木曽支部青年部情報

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春闘交渉

2009年03月24日 | Weblog
部長です。みなさま、いかがお過ごしですか?


本ブログ、あと2回で終わりにします。今日はそのうちの1回です。


さて、タイトルに『春闘交渉』と銘打ちました。「春闘」と聞くと、最近まで新聞紙上を賑わせていた言葉ですが、教育現場にはカンケーないよと思っていました。でも、県委員会(各支部の部長が集まる会)に出て、県の青年部長の話を聞くと納得しました。「カンケー大あり」です。


我々教職員の給与というものは民間との比較で決まってきます。国の人事院から出る勧告によって、国家公務員の給与がある程度決まります。そして我々地方公務員の給与は、この人事院勧告をもとに発令(?)される人事委員会の勧告により決まります。ですから


民間企業における給与実態
     ↓
国家公務員の給与の決定
     ↓
地方公務員の給与の決定


となるわけです。であるならば、最近までよく報道されていた民間の春闘交渉の結果如何で来年度の賃金交渉の見通しが持てるわけです。


で、結果から申し上げると、今年の春闘は「キビシカッタ」です。ベアゼロ(ベースアップゼロ)つまり、これまでの給与に上乗せされる分はゼロで、定期昇給まで凍結されるところが出てきました。「定期昇給」とは、我々教職員に置き換えると、(多くの人は)毎年1月に号俸が上がります。その号俸が上がるのと同じことが「定期昇給」です。それが「凍結」されたのです。


もちろん「定期昇給維持」という業種もありました。しかしながら、おしなべて申し上げると前述のように今年の交渉は「キビシカッタ」。


そしてこの波が公務員にも押し寄せることは必至です。

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