ヒットした短歌: 6件
畑中のひろ街道を行く人のかげうす寒く嶋なきわたる : 釈迢空 『短歌拾遺』, 1903, [1903]
うす寒き雨の曇リに木蓮は狼籍として散りて光れり : 新井洸 『微明』, 0000, 1916
溫泉あがりの肌うす寒き山の宿二人竝びて望の月みる : 若山牧水 『歌集未收録歌』, 1902, [1902]
うす寒きけふこのごろやひとり居るさびしき時に君をおもふも : 斎藤茂吉 『白桃』, 1934, 1942
朝床に目覺めにけるがうす寒さこころよくしてまた目をつむる : 窪田空穂 『卓上の灯』, 1948, 1955
庭の木を日かげ限らふ うす寒に爐の邊こほしみ 夜の構へすも : 伊藤左千夫 『[左千夫全集]』, 1906, [1906]
昨日今日冷えていて、ちょうど窪田さんのような気持ち。
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