タキさんのblog  ~自然大好き~

趣味を中心に日々に起こる事象を写真を交え、日記風に表現したい。

樹木医と歩く花の自然探訪

2020-02-27 14:07:10 | 植物園
2/26 2月期のフィールドは湯河原の巨木と梅園散策(神奈川県)です。
まず湯河原の駅近くに五所神社です。推定樹齢850年・樹高36mのクスノキのご神木やイチョウの巨木(樹高25m 幹周囲8.8m)が荘厳な雰囲気を醸し出していました。
また近くの成願寺境内には樹齢800年の看板には「イヌマキは小田原市内の神社や寺院の境内に古木が多く見られるがこのイヌマキの右にでるものがない名木です」とのこと。 こんなに樹高が高いイヌマキは初めて見ました。
 午後に駅よりバスで約10分、海抜625mの幕山は正面に特異な岩の柱状節理の偉容を見せ、3000本の梅林の名所の幕山公園の梅園(湯河原梅園) です。山頂は丸い丘状で遙か相模湾を眺望できるようですが、当日は曇天で富士山も雲に隠れてしまいました。
今回も樹木医と共に興味ある話題がありました。
●「思いのまま」という花梅があります、淡紅色、紅色、絞り、白色の4色に咲き分けるそうです。
●花見といえば桜ですが奈良時代は梅の花が一般的でした。 万葉集を見ますと、桜よりも梅を詠んだ歌のほうが多とのことです。何故なら高貴な家には庭には多くの梅の木があった為です。桜は市民の人々に触れられた樹木で今日のように「桜をみる会」が主流になったそうです。
●「梅にウグイス」は間違いだ、あるいは「梅にメジロ」だと言う人は、まず第一に「梅に鶯」の意味を誤解しているようです。「梅に鶯」というのは梅にウグイスが来ると言う意味ではないのです。二つのものが調和したり似合ったりすることの例えなのです。梅は春を待つ人々に咲きかけ、春告鳥とも言われるウグイスは春の訪れを歌い共に親しまれ、この二者を取り合わせることは、春の訪れを盛り上げてくれます。和歌や絵画に好んで取り上げたのは梅にウグイスがよく来るからではありません。日本人の早春のイメージであり理想であり文化なのです。
 なお、メジロは果汁が好物でウグイスは昆虫類が好物だそうです。
●スズメノエンドウとカラスノエンドウの違いは
 カラスノエンドウ (別名 ヤハズエンドウ)、スズメノエンドウは、マメ科の1年草または越年草で、葉の先端は巻きひげとなり、同じ植物や他の物にからみ、立ち上がります。 田畑の周辺の草原や土手、路傍などによく見かけます。
カラスノエンドウの名前は、豆果が黒く熟す事からカラスノエンドウ、すべて小さい事からスズメノエンドウと付けられたそうです。
 



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