金魚HOUSE

デザイナー飛弾野由佳のデザインのお仕事とまんがの話。
ときどきおいしいものの話もアリ…

本屋さんの気持ちがわかるマンガ

2011-05-26 19:11:24 | まんが
番子さんの本屋エッセイマンガです!

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『暴れん坊 本屋さん』全3巻  久世番子  新書館

1巻2005年4月発行なのでちょっと古いですが、本好きなら読んでおいてそんはないデスヨ!
本屋さんの気持ちがよくわかるマンガ。
本屋さんの業務もよくわかります。けっこう重労働ですよね~、本重いし…。

この本を私が初めて見た時、本屋さんのマンガコーナーのエンドに平積みされていて、
店員さん手書きのポップに「書店員なら涙なくしては読めません!!!」的なアオリが書いてありました。
飾りもなくシンプルにマジックで書いた文字だけでしたが、なんだか熱さが伝わってくるポップだったのです。
カバーイラストがコレなので悲しい話のワケはなく、本屋さんが共感出来る話なのだろうと思って即買い。
大アタリ! すごく面白かったデス!
お話の中で自分の単行本がエンドに平積みになるのが夢と言っていた番子さんですが、
見事にその夢はなしとげられ、今や売れっ子のエッセイまんが家デス。
(あ、ちなみにカバーイラスト中央のピンクの変な生物が番子さんの自画像です…)


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『番線~本にまつわるエトセトラ~』 久世番子  新書館

こちらも番子さんのエッセイマンガ。
本に関係しているお仕事をしている人のレポートが中心。
もう絶滅寸前の写植屋さん、校正者さん、本の修復工房、国会図書館など、
普段お会いする事はめったにないですが、同業界で働いてる方々のお仕事が垣間みられて
おもしろかったデスヨ~。
こっちもオススメです!


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