

ご訪問頂き誠にありがとうございます。
これまで『サーチ・インサイド・ユアセルフ』より、マインドフルネスについて学習してきました。
マインドフルネスについては、引き続き以下テキストなどでワークを続けていきます。
本日は、以前の記事でご紹介したデヴィッド・R・ホーキンズ博士の『パワーか、フォースか』より、「人間の意識レベル」について詳しく見ていきたいと思います。
以下の表はホーキンズ博士が、人間を研究する上でエネルギーの強さを実用的な数値で示すため、様々なテストを行った結果に基づくものです。
この意識マップでは、上に行くほどエネルギーが強く、下に行くほど低くなっています。重要なのはログ項で言う「200」の「勇気」のレベルです。
このレベルを境にして、それ以下がエネルギーが低い状態(フォース)。200以上がエネルギーの高い状態(パワー)ということになります。
各レベルを簡単に見ていきます。
【レベル200以下】プライド、怒り、欲望、恐怖、悲しみなど
自分が生き残るためだけにエネルギーが使われている状態。
いわゆる「ネガティブ」な状態であり、危機回避や警告を促している状態と言えます。
【レベル200以上】勇気
ネガティブなレベルからポジティブなレベルへ転じており、他人に対して良き人間であろうとする状態となります。
【レベル500以上】愛
他人の幸福が不可欠な原動力となります。自分自身と他の人間のスピリチュアルな目覚めに関心を持ち始めます。
【レベル600以上】平和
人類のためになることや悟りが第一目標となります。
【レベル700以上】悟り
全ての人類の救済に人生を捧げます。
現在全人類の平均は200を少し上回った水準にあるといい、年々上昇しているそうです。後ほど各レベルについてはさらに詳しく見ていきます。
尚、ログが示している値は十進数ではなく、対数を表しているため、レベル300は単純にレベル150の2倍のエネルギーというわけではなく、10の300乗ということです。
つまりレベルが少しでも上がるだけでそのエネルギーの強さは大幅に上がっているということになります。
それを踏まえて見てみると、「怒り(150レベル)」は200以下ですが「深い悲しみ(75)」よりもかなりエネルギーが高いということがわかりますね。
意識のマップを熟視すると以下のような効果を得られます。
■ 今、自分がどの感情を抱いているのか、どのレベルにいるのかを常に意識することで、少しずつ意識レベルを上昇させられます。
→ ただし意識レベルの上昇は基本的に困難な作業とされていて、様々な教えや師(メンター)との出会いが必要なのだそうです。
教えという意味では現代においては多くの本が出回っており、自力でも最大限学ぶことはできるかもしれませんね。
■ 歴史がどの意識レベルで動いてきたかがわかる
たとえば、戦争や植民地支配、不条理な法律や制度での規制といったものは、レベル200以下の「フォース」の力で進行してきたことがわかるでしょう。
問題を「フォース」の力で無理やり抑え込もうとしても、根本原因を「パワー」の力で癒やさない限り、真の解決には至らないことがわかるでしょう。
■ 「至福」の境地に至ることができる
どういった感情がエネルギーが高いかを理解すると、自分自身を含めて、生きとし生けるものすべてに対する無条件の優しさや思いやりが必要であることがわかるでしょう。
次回は各レベルを詳しく見ていきたいと思います。
ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。
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ご訪問頂き誠にありがとうございます。
本日もマインドフルネスを以下テキストで学習していきます。
冒頭のメッセージが印象的でしたので、そのまま引用します。
この章がうまくいくためには、モチベーションの専門家に登場してもらう必要がある。幸い、その人は見つかっている。
あなただ。
あなたを動機づけるものが何かを突き止めることにかけて、あなたほどの専門家はいない。あなたはすでに、自分にとって一番大切な価値観や動機づけを知っている。
1. 快楽(喜び)
アイドルや著名人のように、常に他人から称賛されるような幸せ
🔸持続性が極端に低い
