
真桑駅に停車中の780型の黒野行き。
780型の写真が多いような気がしますが、私が780型好きなのでひいきしているわけではなく、たまたまでしょう(^^;;

駅の近くの道路で見かけた「揖斐線通り」の看板
駅の近くには本巣市のコミュニティバスの停留所(神明東)もあり、樽見線の北方真桑駅などによる路線があるようです。
15分後の新岐阜駅前行きに乗車して次の美濃北方で下車します。
私が始めて揖斐線に乗車した高校生の時、樽見線を北方真桑駅で下車して雨の中歩いてここ美濃北方駅から赤色の770型の急行に(JR)岐阜駅前まで乗った想い出の駅です。
当時は駅員さんがいて硬券の乗車券を買いましたが、残念ながらいまでは朝方以外は無人のようです。

美濃北方駅の駅舎とホームの様子です。
駅名板が光の加減かよく写ってないのは残念。
駅前はちょっとした駅前広場があり、喫茶店などが入る駅ビル(というほど立派なものでもないですが)もあって、中心駅の風情を感じます。

構内にある揖斐線の前身「岐北軽便鉄道発祥の地」を示す灯篭
駅の岐阜方には歩行者や自転車用の地下道もあり不釣合いな感もしますが、中心駅の誇りなのでしょう。駅舎の中にはタクシー呼び出しの直通電話もありました。
15時12分発の新岐阜行き普通(またまた780型1両)に乗車して新岐阜まで戻ります。120~140P?ぐらいの混雑で座れませんが、乗り歩き目的の鉄道趣味人が大半という状況でもなく、いつものように地元の人も多く見うけます。
いつも揖斐線を見て回ると「廃止の必要な路線」とは思えず「言うほど乗ってないわけではない」というのが実感です。「それでも乗ってない」というならば「いま何人乗っているか?」というのは特段重要な問題ではなく「何人乗ってもらえるか?」が重要だと思います。
私は「名鉄はやるべき事はやった」とは思いません。逆に「やる気があったとは思えない」と思う面もあります。岐阜市とそれ以外の沿線自治体との温度差にも問題を感じます。