kinG♂sugaR

☆愛と笑いとエコとエロ☆

映画のはなし2。

2006-07-30 22:16:49 | 見たこと
昨日から今日にかけてと、
今日の夕方に1本ずつ見て
合計5本になりました。
昨日消してしまった感想を・・・。


『ギミー・へヴン』

江口洋介、宮崎あおい、安藤正信、
松田龍平、石田ゆり子、鳥肌実ほか。

この映画のテーマは“共感覚”というものです。
内容はサスペンスタッチですが、それは置いといて
共感覚というものに関しての話が面白かったです。
最後のシーンは妙に納得してしまいました。
残念ながら僕は共感覚を持ち合わせてはいませんが
良くも悪くもこの感覚に触れてみたい思いました。
僕の中にも皆さんの中にもほんの少しだけ
似たような感覚は残っているかもしれないかもね。
本人が気付いていないだけで。

鳥肌実と安藤正信の絡みが面白かったです。


『パッチギ』

沢尻エリカ、その他。

ハングル語で‘頭突き’っていう意味らしい。
日本人と在日朝鮮人との友情とか恋愛の話。
沢尻エリカ(在日朝鮮人役)が可愛かったです。
「私と結婚したら朝鮮人になれる?」という
台詞があります。みなさんどうでしょうか?
僕は仮に愛する女性が朝鮮人だったら
逆に「日本人になれるか?」と聞くかもしれません。
実際になるならないの話ではなくて
<そういう覚悟があるか?>ということだと思いますけど。

こういう偏見や差別の問題って難しいですよね。
その情報さえ知らなかったら偏見とか差別って
起こりにくい気がします。まして在日の問題は。
こういうことについて議論したり、道徳的に
差別はなくしましょうとか言ってる時点で
ナンセンスな話かなとも思います。
情報や知識の種がなければ根も葉もありませんから。


『恋愛寫眞』(レンアイシャシン)

松田龍平、広末涼子ほか。

広末涼子の演じるキャラクターがとってもよかった。
僕の好きなタイプの女性です。
ストーリーも一部を除いてよかったです。
もしかしてこの映画で僕は広末涼子のファンに
なったかもしれません。彼女の演技好きです。
映像も一部を除いてとてもよかったです。
この‘一部’は見ていただければわかると思います。
この映画にそのシーンは要らないだろうと・・・。
要るにしてももっと別の方法(撮り方)があっただろうと・・・。
僕もカメラ買おうかな。とこの映画を見て思いました。
単細胞でごめんなさい。


『阿弥陀堂だより』

寺尾聰、樋口可南子、小西真奈美、吉岡秀隆ほか。

「人生とは?」静かにゆっくりと人生について
考えさせられる映画でした。大きな展開はありません。
淡々としていて優しくて深みのある映画でした。
何度も出てくるおばぁちゃんがとても素晴らしかった。
好みは分かれると思います。
ぼくももう少し歳を取ってからもう一度見たいと思います。


『世界の中心で、愛をさけぶ』

大沢たかお、柴崎コウ、森山未來、
長澤まさみ、山崎努ほか。

小説読んでません。今更ながらはじめて見ました。
え~とですね。青春ですね。小説のほうが良かった
という意見を聞きますが、どうなんでしょ?
でも森山未來の役の頑張りっぷりには同情しました。
僕も自分の愛する人が病気になったら、
その人の望みは僕がすべて叶えようとすると思います。
で途中のシーンで出てくる、婚姻届は出したの?
僕なら出すよ。結婚式まで病院の中であげちゃいますね。
たぶん映画の中の森山未來以上に頑張ると思います。
相手がうざがるかもしれないけど・・・。
でもこの映画なんとなく感情移入できませんでした。
僕が病んでいるのでしょうか???

