早速、窓口で両替する訳ですが、なぜわざわざ「廖創興銀行」に来たかというと、香港の銀行で両替する時は、その銀行に口座を持っていないと1回辺り50ドルぐらい手数料が取られてしまうのですが、この銀行は、なんと手数料が取られないのです。
前回（2002年1月）の香港訪問の時は、同じ西営盤エリアの「アイランドパシフックホテル」に泊まったのですが、その時に偶然発見したのでした。
とはいえ4年経っているのでもしかしたら、手数料かかるようになってるかな～と思ったものの大丈夫でした。ちなみにレートは1万円当たり650ドル（１ドル＝15.3円）でこの日の円相場を考えてもいいレートです。（注※）
銀行の店内のモニターには、外貨預金の利率が表示されていたのですが、その中の「日元」（日本円）の利率の低さが際立っているのはなんというべきか・・・・少々切ないですね。
両替えを済まして軍資金を補充したところで、地下鉄の上環駅に向かいます。
「廖創興銀行」からだと歩いても10分かからないぐらいです。
上環付近のトラムの配線です。（模式図なので縮尺はいい加減です。だいたいこんな感じだと思ってください）
ここはトラムが両方向にループで折り返す構造になっているので配線が複雑かつ特徴的です。
上の写真は<１>の辺りで撮影。左の線路は西営盤方面への本線。右は銅鑼湾方面への折り返し用の線路。
下の写真は<2>の辺りで撮影。
トラムはループ線での折り返しが原則なので、折り返し地点では街中の狭い場所に結構無理してループ線を挿入しているのが特徴的です。
また通常の渡り線も何箇所かにあって異常時などに使用される模様。（車両には後ろにも運転台がついているので逆行はOKのようです）
上環駅の窓口で父親が持っているオクトパスカードを返却して、新たに「長者八達通」（65歳以上用オクトパス）を購入しました。この「長者オクトパス」はバスや地下鉄・トラムが半額の割引料金で乗れるのでかなり美味しいので、買うように勧めました＾＾
オクトパスの残高確認機（左）とチャージ機（右）です。
残高確認機にカードをかざすと、液晶画面に残額や直近（10件ぐらい？）の利用履歴。累積利用割引の情報などが表示されます。
なぜか私のカードだと「中文表示」。父親のカードだと「英文表示」でした。どうもカードに言語情報が設定されている模様です。
チャージ機はかなりごつくて、香港の街中のATMに似た感じです。100ドル紙幣とEPSというデビットカード対応です。残念ながらクレジットカードでのチャージは出来ないようです。
画面表示を見ながら操作するので、そう難しくないのですが、操作を終了してもカードは自動で出てこないで、返却ボタンを押さないといけない方式なので、慣れてないのでついあせってしまいます
上環駅の改札です。バーを身体で押して回しながら通るタイプなので少々大変です。
多くの改札機がオクトパス専用になっているようでした。
MTR港島線の全通記念の碑が改札前の柱にありました。
1986年なので20年前ですね。
さて用事？も済ませて遊びに・・というところですが、父親がホテルの部屋に忘れ物をしたようなので、私も付き合って一旦ホテルに戻ることに・・。
トラムに乗ってホテルに戻るとします。
ちなみにトラムの駅や車内には騒音問題の為に2/13から終電を繰り上げる旨の掲示を見かけました。
施行後の終電時刻は大体23時～24時ぐらいで、上環から銅鑼湾の先、東側の終点「サウケイ湾」へは24：00との事です。
さて一旦ホテルに戻って再度出直しです。
ちなみにこの時点でもう11時
あっという間です。注※
香港ドルと米ドルは 1米ドル＝7.74香港ドル の固定相場制なので、結果的に円・米ドル相場と連動することになり、米ドル対円相場が円高だと得して円安だと損します。
円の為替相場はテレビのニュースなどで放送されるのでチェックはそう難しくないです。
（地下鉄車内のLED表示機でも表示されるのを見た事があります）
ガイド本やネット情報だと尖沙咀の重慶大厦に集まっている両替所がレートがいいと聞きますが、下手な所に当ると高額な手数料を取られたりレートが悪い店があったり、良くない話も聞くし尖沙咀までの移動を考えると平日・土曜午前なら銀行が無難かな～とという感じです。（＋初めての時に尖沙咀の街中の両替所で両替したらめちゃめちゃレートが悪いところに当ってしまった経験が・・
）4/29 2:00UP
