プラタナスとケヤキかな
大きな樹がいつも寄り添っている 元市民プールの広い公園
樹齢何十年だろうか?
一本はプラタナスでもう一本はおそらくケヤキだろうと思う!
沢山の生き物の営みを見つめ 声を聞いてきたのだろう
樹の真下に立って 手を当て耳を当てそのまま上を見上げ 葉っぱと風の話し声に耳を傾ける
冷たい空気が鼻と耳と瞳の奥に入り込みくすぐりはじめた! そっと目を閉じてみた。
この大きな生き物も大地に根をはり 暑かろうが 寒かろうがいつも同じ場所に立ちすくみ
陽が昇り沈むのを見つめ 生きている!
いつになるのか分からないが、自ら枯れるまで立ちすくむ
おそらく枯れる間近になったら 人が保存しなくてはと奔走するだろう!!
ただ、今までここが終の住処と立ちすくんで生きてきた木古里の前の街路樹 ゆりの木は
無残にも根こそぎ伐り倒されて 跡形もなくなってしまった!
道路拡張の為仕方ないと人は言う!!
この木々たちも人の都合で 伐り倒されないように心から私は祈っている。