以上敬称略。

帰り道で、そろそろ。

2006-07-25 23:42:24 | 考えたこと
電車の中から、花火のチラリズム

ちょっと遠かったけどね、遠めに見える花火もなかなかいいもんだ。

そろそろ本格的に夏だね

そろそろかぁ、そろそろ そろそろ ・・・。

そろそろホントに京都に行きたい・・・。

いろんなところに行きたいけど、やっぱり僕の定番コース。

今井食堂のサバ煮食べて、上賀茂神社歩いて、

北山で雑貨屋巡って、ちょっくら大学時代のクラブ覘いて、

友達とお酒を飲みながら話したいなぁ

結婚するあなたに。

2006-07-23 22:50:14 | 愛について
おめでとう、心から。



気立てがよく飾らない、

芯があるけど強くない、

自然体でマイペースだけど

人への配慮も忘れない、

笑顔の可愛いあなた。



ひと言で言うと、そんなあなたは『イイ女』です。



あなたと結婚できる旦那さんは幸せだね。

あなたの子どもとして生まれてくる子は幸せだね。

いいお嫁さん・お母さんになるよ。



ひと言足すと、そんなあなたは『‘とっても’イイ女』です。



人を幸せにする〝ハート〟がある人は

自分も幸せになれるもんだ。



おめでとう、心から。



あなたと友達で僕も幸せです。

恥ずかしくて面と向かっては言えません。

このブログも確実に見てません。だから書けるんだけど。



ワールドカップを振り返る③。~僕が選ぶあれこれ~

2006-07-15 00:00:09 | 考えたこと
ワールドカップの話は今日でお終いにしようかな。
てことで最後に、僕が選ぶあれやこれや。

まずはベストイレブンから。ものすごい個人的に選んでみます。
フォーメーションは4-4-2。

GK:ツーベルビュラー(スイス)

DF:ザンブロッタ、グロッソ、カンナヴァロ(イタリア)
   アジャラ(アルゼンチン)

MF:ガットゥーゾ(イタリア)、アッピアー(ガーナ)
   フィーゴ、C・ロナウド(ポルトガル)

FW:クローゼ(ドイツ)、ドログバ(コートジボアール)

候補も書いたけど消しちゃった。長くなるしね。

〝ベストゴール〟

カンビアッソとアルゼンチンの愉快な仲間たち
あのセルビア・モッテネグロ戦での2点目。ゴールまでの一連の流れにはシビれました。

〝ベストオウンゴール〟

ザッカルド(イタリア)
あんな凄いオウンゴール初めて見た・・・。イタリアから点を取るのは難しいしね。
味方も開いた口がふさがらなかったとか・・・。

〝世界を驚かせたで賞〟

ガットゥーゾ(イタリア)
普通監督ド突く選手いないよ(笑)。しかもリッピ・・・。芝も食べないし、普通の人はね。
変な奴だけどとてもいい奴だよ。

〝口は災いの元で賞〟

ブラッターFIFA会長
人間は簡単には変わりません。僕が言いたいことは審判はちゃんと選びなさい。
審判が駄目なのはあなたの責任でもあります。
余計な一言を言わせれば右に出るものはいません!!

〝シュートは枠に飛ばしま賞〟

柳沢 敦(日本)
僕はあなたの大ファンです。あなたのプレーが素晴らしいことを知っています。
ただ「急にボールが来た・・・。」はさすがに弁護のしようがありません。FWがあの位置にいてシュート以外に何を考えてるんだ?教えてくれ!!

〝子供の夢は大切にしま賞〟

ジダン(フランス)、ルーニー(イングランド)
自分で蒔いた種なのに相手に頭突きや、相手の股間を踏んづけた挙句審判に文句を言って退場・・・。弁解の余地はありませんよ。
〝もう少し大人になりま賞〟も合わせて受賞。。。

なんかまだまだありそうだけど、眠い・・・。

もしこのブログを見てくれた皆さんの中で、
誰かに賞をあげたい方がいたらコメントに載っけてください

   
      


ワールドカップを振り返る②。~去り行く人たち~

2006-07-13 23:28:06 | 見たこと
まずは日本人の話から。

上川主審と広嶋副審。ともに3位決定戦を含め3試合。
日本人で初めて決勝トーナメントで試合を裁きました。
上川主審は何よりも素晴らしいレフェリングでした。
贔屓目なしに今大会の主審の中で一番安定していたと思います。
決勝の笛を吹いたアルゼンチンのエリソンドよりもね。
決勝と3位決定戦は審判逆のほうがよかったと思うくらい。

中田引退。彼が決めたことだから。
そりゃまだできるよ。こちらとしてはやってほしいしね。
でも他にやりたいことあるなら仕方ないね。
まさに人生は計画的にだね。見習わなきゃ!!
ただ報道のされ方はなんとも微妙。時期も微妙。
W杯終わってからにしてほしかったね。
今回の報道にはうんざりした。
某報道ステーション・・・駄目だ、あの番組。
話はそれたが中田の今後は楽しみだ。

