自分で監督をやってみよう

日本という国は、毎日どこかで野球が行われていて、その模様がどこかのチャンネルで放送されているように思う。

秋季予選を前にして、自分達ができることに勤しんでおられる選手諸君に対して、心から敬意を表す。

ダイヤモンドの中にいると、実は冷静にかつ客観的に野球を見ることが難しい。
感情の高ぶりや灼熱の暑さ、喉の渇き、疲労、いろんなことで考える力を奪われていく。

そう考えるとこの季節は、知識に裏打ちされた体に染み込んだ反復がものをいうのではないかと感じている。

そこで皆さんには、ぜひ客観的テレビ観戦をお薦めしたい。
ＴＶで流れている試合では、ユニフォームを着てサインを出してみてほしい。
そう、監督になったつもりで。

もしサインが違うなら、理由を考えてみてほしい。
正解が何かではなく、脳を使ってみてほしい。

立ち位置を変えることで世界は変わる。
自分以外の人の考え方を知ることができる。

常識の幅が広くなる。

相手の立場に立って考えることはどんな場面でも役に立つ。
それが普通にできるようになれば、君達への羨望の眼差しは確実に増えていくはずだ。

今日は、納得できる結果だったのか気になるところです。
がんばれ！邑久高野球部

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