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趣味のブログ

天賞堂EF58のレストア 〜走り装置の整備〜

2022-06-22 01:00:00 | 天賞堂EF58レストア
(まさかのひと晩連続投稿。日付けは変わりましたけど)

車体の目処が立ったところで、走り装置を調整します。

原状としては、
・1台目(175)は、通電したところ、動きました。
・2台目(88)は、ブーンという唸り音のみで、動きません。

数十年の眠りから目覚めたとしたら、1台目は奇跡ですね。2台目は想定内。
いずれにしろバラす必要があります。

原状が試運転をムービーで撮ったものしか残っておらず画質が悪いのが恐縮ですが、2台でギアボックスの形状が異なります。

調べたところ、リンク先の内容となりますが、当時の天賞堂F型電機は2種類の方式が存在したようです。

<転載>
1.平ギアで下に伝達しウオームギアで車軸を駆動する方式
2.ウオームギアで下に伝達し平ギアで車軸を駆動する方式
</転載終わり>

1台目(175)は「2.」、2台目(88)は「1.」ということですね。

ひとまず不動の2号機からバラシました。
前後にある重たい鉛のウェイトを外します。

モーターの中が恐ろしく綺麗です。ほとんど走っていない?
ただ電線は被膜が剥けていたりするので要交換ですね。

台車枠をギヤボックスを分離して裏蓋を外すと・・・不動の原因は案の定というかグリスの固着のようですね。

飴のようにカッチカチでした。

灯油とか持ち合わせていないので、パーツクリーナーにドブ漬け。
念のため「プラスチックセーフ」というのを使っています。

漬けただけではビクともしないので、爪楊枝を使ってカキ落とします。


全ての部品の洗浄が終わったら、再度組み直してグリスはタミヤのシリコングリスを塗っておきました。

さて、動くかな・・・?


背景がお見苦しいのはご容赦ください。

なお、写真はありませんがこの後1台目も同様の作業を行っております。
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