ヒットした短歌: 16件
萩原朔太郎初登場!
遠波に鉦かすかなる薄月夜西行堂に磯千鳥きく
前田夕暮 『歌稿 潮の香』, 1905, [1905]
西行の昔しのびてたたずめば鳴立沢に梅かをるなり
前田夕暮 『わかぐさ』, 1903, [1903]
寂律や葦に物いふ夕澤邊鴫立つからに思ふ西行
萩原朔太郎 『短歌』, 1905, [1905]
後ろよりしばしと物も申さむか西行めきし御僧の姿
前田夕暮 『歌稿 靑あらし』, 1905, [1905]
そのこころ通ふものありて西行と家持を究め學位贈らる
窪田空穂 『木草と共に』, 1963, 1964
西行のとゆきかく行きしたりけん論議の殿舍地主の御社
与謝野晶子 『沙中金簪』, 0000, 1933-1934
西行の堂に背を倚せ「心なき身にも」の秋を夕誦する歌
前田夕暮 『歌稿 潮の香』, 1905, [1905]
俯向きて歌思らしき西行のみ木像に夕日ささせて見たき
前田夕暮 『歌稿 靑あらし』, 1905, [1905]
淺草の今戸すゑ物つたなけれと西行もつくるゐのししもつくる
正岡子規 『竹乃里歌』, 1900, [1904]
(注)誹風柳多留に「西行と五重塔をほしかため」がある
西行法師いづくに浜[※結果の一部のみ表示]
土屋文明 『続青南集』, 1961, 1967
小男の西行法師、眉ひそめ氣むづかしげに、一ところ見てゐたりけり、恐らくはかかりにけむと、先つ年見ける面形、たまたまにここを過ぎるに、ありありと見ゆ。 : 窪田空穂 『靑朽葉』, 1927, 1929
近江路の西行く道を[※結果の一部のみ表示]
土屋文明 『青南後集』, 1974, 1984
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