kinG♂sugaR

☆愛と笑いとエコとエロ☆

準決勝①〝ドイツ-イタリア〟~120分間で勝負は決した~

2006-07-05 21:15:19 | 見たこと
頭によぎるあの頃の苦い苦しい記憶。
90年イタリア大会・94年アメリカ大会・98年フランス大会
3大会連続PK戦敗退。今でも鮮明に覚えている。
まさか今大会も?それだけは勘弁してくれよ・・・・・・。

この試合、注目すべきは攻撃ではなく守備だった。
118分まで両チームとも相手に点を与えず、
これ以上ないくらい緊張感のある試合だった。
“技術よりも気持ち”DFラインはそんな印象を受ける
凄まじい守りっぷりだった。特にカンナヴァーロは無敵だったね。
攻撃陣はともにゴールの枠にシュートを飛ばすこと自体
とても困難な仕事に思えた。

両チーム疲れの出始めた後半なかば過ぎから延長戦にかけては
少なからずチャンスを作れるようになっていった。
それでもDFをはじめGKの好守、バーやポストに跳ね返され
刻一刻と時間は過ぎていった。

ドイツもイタリアもそして会場全体がPK戦を意識し始めただろうか・・・。
少なくともレーマンとブッフォンはもの凄く意識していただろう。
これまでイタリアには10数本あったCK。
しかしドイツの気迫の前にチャンスとすら呼べない雰囲気だった。
そしてピルロのミドルシュートがレーマンに止められた延長後半13分。
いよいよPK戦だなと思っていたCK今まで再三しのいだCK。
勝利の女神はドラマを用意していた・・・・・・。
デルピエーロの蹴ったボールはドイツDFがクリア、
だがそのボールはイタリアの攻撃を支えていたピルロのもとへ・・・
少し右へ持ち出し、スルーパス・・・・・・
そのボールは“左利き”のグロッソに、
グロッソはこのボールを“左足で”ダイレクトでシュート・・・・・・・・・

「うぉぉおおおキタァアアー!!!」

早朝から大絶叫。。。近所の皆さんスイマセン。。。。。。
反省はしてませんけど。すべての緊張が解けた瞬間だった。
そしてロスタイム、ドイツがわずかな希望にかけて点を取り返しに
かかったところで、さらにカンナヴァーロ→トッティ→ジラルディーノ
→デルピエーロでカウンターから追加点。
そして大興奮のまま試合終了。

心臓止まるかと思うくらいビックリした。

イタリアも
ドイツも
素晴らしかった!!