きの書評

備忘録~いつか読んだ本(読書メーターに書ききれなかったもの)~

2本並んだ足 ~不気味な題名だけどホラーじゃないよっ!!~

2017-09-02 12:36:24 | シンクロニシティー
しんくろしてぃー?しんくろにてぃー?
よくわからないので、勝手に「物事の先取り」と呼んでいる。
 
 ずいぶん前の休日に、小学生の娘は友達と出かけ、自分は小枝ちゃんと家の近所に散歩に出かけた。
うちの雑木林?だか斜面に木が生えてるだけのとこに差し掛かった時、
どうしたわけか、ふと頭の中で、
その藪の向こうに、赤いハイヒールの足が2本並んで横たわっているのが見えたらどうしようか?
というわけのわからないことを考え始めてしまった。
 
 しかし、怖いという気持ちではなく、単純に
「持ち主として事情を聞かれるだろうが、知らないものは本当にどうしようもない。管理する義務と言われても困るな。
もし自主的に入って安らかに眠ってるなら、そっとしておいてあげようか。
いいや、誰かがやったのなら無念だろうから通報するか」
という現実的な思考だった。
 
 夕方になり、娘が帰ってきて
「帰り道に、みんなで走って帰っててちらっと見たら、
近所のお好み焼き屋の駐車場で、足が横たわっていたような気がする」
と言うので(こっちの言ってることの方がよっぽど怖い)、
昼寝をしていた自分は寝ぼけて(きの)「あぁその足なら昼間見た。」
 
そんな返事をしたのか!?
 
 詳しく聞くと、「お婆さんの足が2本見えた」と言うので、
なぜお婆さんだとわかったのか聞いたところ、
モンペのような柄だったからだそうで、なるほどと思いながらも、
そんなことがあったら救急車が来て騒いでいるはずでは?と思い、
いぶかしみながらも、現場に行ってみることにした。
案の定、日が暮れたお好み焼き屋さんの駐車場は閑散としているし、
誰もいなかった。
 
隣は民家だから、資源ごみの日に離れた集積所に出そうとしていた古い布団を縛ったものを、車のトランクの後ろに置いておいただけかもしれないし。
 
 帰り道、何とも後味が悪いので
(きの)「お好み焼き屋の前に倒れてたって、その婆さん食いすぎじゃねぇの?ぎゃははは」 
(娘)「チロッ」 
お前じゃないんだからという目で見た!
 
 
 なんなんだろ。前日にそんなTVを一緒に見たとかでもないし。
霊感ではないと思う。
1年のうち、というか一生の内、同じ日に連絡も取らずに2つ並んだ足について見たり思ったりする確率はどれくらいか、
大マジメに知りたい。
  

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