ジダン引退。頭突きは余計だったね。
なんか“驚き”みたいに報道されてるけど、
ジダンはそういう選手です。今までも4~5回レッドカードもらってます。
ちなみにマテラッツィもそういう選手です。彼の術中にはまったね。
結論としてはどっちも悪い。ただ手じゃなくて頭を出したら弁解の余地なし。
ありえないよ。決勝戦だし。最後の試合だし。
侮辱的な言葉を言われたなら、より侮辱的な言葉で返せばいい。
そしたらマテラッツィが退場してたかもしれない。
先に暴力を振るったほうの負け。それだけのこと。
でも彼のそれ以外のプレーは素晴らしかったと思います。
ぼく個人としては特にファンではなかったけど、
試合を決定付けることのできる選手であったことは間違いないですね。

リッピとクリンスマン辞任。なぜかドメネクは留任。
優勝して、「私の使命は終わった」ってかっこよすぎでしょ。
リッピは昔インテル時代にバッジォといざこざがあったけど、
水に流そうと決めました。
なんでかいい監督(期待以上の結果を出した監督)は辞任。
変えた方が(変わったほうが)いいと思われる監督は留任。
どの国も監督の人事は大変なんだね・・・。

よ~く考えよ~~監督は大事だよ~~~
る~る る~る 

ちなみに現役を引退する選手がそれを発表するのはわかるけど、
現役は続けて代表を引退するってのはよく意味がわからん。
確かに自分の所属するクラブチームに専念したり、
若手に道を譲るってのもあるかもしれないけどね。
それでのちのち代表復帰ってのが僕は妙に萎えるのです。
うれしいことはうれしいんだけどね。好きな選手の場合は。
ネドヴェドとかフィーゴとかね。

でも、だったら代表引退とかって言わなくてよくない?と思うのです。

今回のワールドカップで、何か一時代が終わった気がするね。
各国の中心選手が結構いなくなるからなぁ・・・。
バッジォの引退のときと同じような感覚かな。
あのときほどの虚無感はまったく無いけど。。。

去り行く方々へ、おつかれさまでした。
言葉に表すことができないほど感謝しています。
僕はあなたたちのおかげでサッカーというスポーツに
心から溺れています。。。ありがとうございました。



ワールドカップを振り返る①。~日本代表編~

2006-07-12 19:08:01 | 感じたこと
終わってしまいました06年W杯ドイツ大会。

われらが日本は1分2敗でグループリーグ敗退・・・。
これは仕方のない結果でしょう。
《なぜなら日本は守れないから。》
よく決定力不足という言葉をマスコミが賑わしますが
実際サッカーというのはそんなに点の入るスポーツではありません。
確かに点が入れば面白いですが、見方によっては如何に守りきれるかという
見方もまた意外に面白いものなのです。
相手を0点に押さえれば“勝ち点1”は確実にもらえます。
そして0点に抑え続ければ1点取ったら勝てる。
当たり前だけどそういうスポーツです。

日本は今大会2点取りました。もちろん多くはないですが
仮に‘失点が0なら勝ち点7’、‘失点が1でも勝ち点5’を取れていたのです。
しかし日本は‘3試合で7失点’、突破できるはずもありません。
決定力がないのなら守りきるしかありませんから。

日本のサッカー(ジーコのサッカー)は良くも悪くも相手に合わせてしまう
サッカーです。理由は簡単、明確な戦術が無いからです。
トルシエの時は<フラット3>なんていう言葉が一般化するくらい
チームとしての明確な戦術がありました。
「3バックが横一列に並んで、DFラインを高い位置をキープし
相手にスペースを与えず、ボールをとったら素早く攻める。」
この時は今ほど相手に合わせるサッカーはしていませんでした。

選手選考から戦術、采配まで今回ジーコを監督にしたのは失敗でした。
失敗というより、まだ早すぎたと言ったほうがいいかもしれませんが。
トルシエのガチガチの戦術のあとに、いきなり“自由”が与えられても
選手たちは戸惑いますよ。慣れるのに4年間はありましたが・・・。

さぁ気を取り直して10年南アフリカ大会を目指そうではありませんか!
日本代表もこのブログも(笑)。。。
さて監督人事ですが、僕もオシムには大賛成です。
何より監督としてのキャリアもすばらしい。なんか極端な人選だけどね。
監督経験の無い人から、ものすごく監督経験の豊富な人へ・・・。
とりあえず日本サッカー協会の人間もろとも日本のサッカーを
叩き直してもらいましょう。

