(5) 米国西海岸への旅：オレゴン州 ベンド

コンブチャで酷い目に遭いましたが、次の日には見事に復活、
20ｋｍ弱歩き、この日も大自然を満喫しました。

オレゴン州ではベンドという町に滞在したのですが、
ここはスポーツで賑わう町として有名です。
引退した元オリンピック選手がチョイスするような、そんな場所なのだそうです。

そんなベンドの自然の魅力をすべて詰め込んであるのが
Soda Creek, Green Lakes, Three Sisters Wilderness trail (標高2200ｍ）。
この町から見える山々をすべて間近で眺めることができます。




山はもちろん、草原、川、森、湖、と何でもござれで、
溶岩原もあったのですが、



なんとこのでっかいのは黒曜石！



私たちが余りにも凄い、凄いと騒ぐので（笑）、
後日、見渡す限り黒曜石という国立公園へ連れて行ってもらいました。

黒曜石、っていうと思い出すのは、小学校で習った小さな鏃。
なので大きさといい、量といい、圧巻でしたねぇ。




オレゴン州滞在初日のジョギングは、標高が高いのと
時差ボケで軽い酸欠モードになり目が微妙にチカチカ。

でもこのアウトドア三昧が効き、
最後は標高2000mの場所で 8 kmのトレイルランニングをエンジョイ。

我ながら感心してしまいました。

最後に。
カナダのロッキー山脈で出会ってから、私が愛して止まないダグラスファー。
とーっても良い香りがします。


仕事を忘れ、よく遊んだ２週間でした！
米国西海岸から無事にカエル。どんとはれ。（＾＾）


　

健康飲料!?「Kombucha（コンブチャ）」

オレゴンでは「コンブチャ」なるものが大流行していました。
義叔母さんから一口飲ませてもらった味はココナッツ風味の炭酸飲料。
私は「昆布茶→コンブチャ」と脳内変換、色々種類はあるけれど、
それが変形していった単なるソーダだと勝手に解釈しておりました。

が。

10 km トレイルランニング・レースを完走後、渡されたコンブチャを
試飲したらアルコールが入っていたことが判明（私はアルコールは全然ダメ）、
その後立てなくなったばかりか、瞳孔が開き視界が真っ白に。

標高1700ｍでのレースでしたし、全身にまわる、まわる。
そして全部ゲーしました。

お友達とその話になり、昨晩夫がググってみたところ、
コンブチャは「紅茶キノコ」というゲデモノ発酵飲料であったことが発覚。

Σ（￣ロ￣lll)

私はアルコールはもちろん、炭酸飲料といったジュースもほとんど飲まず。
普段は基本的に水を飲む人なんですね。

試飲したものが「ホワイト・ローズ」だとか「ラベンダー」とか、
飲み物としてはありえへんものだったということもあり、
毒として体が思いっきり拒否しました。

健康食品として大流行しているけれど、
私はもうノーサンキュー。

オゲ～

家では犬も（まじで）心配してくれたぐらい。
義叔母さんがＥＲの元看護婦で良かったです。

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参考URL「"コンブチャ"ってなに？」
http://www.shoninsha.co.jp/modules/igarashi_usa/2012/06/04/1008

(4) 米国西海岸への旅：ワシントン州、Mt. St. Helens

７日目はMt. St. HelensのHarry’s Ridge trail（12.8 km ）をトレッキング。
続いて、 Coldwater Lake trail（3.2 km） ハイキングしました。

この際、はっきり言おう！私は高所恐怖症だ！
過去に事故は無いとはいえ、「DANGER!」「Caution!」と記された看板がある
細～ぃ崖っぷち登山道を歩くというのは……ギャー!

しかも結構な距離があるのだ～。ふへー
当然多くのハイカーが、ここでUターンします。
まぁ、そのおかげで広大な大自然を夫と2人で満喫することができましたが。

まずはアスファルトの道からスタート。この光、なんだかエイリアン アブダクション！



以下の景色はすべて夫とふたり占め。
阿蘇山を彷彿させる風景でした。





ハックルベリー。食べられます。


雪を頂く山はMt. Adams。湖はSpirit Lake。
浮いている白いものは、1980年の大噴火で吹っ飛ばされた木々。
腐ることなく水面を漂っています。凄いねぇ。


セントヘレン山は夏真っ盛り。様々な植物が色を添えてました。

(3) 米国西海岸への旅：ワシントン州、Eagle Creak

滞在６日目の午前中は、車でワシントン州へ移動。
午後は、Eagle Creek トレイル（20.9 km） ハイキングしました。



このトレイルはほとんどずーっとまっすぐ続きます。
曲がる、というより橋で川を渡る、といったほうが正しいような。

面白い点は、目的地であるTunnel Fallsまで結構な高さになるのですが、
斜面を登っていることに全く気がつかなかったこと。

崖っぷちみたいなところを歩いてようやく「自分は登ってきた」ことを実感しました。
片道10kmという距離があると、斜面は本当に穏やかになるんですねぇ。

途中にもいくつか滝はあるのですが、やはりTunnel Fallsが一番素敵。
その名と通り滝の真ん中あたりにトンネルがあり、滝の裏側を歩くことができます。
一番上の写真は、トンネルの出口から撮ったもの。
下の方には虹がでてます。わかるかな。



こちらはトンネルの入り口から撮ったもの。


火照った顔に滝の水がパシャパシャとかかり、気持ちが良かったです。
その後 以前から行きたかったMt. St. Helens 山へ！　いやっほー！

(2) 米国西海岸への旅：オレゴン州

オレゴン滞在４日目はまず8kmトレイルランニングから始まりました。
その後、車に乗り込み、

　　・マッケンジー峠にあるDee Wright Observatory (溶岩原)を散策、
　　・Proxy Falls 2 kmを ハイキング、
　　・McKenzie River trail / Blue Pool 6.4 kmをハイキング、
　　・Sahalie Falls 滝を散策

…しました。盛り沢山！

Dee Wright Observatory




Proxy Falls も溶岩をあちこちに眺めながらハイキング。


Blue Pool へと続くMcKenzie River trail の森は、カナダで感じた空気と似てました。
カナダがとても恋しい。くぅ。




Blue Poolはその名と通り、真っ青でした。
水は手を３回浸けただけで凍りそうなぐらい冷たかったです。




Sahalie Falls の滝は水量が多く圧巻だったのですが、
遠目からその横に足をぶらぶらさせながら座る青年を発見。
落ちたら一巻の終わりという危険な場所なので、
飛び込んでしまうのではと本気で焦りました。
近づいてみると、聖書を読んでいた…おいおいおい（汗）