十翼の一つで易の本質を解説した『繋辞伝』(けいじでん)には、
「易に太極有り、これ両儀を生じ、四象は八卦を生ず。八卦は吉凶を定め、吉凶は大業を生ず」とあります。
「太極」とは、三種の神器の法図です。
「両儀」の陰陽とは法図のアヤであり、「四象」の老陰・小陽と老陽・小陰で「陰中陽あり、陽中陰あり」を現します。
それを展開し「八卦」とし、更に展開すると十六弁の菊花紋になり、
三十二弁の重ね菊花紋になり、「六十四卦」になります。
易の陰と陽の算木(さんぎ)の符号は、法図から作られています。
また「太極」の陰は、0・北極星に該当し、陽は、1・北斗七星に該当する事を理解しておきましょう。
老子聖人が、「太極」の前に「無極」があるとしたのは、法図を観れば至極当然といえます。
また、伏羲(ふくぎ)皇が、「易の八卦」を作り、それに基づいて「漢字」を作ったと角川漢和中辞典にあります。
「法図」から抽象的な漢字の「神」「愛」「法」「悟り」「智」「善」「霊」「天」等が作られているという事です。
法図の正しい理解が、錯覚・妄想・幻想の意識を正常化し、ハッキリ、クッキリ、スッキリさせます。
大宇宙を癒す秘密の言霊
アヤナワン・アリンガトワ!
A YA NA WA-n ・ A Linga TA-o WA
あやなわん・ありんがとわ