《日本一の映画祭》
20年以上に渡って人気を博し、原村を象徴するイベントでありながら、2006年を最後に姿を消した「星空の映画祭」が、一人の女性の強い意志によって復活したのは去年のことです。
今年も8月7日~21日の期間で開催されます。
今年の上映作品は、家族向けの「ガリバー旅行記」と「時をかける少女」、映画好き向けの「アクロス・ザ・ユニバース」と「トゥルー・グリッド」そして、最後に山岳映画の「岳」が昨日決まりました。
「星空の映画祭」に必要なものがいくつかあります。①夏でも寒い劇場では、防寒装備が必要です
②虫に刺されないように、防虫対策は必須です ブヨに血を吸われないように
③雨具をお忘れなく(雨天決行です)
④会場までは真っ暗です。懐中電灯を持参してください
「なんて不便な映画館だろう?」快適な映画館になれてしまった人はそう言うでしょう。
今時の映画館には、快適な空調、豪華なシート、素晴らしい音響、デジタル映写機等々。なんでも揃っています。
「星空の映画祭」には、どれひとつありません。
日本一不便で不快適な映画館です。
実行委員の一人はこう言います。
「だからこそ、映画そのものを楽しむことができます。映画という非日常の世界を楽しむのに、快適さが必要だとは思いません」
『映画そのものを楽しむ』 長い間私たちが忘れていたことかもしれません。
そしてここは、日本一標高の高い場所にある映画館です。
「日本一不便」で、「日本一高い場所にある」時代遅れの映画館。
ロマンを感じませんか?
大切な人と観に行けば、きっと素敵な思い出になります。星空に一番近い、樹々に囲まれた劇場へお越し下さい。
※お子様は、必ず保護者の方同伴でご入場下さい。
いよいよ秒読みです。スケジュールはもうすぐ発表されます。