家族の深いつながりをつくる

家族がもっと深くつながるため、私の家庭で実践していること、学んでいることなどを書き綴っています。

怖れを話す その4

2014-10-22 06:44:00 | 怖れや弱みを伝えあう
何から話したかなあ。
そうだ。これだった。
 
 
1年半前に離婚したこと。
どうして離婚したのか、という、その時の自分の気持ち・状態。

何年間も、ずっと元嫁さんの話を聴いていた。
だけども、聴き続けていて、自分に余裕がなくなったこと。
私が聴いて欲しいと思っていたことを聴いてもらえなくて、
苦しくなっていったこと。
そのうち、私が元嫁さんの話を聴けなくなっていたこと。
最後には、元嫁さんに強い言葉を言うようになっていたこと。

家族をつくる、幸せな家族とはどういうものなのか、
よくわからないと思っていること。
子どもを持ちたいと思ったことがなかった、ということ。
子どもをどう扱っていいのかわからない、ということ。

...他にも、たくさん話したと思う。
 
 
実質初めて逢う人、それも、かなり気になっている人に、
逢って1時間も経っていないうちにこんな話をしていた。

いま改めて思い返しながらこの記事を書いているのだけど、
よくこんなこと話したなあ、と思う。

私はコーチという「人の話を聴くしごと」をしているのだけど、
「人の話を聴くしごと」をしている人が、
「最も大切な人の話を聴けなかった」話をする。

最も大事にしていることを大事にできなかった、
という弱みを話した。
どうやって家族・家庭をつくっていいのかわからない、
という恐れを話した。

両方とも、今も最も大切にしていることだ。


パートナーは、しっかりと噛みしめるように聴いてくれていた。
そして、パートナーも自分の弱さや恐れていることを話してくれた。

こうして、自分の持っている恐れや弱さを聴きあうことができた。


~次回へつづく~


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怖れを話す その3

2014-10-21 21:00:35 | 怖れや弱みを伝えあう
そして、待ち合わせ場所のカフェに着いた。

高速道路脇なのだけど、とても静かなところ。
確かオーナーが自分で建てた店だったような。
暖色系の明かりが灯ったとても優しい雰囲気だ。

待ち合わせ時間になっても、パートナーは現れない。
連絡も来ない。
その店やオーナーのゆったりとした雰囲気もあったからなのか、
なぜ来ないのだろう、と思うことなくただ待っていた。

待ち合わせ時間から約30分経ったころ、
パートナーから電話が入る。

昼間の予定が予定以上に時間がかかり、
まだ途中駅なのだそうだ。
それも携帯電話の充電が切れ、連絡取ることもできなかったようだ。

電車の本数がかなり少ない路線だったので、
パートナーがいる途中駅まで迎えに行くことにした。

予定外のことが重なると、緊張というものはなくなるらしい。
電話であまりにも申し訳なさそうに話すパートナーの声を聴いて、
全く緊張がなくなった。
迎えに行く約20分間の運転中、なんだか楽しくなりずっと笑っていた。

そして、パートナーを駅でピックアップし、
待ち合わせしたカフェに戻った。

どんな話から始めたのか、全く覚えてない。
約束を取り付けたときの内容、つまり、
シンポジウムの感想とか、そんな話をしていたと思う。

逢うのは二度目で、ちゃんと話したことさえない。
そんな人だったのだけど、あまりにも自然に話ができているのが、
ちょっと不思議でもあり、面白かった。

そして、、、
どんなきっかけだったか忘れたけれども、
「私の弱さ、怖れていること」について話始めた。


~次回へつづく~


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怖れを話す その2

2014-10-21 08:20:30 | 怖れや弱みを伝えあう
どうしたらよいか悩んでいると、ふとしたきっかけが現れてくるもので。。。

そのときパートナーが関わっていたところであるイベント開催の記事が。
イベント自体には参加できない。
だけども、当日その近くまで行く予定がある。
(実際行ってみたら、30km以上離れていたんだけど。。。)

「近くまで行く予定があるんです。」
「時間合えば、先日のイベントの感想とかお話しませんか?」

そんなことを書いて、メッセージしてみた。
そうしたら、「OK」の返事が!

パートナーに後日このことを聴いてみたら、
「なんて仕事熱心なファシリテーターさんなのだろう!」
と思っていたらしい。

良い意味での誤解がありつつも、まずは約束を取り付けた。
逢う約束は決めたけども、どう話すかは全く決まらず。

そうこうしているうちに、当日を迎える。

夕方6時過ぎ、その日の仕事(あるイベントのアシスタント)を終え、
待ち合わせの場所に車で向かう。

車の中で思っていたこと。
「怖れや弱みを話すこと。これだけは必ずやろう。」
「この後どうなるか、とか、そういったことは一切考えない。」

もう当日になり、あと1時間もしないうちに逢って話をするのだから、
余計なことを考えても何も変わらない。

諦めるというか、手放すというか、天に委ねるというか。。。

待ち合わせ場所に着くころには、すっかり落ち着いてる自分がいた。


~次回へつづく~


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怖れを話す その1

2014-10-20 21:06:07 | 怖れや弱みを伝えあう
私がパートナーと出逢って、最初にしたこと。
それは「自分の恐れていることを話す」こと。
「自分の弱いところを話す」こと。

私はコーチングを仕事にしています。
同時に、私もコーチがいて、コーチングを受けています。

そのコーチと対話していて出てきたこと。
それが「今、一番気になる人に自分の弱さや恐れを話す」ことだった。

自分の口から言ったものの、正直、どうしたらよいかわからない。
その上、なぜか「一番気になる人」は誰か?と思ったときに、
最初に浮かんだのが、今のパートナーだった。

その時点では、まだ1度逢っただけだった。
それも、あるシンポジウムで逢っただけ。
私はファシリテーターの一人。
パートナーは参加者の一人。

ファシリテーターと参加者、という関係での会話しかしていない。
休憩時間にも、普通の会話はしていなかった。

だから、なぜその人が思い浮かんだのかよくわからなかった。
たしかに気にはなっていたけど。

どうやって約束を取り付ければいいのだろう?
そもそも「私の弱いところや恐れていることを聴いてください!」って、
アポイントなんて取れないよなあ。

かなり迷って、どうしたらよいのかわからなかった。
何日も、どうしようか、迷っていた。

でも、「怖れや弱みをその人に話さない」という選択肢はなかった。
いま思えば、とても不思議だけど。


~次回へつづく~


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はじめまして

2014-10-20 20:53:00 | 日々のこと
はじめまして。
私は40歳半ばのいち男性です。
普段は、家族の深いつながりをつくるコーチをしています。


私には離婚歴があります。
家庭がうまくつくれなかった経験があります。

また、物心ついたころから両親の仲が悪かった。
なので、あたたかい家庭・家族というものを知りません。


いま、パートナーと一緒に住んでいています。
その私が、あらためて、今のパートナーとの家庭つくり。
つまり、家族の深いつながりをつくりはじめています。

喧嘩や言い争いもたくさんあります。
でも、それでも、二人の関係はどんどん深くなっている。
それは確信もって言えます。

どうやって、深いつながりをつくっていっているのか。
日常でやっていることを、つらつらと書いていこうと思っています。

どうぞよろしくお願いします。


<管理人>

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