温泉と温浴施設、SMARTとオーディオ好きな還暦おじじの日常

ボロアパートのため風呂が壊れて銭湯に通わなければならない、温泉好きなおじじの話 ・・その後、待望の田舎暮らしをしてます。

ゑびすや  塩原元湯温泉

2018-09-14 17:34:23 | 温泉
東京から静岡(伊東)への引っ越ししたため、しばらくぶりのブログとなります。

今回は、今年5月に行った栃木県塩原元湯温泉の「ゑびすや」です。

「ゑびすや」は、塩原温泉以外にも伊豆長岡温泉や京都木津温泉、長野白骨温泉にも同名の旅館があり、その他の旅館や飲食店などにもこの縁起の良い名前が使われているようです。

私は特に田舎のさびれた、俗にいう「秘湯」が好きでいろいろと温泉を探しておりますが、
今のところ四万温泉の「積善館・本館」の次に気に入っております。




塩原元湯温泉は那須塩原からかなり山の中へ入ったところにあり、今は3軒だけの旅館が営業しております。
平安初期には48軒の温泉旅館があったといわれておりますが、1659年の地震で村は壊滅し、「梶原の湯」だけが残ったといわれているようです。

平安時代にはこの地の温泉は温泉を煮詰め、胃腸薬として売られていたということです。

今もこの温泉は飲泉として持ち帰ることができます。
私が宿泊した時も持ち帰り用としてポリタンクをサービスしていただきました。(楽天の予約サイトからのサービスとのこと)


お風呂の入り口にある飲泉所です。

温泉は2種類が湧き出ており(梶原の湯、弘法の湯)、混浴では間欠泉(弘法の湯)に入ることができます。残念ながら女性専用風呂には間欠泉はないようです。
もちろん女性も混浴の湯に入れます。
硫黄がかなりきつい温泉で、そのまま布団に入ると体に染み込んだ強烈な硫黄のにおいで眠れないかもしれません。
それだけ体にはすばらしい温泉効果があると想像できます。湯船の写真は公式ホームページをご覧ください。
http://ebisuya3.sakura.ne.jp/

山の中の割には食事も豪華で、とても満足できます。イノシシ鍋もおいしかったです。
朝食には温泉で炊いたおかゆも楽しめます。

これは夕食

部屋数も少なく、家族ですべてをやっているので、とても心安らぐ温泉宿です。
5月の連休が終わって、シーズンオフの平日に伺ったせいか、我々(韓国の友達夫婦と私の友達、全部で4名)以外は宿泊客はおらず、
貸し切り状態で最高の旅行となりました。
泊まった時に気が付いたのですが、翌日木曜日は休みだったようです(5月当時)


帰宅後
持ち帰った飲泉は芋焼酎の割物としておいしくいただきました。
胃腸薬と焼酎、硫黄のきついにおいと飲みなれた芋焼酎、次回も是非飲泉を持ち帰って楽しみたいと思います。

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