日本と香港の合作映画。
行方不明となった兄・剛のアパートを調べていた吉川かおるは、高校時代の同級生・宮守泉が兄に出したラブレターを見つける。
かおるは泉の実家がある山間の村に向かうが、泉の両親は泉は入院中だと言って会わせてくれない。
その日、かおるは宮守家に泊めてもらうことになるが……。
「田園で死す」
寺山修司が自身の同名歌集をもとに映画化した、自らの少年時代を描いた自伝的色彩の強い作品。
青森県の北端、下北半島・恐山のふもとの寒村。
父に早く死なれた少年は、母と二人で暮している。
母と二人だけの生活に嫌気のさしている少年の唯一の楽しみは恐山のイタコに父の口寄せをしてもらうこと。
ある日、村にやってきたサーカス団の団員に遠い町の話を聞いた少年は隣家の憧れの娘に一緒に村を出ようと持ちかけるが……。
少年時代の回想シーンが象徴的な映像で綴られていく。
ラストは夢かと思われるシ-ンとなる。
「nude」(ヌード)は、2010年9月18日公開のみひろ原作小説の映画化。
R15+指定。ノンフィクションが半分。
新潟から上京した山瀬ひろみは、芸能事務所にスカウトされたことをきっかけに、芸名「みひろ(本名)」として
ヌードモデルの道を進むことになった。
仕事も軌道に乗って来た中、同棲相手の広田英介にはグラビア雑誌での掲載が見つかり故郷の親友
の河井さやかにもヌード写真を知られ段々孤立していく。
Vシネマの仕事も増える中、プロデューサーからAV出演を持ちかけられる。
AV出演を独りで決めるもそれはさらなる試練の始まりであった。
この映画の特筆するところは、2010年8月27日には第35回湯布院映画祭で特別上映。
マスコミ向け試写会では、女性モデルやタレントなど207人に及ぶ女性来場者が殺到し
放映後には涙ぐむ姿も多く見られたというところである。
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