オシムの“走るサッカー”はとても魅力的です。
よく走ればよくボールが動くようになります。
ボールが動けば自分たちの動くスペースができやすくなるのです。
これが代表に定着すれば強くなります。間違いなく強くなります。
今までの日本ではパスを出したら相手任せという部分多かったですから。
“パス&ゴー”サッカーの基本です。基本だからこそ超大事!
しかし一朝一夕でできるサッカーではありません。
いきなり結果を出すのは相当難しいと思います。
でもオシムを信じてついていけば、4年後南アフリカのピッチの上に
今回よりも強くなった日本代表がいるはずです。
オシムがどんな選手を選考するかもとても楽しみです。

今日からJリーグも再開します。
代表が強くなるためにはまずはJリーグから。
そしてファンやマスコミももっとレベルアップしなくては。




イタリア優勝~4度目の正直~

2006-07-10 21:58:46 | 見たこと
勝負を決めたのはPK戦。
イタリアがPK戦で勝つなんて
切なくて、そしてうれしくて泣いちゃった。。。

だってさ
90年イタリア大会準決勝
94年アメリカ大会決勝
98年フランス大会準々決勝

すべてPK戦敗退・・・。

そしてそのすべて大会で遠い目をして佇んでいたのが
僕が世界のサッカーを愛するきっかけになり
僕が大学でイタリア語を専攻するきっかけになった
Roberto BAGGIO
PK戦を見ながら彼のことを考えていました。
今頃はきっとアルゼンチンの別荘で趣味の狩猟をしていることでしょう。
ロビーもこの試合見てたかな?

さてさて試合内容ですが、イタリアは決して褒められたものではなかった。
フランスにスペースを与えてしまい、チャンスをいっぱい作られていました。
PKで先制を許したものの、ピルロのCKからマテラッツィのヘッドで1-1。
その後はカウンター狙いの防戦一方、それでも何とか最後まで守りきりました。
特筆すべきは“カンナヴァーロ”。
今大会の彼は間違いなくベストパフォーマンスでした。
僕はカンナヴァーロこそゴールデンボール(MVP)にふさわしいと思います。

もちろんピルロもブッフォンも素晴らしかった。
そしてグロッソも。勝利の決まるPKを決めたグロッソは
ことあるごとに(特にイタリアでは)永遠にテレビに映り続けるでしょう(笑)
どこまでも今大会の美味しい所を持っていきました

23人全員で勝ち取った、いやイタリア国民全員で勝ち取った
24年ぶりのワールドカップ優勝。

PK戦で、みんなの願い、祈りが通じた

今までの悪夢を帳消しにする
言葉では言い表せない程の
価値のある優勝でした

BAGGIOにもこの感動を選手としてピッチで味わって欲しかったなぁ・・・。

その他、
ジダンの頭突き(真相がまだわからない)
上川主審と3位決定戦
中田現役引退
日本代表新監督にオシム
は、ヒマを見つけて書く予定です。


七夕

2006-07-07 22:25:19 | 考えたこと
曇ってて星が見えません。

願い事は届くのでしょうか。。。

アルタイルとベガ

空のかなたで今頃イチャイチャしてるのでしょうか


さてさて僕のお願い事を彦星さまと織姫さまは聞いてくれるとこれ幸い。


《僕の身の回りにいる喫煙者が若いうちから病気になりませんように》

《イタリアが優勝しますように》

《日本の金持ちがもう少しボランティア精神に目覚めますように》

《マスコミの報道のあり方がいい方向に変わりますように》

《生まれ変わったら石油王になれますように》

《もっと魅力的な男になれますように》

以上26歳のお願い事・・・。


こどもの頃は、もっと純粋だったような・・・・・・。

みんなはいま何を願うのかな

準決勝②〝ポルトガル-フランス〟~1点をめぐる攻防~

2006-07-06 06:48:48 | 見たこと
相性ってあるよね。
そんな試合でした。
そしてアンリが狙って獲ったであろうPK。
前半33分これをジダンが決めて先制。
フランスはその後ほぼ無難に守りきりました。
フランスの堅固な守備の前に
ほとんどチャンスの作れないポルトガル。

ポルトガルは3位決定戦へ。
フランスは決勝戦へ。

見てる側としてはお世辞にも面白い試合とは言えませんでした。
サッカーはいろいろな見方がありますが・・・。
今日のフランスは、ちょっと前に“守備的過ぎてつまらない”と
バッシングされていた旧イタリア代表(今のイタリアは面白い)よりも
さらに“守備的過ぎてつまらない”サッカーをしていました。
ドメネク監督が決勝まで来れたのは選手のおかげです。

決勝でも万が一今日のようなサッカーをして優勝しても
フランス人以外は誰も喜ばないだろうね・・・。

そんなことはイタリアが許しません!

