第10回冬季パラリンピック・バンクーバー大会が開幕する。
1960年ローマ国際障害者スポーツ大会を第1回と数え、現在では
夏冬ともオリンピックとセットで開催されている。
『平行』を意味する言葉PARALLELから『もうひとつのオリンピック』と
名付けられた大会は、技術とパワーを競うオリンピックと同様、心身の
障害に屈せず懸命に頑張る姿に感動させられる。
生来の障害、事故や戦争のための中途障害の相違はあっても、それを
乗り越え、残る機能を発揮してスポーツに挑戦する生き方には感嘆あるのみ。
10日間の大会には世界44カ国から500人超の選手が参加、日本からも
42選手がアイススレッジホッケーなど5競技に挑戦する。
かつて勤務していた障害者施設には、寝たきりや車椅子の生活を余儀なく
された子供たちが大勢いた。しかし心身の障害はあっても明るく素直な表情に
私の方が「生きる力って素晴らしい」と、勇気を貰うことが多かった。
彼らに下手な同情や哀れみは不要。『みんなちがって みんないい』の心、
互いの違いを認め合い助け合う姿勢があれば、それで良い。
先日のオリンピックに負けない声援を、バンクーバーに届けたい。
オリンピックが終わりあの華やかさはありませんが心から拍手を送りたいと思います。
五体満足(かどうか?)の私、無気力状態の今に少しでも刺激になってほしいものです。
kimitsukuさんのパワフルさに感心仕切りです。
そして私こんなことしていていいの?…みたいな反省も。
人は与えられた境遇の中でベストを尽くすよう、プログラミングされているのでしょうか。
いま現在、自分に出来ること、すべきことを為しなさいと、天の誰かが命じているのでは?
私は、そのように考えることにしています。
『人生は重き荷を背負いて坂を登るが如し』とか、人生いろいろあるけれど、まあ元気(カラ元気?)を出して歩み続けましょうよね。
重度の障害に負けずベストを尽くす選手たちに、大きなアッパレ です。