ももたろうシネマ&トーストマスターズ・クラブ

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国文太一君て高感度120%

2010-10-27 | DVD
しゃべれどもしゃべれども 2007年

原作 佐藤多佳子

監督 平山秀幸

キャスト 今昔亭三つ葉(国分太一)
     十河五月(香里奈)
     村林優(森永悠希)
     湯河原太一(松重豊)

ストーリー いまひとつ腕があがらず、行き詰っていた落語家、三つ葉のところに、無愛想で本当は優しいくせに、口からは裏腹な言葉ばかり出る五月、クラスになじめない小学生、優。元野球選手で評判が悪い解説者が集まり、三つ葉の落語の上達とともに三人の生活も心豊かに変化していく。

感想 太一君が後半に行くにしたがって、落語が乗りに乗ってうまくなる。
   
   それにしたがって、ストーリーも滑りだす感覚。
   
   丁寧に演出され、東京の下町の情景がよく出ている。
   
   小学生にしてはこまっしゃくれた優の役の森永悠希がすばらしくうまい。
   
   香里奈も生意気で口下手な女性役がぴったり。

   この間の(海猿)と(パレード)にも出演。

   祖母役の八千草薫、三つ葉の師匠、伊藤四郎はさすが。

   ラストは不覚にも私は涙がでた。

   私は平山秀幸さんは(怪盗ルビー)の助監督、
   私には強烈だった(愛を乞うひと)の監督としてしか

   多分見ていないので、もっとこの監督作を観たいと、思う。

ジャッキー・チェン

2010-09-03 | DVD
シャンハイ・ナイト 114分

シャンハイ・ヌーンの続編

以前「シャンハイ・ヌーン」は見たが

シャンハイ・ナイトは未見だったので

DVDで見た。久々のDVDでのジャッキー・チェン。

オーウェン・ウィルソンとジャッキー・チェンのコンビは

漫才見たい、ジャッキーは本当にサービス精神が旺盛

いつも命をかけてる

NG集を見ると「いたい!」とこっちが

叫びたくなる。今までに瀕死のけがもしているので

本当に気をつけてほしい。

監督デヴィッド・ドブキン

チャーリー・チャップリンという名前の子役がでてきたり

アーサー・ドイルという名の探偵、も出てくる。これは

サー・アーサー・コナン・ドイルからのもじりですね。

製作総指揮にジャッキー・チェンも含む。

(雨に唄えば)のパロディシーンが好きだ。

これは色々な人がやってみたいシーンだと思う。

トムハンクスが(パンチ・ライン)でもやっていた。

また悪役だが端正な顔立ちのドニー・イェンはジャット・リーと同期で

北京市業余体育学校で学んだ間です。

中華圏ではブルース・リー、ジャッキー・チェン

ジェット・リーに次ぐアクションスターと言われているそうだ。


主人公は僕だった

2010-08-12 | DVD
監督 マーク・フォースター
上映時間 113分
出演ウィル・フェレル
  エマ・トンプソン
  マギー・ギレンホール
  クイーン・ラティファ
  ダスティン・ホフマン
 
かつて(慕情)(追憶)(道)(旅情)等、一目で引き付けられ、内容まで予感できる素晴らしいタイトルの映画が、数多く存在します。この(主人公は僕だった)もそうです。ソフィスティケイトされたタイトルですよね。
 
原題のまま訳すと(事実は小説より奇なり)で、ちょっと硬すぎると思えますし、時代にあわないとも感じますから。
 
この映画の主人公ハロルド・クリックは、ある日、自分にだけ聞こえる女性の声によって、自分の行動が語られるのに気付きます。
 そして、そのストーリーの主人公が本当に彼だったのです。
ストーリーを書いている作家を演じるのがエマ・トンプソン。本人は大真面目なのに、なんだか可笑しいこの作家はもう長い間スランプです。
 
高学歴なクッキー屋さんに、ジェイク・ギレンホールの姉ちゃん、マギー・ギレンホール。ギレンホールとは、(金の部屋)という意味だそうです。この映画の彼女はとてもセクシーに見えます。
 
そしてチョイ役ながら、エキセントリックな精神科医はなんと、あの「アマデウス」のトム・ハルスです。懐かしいですねぇ。
 
 主人公のハロルド(ウィル・フェレル)は、日本で言うなら国税局員を、ただ淡々とこなしていました。
彼が仕事で、調査することになったクッキー屋さんのマギー・ギレンホールに、ハロルドはほれていまいます。その展開の仕方を、相談に行く先の教授がダスティン・ホフマンです。
主人公のウィル・フェレルは、スタンダップ・コメディアンを長くしていたからか、これまでコメディー映画に出演していました。
 本作は、コメディーとシリアスの、バランスがとても微妙な作品で、そこが大いに気に入りました。
 このメイキングを見ると、監督のなみなみならぬ、作品への情熱が伝わってきます。マーク・フォースター監督作では、アカデミー賞を受賞した、ジョニー・デップ主演の(ネバーランド)も素敵です。
 時に自虐的で、笑いながら、なんだか泣けてくるこの「主人公は僕だった」が、あなたの心に、いやしを与えてくれますように。
 私の本 (いやされて ももたろう シネマパラダイス)より抜粋