花樓」のマンゴー+ゼリーのようなもの 30HKドルぐらい
メニューを指差しで注文しました。

香港のスイーツ店で有名な「許留山」というお店も空港内にあるらしいけど、場所が分からなかったので・・。
まぁ「許留山」は後半戦で香港に戻ってきた時に入れば・・ということで次の機会に。



途中まで飲んだ写真で申し訳ないですが・・・

制限区域内にスタバのようなお店がありましたが、
折角香港にいるのに普通のコーヒーを飲んでも仕方が無いと思い追加注文を・・・。

(香港風)アイスコーヒー
練乳たっぷりなコーヒー&ミルクティーが好きです。

近くにいた店員さんを呼んで「凍珈琲」って広東語で言ったのに発音が悪くて通じなかった
で英語が分かるらしいリーダー格ぽいおばちゃんが「このお客さんは私じゃないと」見たいな感じで来て、結局メニューを指差し注文という

両方で55HKドルぐらいになって、日本と変らない値段になってしまいましたね
いや日本でマンゴー食べたらもっと高いはずですが

本屋で買った「香港地方街道指南」といいこれといい現金で払ってしまったものの、空港のお店なんだからカードが使えるはずなのでカードで払えばよかった。
ポイント分の他にレートの差があるので日本国内以上にカードの方が得なのは分かっているんだけど。

日本ではコンビニで100円の買物をするにもカードで払う私でも、海外ではまだカード慣れしていないようでまだまだですね


次回に続く

2012/5/22 1:41(JST)

コメント一覧

きよぴ
http://yaplog.jp/kiyop/
AELの運賃は本当に割高ですよね。
あれこれ割引キャンペーンを出したり、キャセイ航空だと機内販売で割引チケットが買えるという話も聞きますが、一番嬉しいのは、以前は1HKドル15円でしたが今は円高で1HKドル11円弱なことですね。
これだけで約1500円だったのが約1100円になった訳で・・・。
1HKドル17円とかだった時代を知っている身にはもう円高さまさまですよ。

もっとも他の交通機関や市中物価も実質的に値下げになっているので、AELはお得感は・・と考えると微妙ですが。

乗り潰しや体験乗車なら同日往復割引を活用して、空港見物や東涌方面など周辺のバス路線乗車など(面白そうな路線もあるので)と組み合わせるのが一番かなとは思います。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんにちは。

こちらも香港は2006年に一度訪問していますが、かなり遠方で日本国内や韓国の様に、陸路や航路で簡単に行ける所ではないだけに、その後の訪問機会はなく、再び訪問する機会はあるのかどうか…といった感があります。

そのため香港訪問時は、軌道系の一部(新界を走るLRTの枝線や、区間車が通る香港島内トラムのループ状折り返し線など)と2006年以降に開業した区間(落馬州や康城など)を除く殆どの区間に乗車しているのですが、陸路入出境&割高な運賃もあって、AELだけは全く…という有様です。

AELは車両の付加価値(東鉄の頭等レベル?)があるとはいえ、現地物価の割に高過ぎですので、そろそろ本数は少なくても一般列車も…と感じる所ですが、安く移動したい乗客は東涌までバスを利用して東涌線乗継というのは少々困りものです。
(北京も似た様な状況になっている様で、中華圏はこの様な事を平気でやりますので、この点は少ない本数ながらも一般列車が走る成田空港などは、不便ながらもまだマシな気がします)

ただ同日往復で片道無料扱いは、空港を利用せずにAEL乗り潰しを目論むには絶好で、それでも少々高めに感じますが、もし再び香港まで行ける日が訪れるならば、一度乗車したいものです。
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