名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

ああ空海 ああマジ空海 ああ空海

2018-02-25 00:42:20 | 日記(その他)
1日に映画を2本見るという強行軍をしました。

ザ グレイテスト ショーマン



空海

です。

その感想です。

ネタバレな内容を含むため、以下に空白スペースを設けます。























































【ザ グレイテスト ショーマン】

世間の評価も高く、嫁さんも絶賛していましたが

私には向いてませんでした。

主人公のバーナムさんのキャラが、生理的に受け付けられませんでした

まぁ、映画の中の人物と、現実を混ぜるのは阿呆だというのは理屈の上では分かるのですが

感情的に

「あ、こいつ無理」
「絶対に一緒に仕事したくない」
「友達になれないな」
「お前の楽観的観測でどれだけ迷惑かけてるんだよ」


という気持ちが勝ってしまいました。

ストーリーを簡単に言うと

貧しい出の男が頑張って成功。
→イケイケドンドンで事業を拡大しまくったはいいが、しくじって一文無しに。
→でもなんやかんやで再スタートを切り成功。

って感じです。

失敗したシーンで

「自業自得やん」

と思ってしまい、全く感情移入できませんでした。

また、物語中盤では、サーカス団のみんなが排斥運動の対象になっていたのに

クライマックスでは、何事も無かったかのようにみんなの人気者に

尺の問題もあったのでしょうが、ご都合主義な感じをぬぐえませんでした。

ヒュージャックマンを筆頭に、役者陣の演技・歌・ダンスは素晴らしいものでした。



【空海-KU-KAI-】

なんというか、鑑賞直後、世界観に無理があるなと感じてしまいました。

タイトルは空海なので、空海が主人公だと思ってしまうじゃ無いですか。

で、予告編から、空海が歴史の謎を解き明かすサスペンス物なのかと思って期待して見はじめたら

なんとファンタジーでした。

主な登場人物がみんな歴史上の人物で、実在の国家が舞台になっているのに

「幻術」なる魔術のようなものが平然と登場し、それこそ観客を惑わせる。

ロードオブザリングみたいな世界観の作品なら、なんぼでもそういう描写があっても良いが

「歴史物」だと思って見に行った私には受け入れがたいものでした。

また、一人の登場人物をさす言葉が複数出てくるんですよ。

それが、中国という不慣れな文化の言葉なので

「あ、これってさっきのあいつのことか」

と、理解に遅延が生じてしまったのも、難点でした。

個人的には、中国語の音や響きは好きなんです。

ちゃんと勉強しているわけでは無いので、何を言っているのかは分からないのですが。

なので、吹き替えしか無かったのも残念ポイント。

中国が舞台なんだから、中国語で会話してもらった方が雰囲気が出るのに。

帰りの車の中で、嫁さんと

「タイトルが猫の呪い伝説みたいな感じだったら、猫と呪いの話だと最初から思ってみられたから、楽しめたのかもねー」みたいな話をしていたのですよ。

そしたら、帰宅後ネットを見ると

原題:妖猫傳/LEGEND OF THE DEMON CAT

いやほんとわけのわからない邦題つけた奴誰だよ。

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