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工作して、時を過ごす。

ギターの改造日記(サンバーストに挑戦!)と、
ひょうたんランプの作成日記。

ナット作成。

2013年12月10日 | 日記
ナットも作成しました。
写真はほぼ完成したときのものです。

今までギターを弾くに辺り、ほとんどのリペアは自分でやってきましたが、
ナットを替えるのは初めてです。

ナットって四角い状態で売っているのですね・・・。
店に買いに行ったのですが、
一種類しかなく、漂白済みの牛骨ナットを購入しました。

サンドペーパー(400番)を机の上に置き、
ゴシゴシゴシと薄くしていきます。

厚みを平行に保つ事を意識しながら削り、
時々、ネックの溝にあてがい、厚みを確認します。

厚みが近づいてきたら、ナットが緩くならないように、
少しずつ削ります。

厚さが整ったら、次はナットの底部分にRを付けます。
もとのナットに合わせながら、ルーターで削っていきます。

表側もサンドペーパーで削ります。

基本的に、現物を見ながら、またネックに取り付けながら、
同じものになるように、少しずつ仕上げていきました。

形が出来上がった後、弦溝を掘ります。

まずは位置決め。

位置は・・・・

もとのナットに合わせて鉛筆で線を引き、カッターで切込みを入れて決定。

位置は良いのですが、溝を掘る工具がありません。。。。

色々考え、弦溝は・・・・・。

弦で削りました。。。

まずは
1弦は、キリでほんの少しだけ彫るようにして削りました。
2~6弦は、更にカッターでほんの少し幅を広げる。(弦が少し引っかかる程度まで)

ここからは荒業ですが、もう一本あるギターの弦に押し付け、
上下に滑らせ削りました。。。。

溝が太くなりすぎるとマズイので、6弦の弦溝は5弦で削るというように、
1本下の弦で削るようにして、最後に同じ弦でこすり、微調整しました。

ただしここでの弦溝は、ある程度の深さまで掘ったら止めておきます。

その後、サンドペーパーだの、ピカールだの、コンパウンドと、
ありとあらゆる研磨剤で光沢に仕上げます。

組み付けた後に最終調整をしますので、
ネックにはまだ接着せずに仮付けをして終了。





本体仕上げ。

2013年12月10日 | 日記
途中の写真はありません。。。。
早く音を出したく、完成に向けて夢中になっていました。。

本体を仕上げました。

ボディーは、再度超微粒子のコンパウンドで磨き上げ、
更にピックアップや、サーキット、配線を通す穴などのザグリ部を、
ミニルーターで研磨し綺麗にしました。

色々な方のHPを参考にし、ノイズ処理も施しました。
ザグリ部に銅箔テープを切り貼りし、テスターで導通をチェック。

ピックガードの裏にも一応、銅箔テープを貼りました。

更に、塗装で埋まってしまった各部のネジ穴もルーターで
元の大きさまでに削ります。
これをやらないと、ネジを入れた際に、塗装に負荷がかかり、
下地から剥がれてきます。。。

最初にばらした時の写真を基に、各配線をつなぎ、
外した部品と新しく作ったピックガードを取り付け、
ネックも取り付け、本体は完成です!!