でもポルトガル同様イタリアもフランスに相性が悪いのよね・・・。




準決勝①〝ドイツ-イタリア〟~120分間で勝負は決した~

2006-07-05 21:15:19 | 見たこと
頭によぎるあの頃の苦い苦しい記憶。
90年イタリア大会・94年アメリカ大会・98年フランス大会
3大会連続PK戦敗退。今でも鮮明に覚えている。
まさか今大会も?それだけは勘弁してくれよ・・・・・・。

この試合、注目すべきは攻撃ではなく守備だった。
118分まで両チームとも相手に点を与えず、
これ以上ないくらい緊張感のある試合だった。
“技術よりも気持ち”DFラインはそんな印象を受ける
凄まじい守りっぷりだった。特にカンナヴァーロは無敵だったね。
攻撃陣はともにゴールの枠にシュートを飛ばすこと自体
とても困難な仕事に思えた。

両チーム疲れの出始めた後半なかば過ぎから延長戦にかけては
少なからずチャンスを作れるようになっていった。
それでもDFをはじめGKの好守、バーやポストに跳ね返され
刻一刻と時間は過ぎていった。

ドイツもイタリアもそして会場全体がPK戦を意識し始めただろうか・・・。
少なくともレーマンとブッフォンはもの凄く意識していただろう。
これまでイタリアには10数本あったCK。
しかしドイツの気迫の前にチャンスとすら呼べない雰囲気だった。
そしてピルロのミドルシュートがレーマンに止められた延長後半13分。
いよいよPK戦だなと思っていたCK今まで再三しのいだCK。
勝利の女神はドラマを用意していた・・・・・・。
デルピエーロの蹴ったボールはドイツDFがクリア、
だがそのボールはイタリアの攻撃を支えていたピルロのもとへ・・・
少し右へ持ち出し、スルーパス・・・・・・
そのボールは“左利き”のグロッソに、
グロッソはこのボールを“左足で”ダイレクトでシュート・・・・・・・・・

「うぉぉおおおキタァアアー!!!」

早朝から大絶叫。。。近所の皆さんスイマセン。。。。。。
反省はしてませんけど。すべての緊張が解けた瞬間だった。
そしてロスタイム、ドイツがわずかな希望にかけて点を取り返しに
かかったところで、さらにカンナヴァーロ→トッティ→ジラルディーノ
→デルピエーロでカウンターから追加点。
そして大興奮のまま試合終了。

心臓止まるかと思うくらいビックリした。

イタリアも
ドイツも
素晴らしかった!!

準々決勝②の感想。

2006-07-03 22:36:03 | 見たこと
〝イングランド-ポルトガル〟

イングランドは好きです。でもポルトガルはもっと好きです。
僕はフィーゴが好きなのです。ジェラードも好きですが。
それぞれのチームははとても素晴らしい選手ばかりですが、
サッカー(チームスポーツ)はそれだけでは勝てません。

今回チームとして優れていたのは、PK戦で勝ったほうでした。
そしてGKリカルドは4本中3本止めました。
入れられた1本も触ってたしね。いやぁPK強いなぁ。
ひょっとして5人目までいってたらリカルド自分で蹴ってたかなぁ。

ポルトガルのチームとしてのバランスの良さは大会随一です。
個人的にはぜひ決勝まで残ってもらいたい。
フランス戦はデコもコスティーニャも戻ってくる。
相性悪いけど勝ってほしい!!

