氣まぐれ剣士の言いたい放題

氣まぐれ剣士が剣道その他を思うままに書いています。
一度のぞいてください。

318 臆病

2006-03-21 06:28:46 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

318 臆病


「臆病」な人が、気が弱くて優しいわけではありません。いつも自分を守ることしか考えていないから、「臆病」になるそうです。

いつも「私が悪い」「どうせ私なんか…」と自分を卑下し、何かを恐れてビクビクしている「臆病」な人は、結局自分を守ることばかり考えている人ですね。

「臆病」な人は他人からの攻撃に対して、最初から防御体制を敷いているだけのことで、自分のことしか考えていません。本当は「悪いのは自分ではなく、相手だ」と思っているのに、それを言い出せないでいる情けない自分を隠して、納得させるために「臆病」なフリをしているみたいです。

 本音の部分では、人一倍、自分のことを認めて欲しいのですが、それを言い出せないが為に、「臆病」を装って、その原因を他人のセイにしようとしているのですね。

「臆病」な人は、他人から嫌われたり、拒絶されたりすることを極端に恐れますが、
しかしそういう「臆病」な態度こそが、最も他人から嫌われる原因になっていることに気が付きません。

いつも本当の自分を隠して、相手の反応にビクビクしている人と、長所も短所もあっけらかんとさらけ出している人と、みなさんはどちらの人に好感を持つでしょうか?

「臆病」とは、「本当のあなたが隠れてしまっている病」と言う意味だそうです。自分が本当の自分を隠しているのに、あなた以外の誰かが、「本当のあなた」に気付いてくれると思うのは虫が良過ぎるかもしれません。

自分自身が本当の自分の存在に気付いて、認めてあげることしか、「臆病」に付ける薬はないそうです。

 気まぐれ剣士も大変臆病です。うそを付くとすぐにドキドキしてすぐに女房殿にばれてしまいます。女房殿を騙せるくらいになったら、剣道ももっと強くなれると思うのですが・・・

いかがでした。
次回もお楽しみに
以上