🔸快楽を与えてくれる刺激がなくなったり、その快楽が習慣になったりすると、幸福度が基本設定値に戻ってしまう。
2. 情熱
「フロー」とも呼ばれる。物事に没頭し、最高の仕事を見せ、時間が瞬く間に過ぎていく。
🔸幸福感が長続きする
🔸習慣化はしにくい
よく言われる「降りてきた」状態ですね。
3. 崇高な目標
自分より大きくて、自分にとって意味のあることの一部になる。
🔸持続性が最も高い
🔸回復力に富んでいて長続きする
→ どん底でも這い上がれるということですね
🔸目標が利他的なものであった場合はさらに持続力が増す
高い目標があり、誰かの役にたつことであれば、どんなに大変でも乗り越えられるということでしょう。
本著では多くの人と成功者では、目標の立て方自体に大きな違いがあるといいます。原文から以下に概要をまとめます。
多くの人は時間とエネルギーの大半を快楽を追い求めることに費やし、何かに熱中しているときにときどき降りてくる「フロー」を楽しみ、たまに崇高な目標について考える。
大抵の人が、快楽が最も持続可能な幸せであると勘違いしてしまい、本能的にそれを追い求めてしまうからだそうです。
確かに「誰かに認められたい」「チヤホヤされたい」「賞を取って有名になりたい」などの刹那的快楽を目標にしていまいがちですね。
しかし、成功者と呼ばれる人々は全く違います。
時間とエネルギーの大半を「崇高な目標」に取り組むことに費やし、その中でときどき降りてくる「フロー」を楽しみ、たまに有名人のように称賛を受けたりして喜びを噛み締める。
全くの逆ですね。
仕事において、崇高な目標を見つけることが、モチベーションを維持する最善の方法となります。
では、「崇高な目標」を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。
筆者は次のような手順を紹介しています。
① 自分が何を一番重視し、自分にとって何が最も有意義であるかを知ること
②自分の崇高な目標を果たすために何に取り組めるかがわかる
③自分の仕事が持続可能な幸せの源になる
④どんどん仕事がうまくできるようになってくる
⑤フローに入る確率が高くなり、その幸せを楽しめるようになる
⑥成果が認められるようになる。するとまれに表彰されたり、臨時収入が入ったりしするようになり刹那的な幸せを得る
⑦崇高な目標の実現に向けて取り組みさえすれば、その仕事自体が報酬と感じるようになる
これを読んだ時にハッとさせられました。つい目先の評価や報酬のためだけに、仕事をしようとしていなかっただろうかと自問自答します。
その意味では、私にとって会社の仕事でこのような崇高な目標が生まれる余地がありません。
もちろん、会社員として、会社の理念や努力目標、表向きの「お客様のため」は口先ではいくらでも言えます。何ならきちんと表情も作れます。大人ですから😤
しかし、自分の心を見てみれば、あくまでも「『生活のため』『家族のため』『お給料をもらう』」という極めて利己的な目標しか見当たりません。
生活を維持できているという時点で、その点は感謝しています。しかし、やりがいを見出すことは難しく、まして心からの「崇高な目標」など微塵も浮かびません。ただ時間をお金に換えているそんな心持ちです。
一方で、物書きとしての作業は、「見て頂いた人に感動してもらいたい。明日の活力を見出してもらいたい」一心で書いています。
作品で一銭ももらったことがありませんが、舞台を見て帰っていかれるお客さんの表情や涙、「感動しました」という言葉だけで感無量なのです。
もちろん、作品が完成した瞬間もそうです。「降りてきて」筆が勝手に走る、登場人物たちが勝手に動き出す喋り出すこの喜びもひとしおです。
書き手である私と、見て下さった人それぞれが「カタルシス(心の浄化)」を感じること、これが私の「崇高な目標」です。
従って会社員の私と、物書きとしての私は真逆です。
ここに書かれた手順を見て、改めて認識させられます。これこそが自分の道を歩いているか否かの違いなのでしょう。
とにかく崇高な目標は見つかっているようなので、これからもその道を諦めずに突き進みます!
ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。
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