タマゴテングタケ(卵天狗茸、Amanita phalloides)
ハラタケ目テングタケ科テングタケ属のキノコで、猛毒菌として知られている。
2012年11月22日、2012年12月10日、2014年12月10日、ポルトガル、セトゥーバル郊外の森で撮影
傘は7~8センチで薄灰緑、コルク樫の下に生えていました。
夏から秋、主にブナやミズナラ林に生える。傘はオリーブ色、柄は白色でつばがある。ひだに濃硫酸をたらすと淡紅紫色に変色するという、他のキノコには見られない特徴があり、このキノコの判別に用いられる。
ヨーロッパには多く自生しており、death capと呼ばれ、よく知られた毒キノコの一つである。日本においてもドクツルタケやシロタマゴテングタケとともに猛毒キノコ御三家と呼ばれ、北海道で発見されることがあるが、本州以南の地域では見つかることは稀である。
中毒症状はドクツルタケやシロタマゴテングタケ同様、2段階に分けて起こる。まず食後24時間程度でコレラの様な激しい嘔吐・下痢・腹痛が起こる。その後、小康状態となり、回復したかに見えるが、その数日後、肝臓と腎臓等内臓の細胞が破壊されて最悪の場合死に至る。
古くから知られている毒キノコであるため、その毒素成分(キノコ毒)の研究も進んでおり、アマトキシン類、ファロトキシン類、ビロトキシン類などがその毒素であることが明らかにされている。これらは8つのアミノ酸が環状になった環状ペプチドであり、タマゴテングタケの毒性はこのうち主にアマトキシン (amanitatoxin) 類によると考えられている。毒性はα-amanitinw で、マウス (LD50) 0.3mg/kg。
アマニチン (amanitin) は消化管からの吸収が早く、1時間程度で肝細胞に取り込まれる。アマトキシン類はこれらのキノコ毒の中では遅効性で(15時間くらいから作用が現れる)あるが毒性は強く、タマゴテングタケの幼菌1つにヒトの致死量に相当するアマトキシン類が含有されている。アマトキシンはヒトの細胞においてDNAからmRNAの転写を阻害する作用を持ち、これによってタンパク質の合成を妨げ、体組織、特に肝臓や腎臓などを形成する個々の細胞そのものを死に至らしめることが、このキノコ毒の毒性につながっている。(Wikipediaより)
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タマゴテングタケの写真を探していてこちらのブログに辿り着きました。
当方キノコイラスト集の発行を予定しており、自身の撮影した写真で大半は揃えられたのですが
タマゴテングタケの写真だけは国内の色々な機関、個人に問い合わせても
写真をお持ちの方に出会えませんでした。日本国内での発生はほぼ幻とも言えるレベルのようです。
そこで質問なのですが、貴ブログにて紹介されている写真を提供して頂く事は可能でしょうか・・・。
もし可能であれば「toolate○s7.coreserver.jp(○=@)」までご連絡頂ければ詳細をお伝えできます。
無理なお願いをしてしまい申し訳ございません。宜しくお願い致します。