氣まぐれ剣士の言いたい放題

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410 水野南北(2)

2006-10-26 07:57:27 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

410 水野南北(2)

水野南北~人相術と粗食開運法~
 その後、彼は江戸に戻ると、観相見(人相占い師)を開業します。
彼の百発百中の占いは、大評判となります。

 奉行所の依頼に応じて迷宮入りしかけていた事件を解決したこともあります。
 朝廷から従五位の称号を贈られたこともあります。
 こうして彼は、観相学の大家として、その名を不動のものにしたのであります。
 彼の観相学は、これまでの人相術に様々な革命をもたらしました。

 一つとして、彼は書物に書かれていることはあくまで基礎であり、これだけでは駄目だ。これを完成させるにはデータを集め、経験が必要であるという考えを普及させました。 

 晩年になると、彼は「食」に着目するようになります。彼は、人間の運命を最も大きく左右する要因は、「食事」であると考えました。
 「食事」の仕方によって、人の運は良くもなるし悪くもなる。それはつまり、「食事」に気を付けていれば、運を開き、健康になり、長生きも可能である。そもそも、若き日の南北の命を救ったのは、麦と大豆の食生活ではなかったのか?

 それでは、どのような食事が、人を幸福にするのでしょうか? それは「粗食」でである。晩年、熱心な仏教徒になった南北は、精進料理を勧めます。
 美食を避け、腹は常に八部目にする。決まった時間に決まった量を食べること。大酒飲みなど、もっての他。

そうだったのですね。食事によって人相も変わるんですね。確かに昔から美食より粗食の勧めがありますね。美味しいものを食べるより、美味しく頂く方がどれほど健康にいいか分かりませんね。氣まぐれ剣士は、女房殿のお陰で美味しく頂くことに慣れました。これ、褒めているのですよ!

次回もお楽しみに
以上