それにしても負けたながらこの試合のハーグリーヴスは一番光ってた。
ランパードはついにPKでもゴールから見放されちゃったね・・・。
さて最後にルーニーに一言・・・次があるよ。


〝ブラジル-フランス〟

この試合は、ジダンの後ろにいる2人に尽きる。マケレレとヴィエイラ。
98年にフランスが優勝したときのデシャンとプティくらいの完成度の高さ。
ブラジルの世界最高といわれる攻撃陣を黙らせた。
まずブラジルはボールを持っても出しどころが無かった。
危険なスペースは全部埋まってたからね。

ロナウドは最高のフィニッシャーです。運動量自体は多くありません。
外に開いてプレーするタイプでもないのです。
バルセロナではエトーかロナウジーニョが開いて
DFが釣られそこにスペースができてるのです。
そのスペースを残りのどちらかと、デコ、ジュリやメッシがガンガン入り込んで
多くのチャンスを作っていたのです。バルサの強さはここにあります。
この前線の連動がブラジルにはありませんでした。
もちろん違うチームだから当たり前なのですが。

ブラジルはガーナ戦も“なんとなく”勝ちましたが、
フランスには通じなかった。スペースを作るとなると
やはりロナウジーニョを活かそうと思ったらロビーニョは必要でした。
出すのがちょっと遅かったかな。


準決勝〝ポルトガル-フランス〟(日本時間6日午前4時)

相性から言ったらそりゃフランス。15勝1分5敗。
しかも最近の重要な大会での試合では、全部フランスが勝ってます・・・。
日本のマスコミはさ、ジダンが最後、最後って騒いでるけど
フィーゴだっておそらく最後なんです。この差は何よ・・・。
んで、この試合は中盤での潰し合いが中心のじれったい展開になりそう。
あとフィーゴもジダンも(他にもいるけど割愛します)累積警告でカードもらったら
決勝進んだほうは試合に出れないなんて事態になります・・・。
審判頼むから空気読んでください。。。

おそらく両チームともワントップでくるでしょう。
だからこそのキープレーヤーは、
フランスはリベリー、
ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド。
この二人がどこまで相手陣内をえぐれるか、
最高のベテランのおかげで自由にプレーできている二人の出来が
この試合を分けそうだと僕はふんでいます。

準々決勝①の感想。

2006-07-01 19:20:43 | 見たこと
〝ドイツ-アルゼンチン〟

ん~アルゼンチンを応援してたので残念・・・。
後半すぐにリケルメのCKからアジャラの素晴らしいヘディングで先制。
GKアボンダンシエリの負傷で選手交替の予定が狂ったかな!?
リケルメ→カンビアッソの交替から守りに入ってカウンターっていう感じに。
これで守りきれればよかったけど
クローゼのヘディングで“追いつかれてしまった”。
確かに点を取ったクローゼもよかったけど、
ボロウスキーのヘッドでの“すらし”がメチャメチャ上手かったね。
その後両チーム決め手なくPK戦へ。
こればっかりはねルールだから仕方ない。
どっちのGKがヒーローになるか・・・。
レーマンだった。PK強いなレーマンは。
ここまで来ると“ホーム”のドイツは手強いね。

〝イタリア-ウクライナ〟

順当。地力の差が出た試合だったと思います。
試合としては前半早い段階で先制点を取ったのは大きかった。
ザンブロッタのシュートはきれいだったね。
試合を優位に進めて、追加点も今まで点の取れてなかったトーニが決めて。
ウクライナに攻められてもDFもGKも落ち着いてたね。
ネスタの怪我とマテラッツィの出場停止でチャンスを得たバルツァーリ。
安定感のあるいいディフェンダーですね。
ウクライナは初出場で(しかも緒戦のスペインに0-4で負けながら)
よくベスト8まで来ました。賞賛に値すると思います。

イタリアはここまで延長戦も無くコンディションはドイツよりいいはずです。
是非決勝までいってもらいたいものです。
Roberto Baggioがいなくてもなんだかんだでイタリアを応援してしまいます。


準決勝〝ドイツ-イタリア〟(日本時間5日午前4時)

前回テストマッチで1-4で“ボコられた”記憶がドイツに残っているのか?
あのときはイタリアがホームでしたが、今回はドイツのホーム。
ドイツはリベンジに燃えているでしょう。
ドイツはチーム自体もあのときに比べ格段によくなってます。
例えるなら、この前イタリアに“ボコられた”時は
日本とのテストマッチの時みたいな感じでした、DF脆過ぎ・・・。

まぁ激しい試合になるでしょう。
シュバインシュタイガーのエグいプレーに応戦するガットゥーゾ(笑)
退場者が出ないことを祈ります!!